横浜で開催される春の最大のマラソン大会である「第34回神奈川マラソン」が、5日横浜磯子地区で開催され、今回はコース観察として出かけてきました。
今回もエントリー申込みが受付と同時に殺到して早々に締め切られており、関東地区では屈指の人気大会となっているが、ハーフマラソンに7,000人、10Kmに3000人の計1万人が参加して盛り上がっていた。
本大会は、神奈川県の走友会連盟が、独自にランナーの立場になって運営する大会で、コースは市街地ではなく、工場地帯や海釣り公園などを走るが、ランナーに取っては、非常に走りやすい大会として好評を得ている。
我が走友会は、今回も受付係やコース観察、ゴール係などを担当していたが、いつもランナーとして大会運営について感じることを思いながら、次々と会場に入るランナーと交流が楽しみでもある。
早朝7時過ぎに会場に着き、運営についての関連事項を確認し合って、担当区のコースへ移動し、カラーコーンやロープなどの準備を終えて地域企業や交通警備関係との打ち合わせを行いスタートを待っていた。
最初に10Kmの選手が到達すると、いつの間にかIHI工場前には応援人垣が出来ていて安全確保に汗していたが、選手たちの楽しそうな笑顔を見送りながらエールを交換していた。
メインレースであるハーフマラソンでは、大学の部には、箱根駅伝を走った選手諸君の顔もあり、地元の青山学院や東海大、亜細亜大、関東学院、国士舘大、駒沢大、山梨学院、専修大、など箱根駅伝で見慣れたユニフォームの選手の大集団が先頭を引いており、沿道からの大歓声を呼んでいた。
トップ集団が通過した後も、約1時間30分の間は切れ目なく大集団が続いていたが、応援する余裕もなく、事故防止と選手の動向を眺めながら異常がないだろうか?と監視していて、ほぼ選手が通過した後には、レースを走る以上心身共に疲れを感じていた。
丁度ランナーのピークが通過しているときに、我が弟たち2人が突然目の前に現れてハイタッチしてあっという間に通過していったが、ゴール後に無事ゴールしたと連絡が入って一安心・・・
最終ランナーが通過後には、コースの後片付けなどを終えて、ゴール会場へ戻ってみると、次々と栄光のゴールへ向かう姿があったが、さすがにコースで見送っていた顔とは異なり激走の苦しみが現れていたようだ。
最終ランナーのゴール後には、会場には完走して歓びを体いっぱいに表してランナー同志の交流が行われていたが、東京マラソンを3週間後に控えてマラソンブーム真っ只中の雰囲気が溢れていました。