第60回を迎えたGW恒例のイベント「ザ・よこはまパレード~横浜開港記念みなと祭り」が、雨のため1日順延されたこの日、山下公園から赤レンガ倉庫、馬車道、イセザキモールまでのコースで行われ、ミナト横浜の魅力をたっぷりと味わいました。
第60回記念大会となり、60年前に「戦後からの復興・再建」を契機に国際仮装行列が開催されたそうで、第60回を迎えた今回は、「東日本大震災からの復興」を祈りながら、60年間の歴史を振り返り、「横浜の未来の耀き」を表現しているそうです。
スーパーパレードでは、「横浜の耀きを次の世代へ~Brilla Yokohama~」をテーマに、時代ごとに、50~60年代、70~80年代、90年~未来の3つの時代を踊りやフロートで表現した華やかなパレードやマーチングバンドなど64組の大パレードが続いていた。
スタート地点の山下公園に到着したときに、丁度キッズパレードが出発したばかりで、県内の12組のキッズバンドやマーチンググループが、夢・希望・笑顔で未来に向かって元気にパレードを行い、沿道の観衆から大拍手で迎えられていた。
丁度、みなと祭りに合わせて、神奈川県庁(キング塔)が一般公開されていたので、キング塔の屋上に上がり上からも眺めてみたが、新緑に包まれた開港資料館前通りから大変な歓声がコダマしていた。
山下公園に戻ると、既にスーパーパレードも出発しており、「ブルーライトヨコハマ」や「港町13番地」、「よこはまたそがれ」、「ロックンロール」など、その時代のヒット曲や港町横浜を歌った曲を演奏しながらの行進は、沿道のファンも口ずさみながら拍手しており、最高の盛り上がりでした。
また、米軍軍楽隊や中華街、在日韓国・朝鮮青年会、マニラ友好会などの行進も多く、国際都市横浜らしい国際色が一杯で、沿道にも追っかける外国人の姿も実に多く見られます。
さらに、赤レンガパーク、馬車道へとパレードと共に歩いていたが、サンバで踊りながら沿道の大声援を受けて絆をつなぐグループや、馬車道へ入ると沿道の観客はさらに増えて身動きできないほどでした。
イセザキ・モールに入ると、こちらでも歩道には朝から場所取りで座り込んでいるファンも多く、新緑の木々のトンネルの中を観衆と演奏者や踊り手が一体となって、最終コースは最高に盛り上がっていました。
スーパーパレードのファイナルを進むのは、我が藤沢市のエースであり、全国マーチングで連続グランプリを獲得している「湘南台高校のWhite Shooting Stars」で、圧倒的な演奏と演技で、沿道からは圧倒的な歓声を呼んでいました。
約4時間のパレードでしたが、各時代を描くファッションや音楽を連想する演出も素晴らしく、懐かしい古き良き時代や未来の夢を描いており、国際都市の未来へつなぐ夢の日となっていたようです。