天候不順が続く中で、昨日は寒気を伴った雨の一日となっていたが、今日は朝から夏日となり暑さを覚悟で茅ヶ崎方面へと向かって飛び出した。
セカンド・ホームグランドである茅ヶ崎里山公園に着くと、入口近くで恐竜の植え込みが出迎えてくれましたが、高さ5M近い恐竜で新芽が吹き見事に手入れがされており、どんなイメージで手入れされているのだろうかと、しばし立ちすくんでいた。
公園に入り富士見の絶景ポイントの「湘南の丘」に立つと、残念ながらこの日は富士山は厚い雲の中で、「子供の村」を一回りして、「平成の森」へとクロスカントリー気分で走るが、どこも新緑が目映く、麦畑には青々とした麦の穂が育っています。
柳谷の谷戸の竹林の路に入ると、今年の筍は、すでに天に向かって大きく伸びており、初夏特有の風情のある光景が見られます。
また、「谷の村」の芹沢の池や田圃には、来月の田植え祭りに備えて準備が進められていたが、貴重な自然保全地帯となっており、野鳥の声がどこからともなく聞こえてきて、谷戸の風景が見られて心が癒される雰囲気があります。
周辺には、九十九谷戸と呼ばれるくらいに多くの谷戸が残されているそうで、特に今の季節は、雑木林の新緑が美しく自然の中を走るには絶好の環境でした。
丘の村を経て、里山公園から隣接する文教大学湘南キャンパスへ移動して、構内の遊歩道へと取りつき、雑木林の中をくぐるように走ってみたが、昨夜来の雨で小径はぬかるみ木々の蔓などが行く手をを阻むように体に巻きつくようになってきて、早々に抜け出していた。
ただ、足元には可愛い蛇イチゴらしきものが群生しており、思わず立ち止まってみたが、試食するほどの誘惑もなかった・・・
この後、文教大学から大岡越前守の菩提所である浄見寺へと向かったが、途中こじんまりとした建彦神社なる小さな社があり、その造りからみるとかなり古い由緒がありそうですが、人影もなく参拝させてもらい次へと向かう。
浄見寺では、本堂は改装中でしたが、境内の若かりし頃の法然上人像(旅たちの日)に参拝して見ると、大変な美少年だったんですね~
近くの沿道を走ると、或る民家の庭に著名人の石像や銅像などの撤去されたものでしょうか?貴重な像が保管されており、懐かしい面々の像で思わずシャッターを切ってみました。
浄見寺から茅ヶ崎の名門ゴルフ場スリーハンドレッド(300)内の一般道をグリーンを眺めながら走るが、美しいグリーン上には人影もなくやや寂しい風景が見られていた。
ゴルフ場正面の茅ヶ崎市内を見下ろす丘陵からは、平塚高麗山や大山は望めたが、ここでも富士山の姿は厚い雲に覆われており、寂しさを隠せない光景でした。
今年最高気温となっていた夏日のジョグは、とにかく暑くドリンクも切れてきたので、そこそこに切り上げて帰路につきました。