MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

奈良マラソン~歓走記

2010年12月07日 | マラソン

平城遷都1300年祭のフィナーレを飾る記念事業である『奈良マラソン2010』に、兄弟、家族で参加してきました。

マラソンブームと言われる中で、関西地区で新しくスタートしたフルマラソンとあって、募集開始から5日間で定員(18,000人)をオーバーして締め切られたという人気を呼んでいたようだ。

コースは、平城宮朱雀門西側、興福寺、春日大社など、世界遺産エリアを通り、天理教教会本部南側で折り返す奈良・大和路を走る大変魅力あるコースとなっている。

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大会前日に、奈良に入り「なんとくん」に出迎えを受けて、兄弟・家族揃って、受付会場の鴻ノ池陸上競技場へ向かったが、会場でも大勢の大会STAFFの歓迎を受けて、全国から集まったランナー仲間で賑わっていたが、スペシャルゲストで招かれたQちゃんの姿もあり、大会ムードは非常に盛り上がっていた。

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当日は、これ以上は望めないような快晴となり気温も16℃前後と、願ってもないコンデイションとなり、いやが上にも気持ちが高ぶっていた。実は、先月マイチャリで転倒して左手甲を骨折、入院していましたので、走り込みも出来ておらず体調絶不調だったが、取りあえず行けるところまで行こうと決意してのスタートだった。

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フルマラソンは、今春の東京マラソン以来であるが、今回だけは準備不足もあり、完走第一で、記録は無視してのスタートで、Qちゃんから激励を受けて恐る恐るのスタートとなり、我が「ふくらはぎくん」にも、言い聞かせてスロージョギングで走りだしていた。

10Kmまでの市街地を走るコースでは、沿道の声援を受け、仮装ランナーなどと声掛けながらペースを維持している内に、リズムを取り戻してきて奈良公園内に入った頃には、「ふくらはぎくん」も、納得してくれてペースを刻み始めた。

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15Km地点を過ぎて天理市に入ると、景観は一変して見事に初冬の色づいた山々と田園風景が広がっており、LIVE演奏や鐘を叩いての声援や沿道ボランテイアSTAFFの力強い声援を受けて、ハイテンションになっていた。

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天理大学構内を抜けて20Km地点を過ぎて天理教本部から天理大の参考館のゲートを潜ると、折り返し点に到達してみると、その構内の建物は途轍もなく大きかった。

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話には聞いていたが、想像をはるかに超えるもので、しばし足を止めてシャッターを押し続けて、構内の景観に目を止めていた。また、その歓迎ぶりは、吹奏楽団演奏やお汁粉のふるまいなど、ユニフォームを見て「横浜さ~ん・・・頑張りや~」と声をかけてもらい、眼がしらが熱くなるほどでした。

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元気をもらい白川大橋に戻るが、コース最大の難所である登り坂にかかる頃になると、疲労も蓄積して「ふくらはぎくん」「ハムストくん」が、泣きはじめていた。

白川大橋からの素晴らしい眺めに気を紛らわせて、何とか登りきっていたが、30KMを過ぎるころからは、アップダウンに耐えかねて、「ハムストくん」が悲鳴をあげてきて、ペースダウンを強いられてきた。

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声援に元気づけられてようやく奈良公園・大仏前に戻ってくると、鹿くんがロードへ出てきて伴走してくれたり、家族からオーラを受けると、あと3KM、あと2KMと言い聞かせて我慢の連続で、最後1Kmの登りは、喘ぎながら歩を進めて、ようやく競技場へ戻り、ゴールへ到着。

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競技場に入り口では、Qちゃんがゴールを目指すランナーに次々とハイタッチで出迎えてくれて思わず飛び上がっていた。

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ゴール後には、地元のおばちゃん達から「横浜から奈良まで走りに来てくれはってありがとう~」 と声をかけられたが、地元の皆さんの温かい歓迎を実感したが、コースのボランテイアSTAFFのサービスなど本当にランナーと地元市民と一体となった熱い大会だったと感謝の気持ちが一杯でした。

『しみじみと 感じる 奈良のおもてなし・・・』を感じて またの参加意欲が湧いてきます

大和路の歴史文化や自然を楽しみながら、快晴の空の下で走れた歓びは、素晴らしくまさに『歓走・完走』であった。

我が兄弟や息子も、それぞれの目標を達成しており、互いに健闘を称えあい、歓走パーテイーで盛り上がった。

コメント
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