快晴となったこの日は、あやめ祭りが前日行われた慶応大学北部の菖蒲沢へと出かけてきました。
地名の菖蒲沢には、過って水草菖蒲がが生えていたそうで、アップダウンが多く、田畑が多く里山の風景が拡がり、ジョギングコースとしては結構ハードコースである。
最近は、この新緑のシーズンには特にハイキングやウオーキングのツアーコースになっているようで、休日には大勢の鑑賞客に出会うことめっきり多くなってきている。
慶応大学キャンパスから菖蒲沢に着き、一色川沿いへ出るとあぜ道のような小路の散歩道に、色鮮やかな紫一色のあやめロードが出来ており、畑の緑と調和して長いカラーベルトが出来ていました。
この日も、地元のボランテイアスタッフの皆さんが、環境保全の活動をされており各地から寄贈された菖蒲の世話をしているのだと伺いました。
あやめの散歩道は、約400M弱ですが、どの花も一斉に咲いたようで、丁度見頃となっていました。
引き返して引地川へと回り緑道を走ると、沿道の畑では色とりどりのジャーマンアイリスも見られましたが、やや峠を越えており、色褪せていました。
このシーズンは、色々な種類の花々が、我こそは女王なりと競い合っていますが、名前も知らない美しい花もあり、思わず足を止めてその美しさに感動を得ることも多い。
引地川遊歩道へ戻ると、既に田植えも始まっており、蛙の合唱も聞こえて夏も近づいていることを実感していた。
家に戻ってみると、近くにはこの日の母の日を祝うように、なでしこの花も負けじと美しさと強さを競っていました。