月が替わって桜シーズンから新緑のシーズンとなり、ジョギングには最高のコンデイションとなり、この日も早朝から Tシャツでマイコースをぶらりとジョグってきました。
引地川プロムナードへ出てみると、1週間前までは見事な桜トンネルだったが、美しい緑のトンネルとなっており、早朝ウオーキングの方々の姿も多く行き交います・・・
藤沢市の市の花である「フジの花」も開花し始めており、引地川沿いの「フジ史跡ロード」巡りを出来るのも間近となってきているようだ。
親水公園内の湿性植物園では、いつものニャン公達が寄ってきてモーニングコールでご挨拶していたが、あの鳴き声には猫好きの管理人には楽しくもあり切ないひと時でした。
こちらのフジの花もあと数日で満開になりそうで、その優しい香りも仄かに滲みだしているようでした。
さらに上流へと歩を進めると、鷹匠橋際ではいつもの餌オジサンの訪問を待っていたように、約30羽の鳩が飛んできて、奪い合うように群がってきたが、生存競争の激しさを見るようです。
さらに上流へと向かい石川ポンプ場近くの田園には、レンゲの里が拡がっており、週末まで「レンゲの里まつり」が開催されていたそうで、広大な田圃がレンゲ一色に咲き誇っていましたが、桜のような鮮やかさは無いが、新緑の草色をバックに映えて美しい光景でした。
直ぐ近くにある「小栗判官と照手姫」ゆかりの熊野権現堂の熊野神社に立ち寄ってみたが、案内板によるとこの辺には、強盗が頻繁に現れていたようで、小栗判官の子が襲われたのを照手姫が救助したと記されています。
引地川を戻り大庭城址公園に戻ると、この時期に咲く花の中でお姫様のような妖艶な姿を見せる「オオデマリ(大手毬)」が、満開となっており何とも美しい・・・
園内では、名物の山桜は葉桜となっていたが、さくらの園の遅咲きの八重桜が最後の姿を見せており、緑濃くなった芝生の中で、散り際の美しさを見せていました。
園内の周回コースで走っていたが、フジの花もその長く垂れており、新緑溢れる緑園を走るのは、何とも言えない快適な時間でした。