東京マラソンを無事完走して心配していたウイークポイントだった脹脛も悲鳴を上げることなく、適度な疲労感はあるものの達成感を味わいながら、当日の中継録画を見ながら改めて完走の歓びに浸っていた。
報道などによる情報を見ながら、ランナーの目からみた感動やレースのあれこれを見たままに書いてみました。
ロンドンオリンピック代表選手の選考レースでもあり、エリート選手の争いも大変気になっていたが、後方スタートの市民ランナーにとってはレース中は知る由もなく、録画を見ながらその展開を見て、初めて藤原新選手の自己新による活躍に大拍手でした。
話題の川内選手のけじめのつけ方には、些かびっくりしたが、如何にも川内選手らしいものを感じ、更なる活躍に期待し応援していきたい。
今回も完走率は、公式発表によるとフルマラソンでは、96.4%と昨年並みの高率となっており、約34600人のランナーが感動のゴールゲートを通過したようです。
スタート時点では、冷たい北風が容赦なく肌を叩き 気温も5℃近い気象条件だったが、中間点を過ぎる頃には寒さを忘れるほどとなっていたので、完走率もまずまずだったようです。
コース上では、沿道から受ける声援もすごく「頑張って~」、「カッコいいよ~」などの言葉に勇気をもらい、何百人?いや何千人もの方とハイタッチを交わしていたが、このパワーは何物にも代えられない励みとなって背中を押されていた。
また、相前後して走る仮装ランナーも多く、十字架を背負って裸で走るイエスキリストさま?やスーパーマリオ、カネゴン、スカイツリー、など様々な服装で走る姿を見せられて、よくもこのスタイルで42Kmを走れるもんだと思いつつ、負けられないぞ~と気持ちを奮い立てて頑張り抜いたが、我慢することを分かち合えていた。
この日の沿道には、約170万人?の観客とマラソン祭のパフォーマンスが盛り上がっており、全国から集まった太鼓や踊り演奏に、立ち止まってエールを交換していたが、互いの健闘を分かち合える最高の舞台だと感激しました。
楽しんで走る市民ランナーの特徴的なシーンには、殆どのランナーも携帯電話やカメラ持参で走るランナーが多く、特に東京マラソンでは、観光名所や芸能人、応援風景をカメラで撮りながら想い出シーンを振り返る楽しみがあります。
ゴール地点では、ゴールをバックにしたり、完走メダルを掛けて互いに写真を取り合って健闘を称えて、完走の歓びをかみしめるランナーが多く、涙するランナーの姿もありました。
完走メダルは、今年はデザインが一新されていたが、三つの輪は、「ランナー」と「ボランテイアスタッフ」と「沿道に観衆」がひとつになることを意味しているそうで、裏面には東京マラソンのロゴであるコースマップが記されています。
今年は、特に「絆」や「がんばろう・東北」の言葉が沿道やランナーのゼッケンに目立っていたが、互いに励ましあって復興への足ががかりとなる機会になって欲しいと願い、 「日本がひとつになる日」となって欲しい。