MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらり散策~谷戸の風景

2010年12月28日 | まち歩き

この冬一番の冷え込みとなり、快晴の冬空となっていた。

マイコースの慶応大学湘南キャンパス(SFC)周辺の里山をジョグ&ウオークで訪れた。今日も、富士山や丹沢山系の姿を見せており、冬の絶景が広がっていた。

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藤沢西部のこのエリアは、藤沢市の景観ベストテンにも数えられる里山風景が広がり、谷戸と台地の緑豊かで、湘南海岸とは異なるジョギングコースとして、心休まり癒される雰囲気がある。

冬のこの季節は、春の新緑や秋の紅葉時期とは異なり、訪れる人も少なく静かな谷戸風景が広がっていた。

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慶応大学看護学部の奥に入ると、笹や雑木が生い茂っていて鬱蒼とした雑木林であるが、 この辺は、ビオトープとして環境保全地域となっており、広大な竹林の中には小出川の源流が見られるが、春と比べると湧水の量も少なかったようだ。

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世界的に生物多様性の保全が重要視されているが、この地域では最も自然豊かなエリアで残しておきたい風景であろう。

となりの広大な竹林に一歩踏み込むと、別世界のように昼なお暗く、ひんやりとした空気漂う異様な雰囲気を感じていた。

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春には、竹炭まつりが開催されて賑わうが、この日は竹炭窯にも火は入っていなく、静かな窯周りで、墨の原木が整然と並べられていて、「竹炭の里」の光景でした。

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春に訪れた時には、竹炭焼きの苦労話を聞いていたが、竹林の保存や炭焼きには、大変な労力が要るようで、現在はボランテイアの皆さんが貴重な文化を保存しようと苦労されているそうだ。

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竹林の中の小径を歩いてみたが、意外と整備されており、健康の森とも言われるようで、マイナスイオンが充満し、音がすべて竹の中に吸い込まれているような異様さを感じる雰囲気がある。

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出口を見失うほど広かったが、かろうじて出口を見つけ慶応大学側へ脱出したが、体いっぱいにパワーを授かって足も軽くなり、自然の尊さを感じていた。

コメント
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