前日までの荒れ模様の天気から打って変わって快晴の絶好のサイクリング日和となり、湘南海岸のサイクリングへと出かけてきました。
風薫る五月は暑さも寒さもなく、青空のもとで風切ってペタルを踏んで走るのは最高の贅沢な時間である。
この日は、湘南海岸を海を見ながら気の向くままに、行けるところまで行ってみようと飛び出して、134号線に出て江の島から腰越、西鎌倉を経て鎌倉山へと取りついたが、急坂が予想以上にきつく喘ぎながらやっとの思いで登りきってみると、青空と新緑の美しい展望が開けてホット一息でした。
七里ヶ浜住宅街を抜けて鎌倉プリンスホテルサイドからは、七里ヶ浜海岸が眼下に見えてきますが、ロケにも出てくる有名なシーンを思い出しますね・・・
134号線に戻り稲村ヶ崎に着いてみると、この日は富士山は微かに望めており、江の島や富士山を眺めながら一休みしていたが、「関東の富士見百景」ともなっている絶景ポイントでした。
由比ヶ浜海岸では、 「第11回 鎌倉ビーチフェスタ 2012」が開催されており、特設ステージでは、カラフルな衣装に包まれて、湘南地方のフラダンスチームの素敵なフラダンスや和太鼓の競演がみられ、多くの観客から大喝采を浴びていました。
また、ステージ脇では、砂のアートの巨大な城が披露されていたが、聞けば3日前から造り始めたが連日の雨で大変苦労したそうです(特別賞ですね)
しばし演技を観てから逗子マリーナへと向かうと、引き潮だったので鎌倉時代の築港跡である和賀江島が露出しており、磯遊びを楽しむ光景が見られました。
逗子マリーナに着くと次々と出港するヨットの姿が見られ、セーリング日和だったようですね・・・
逗子海岸を走り渚橋から207号線へと入ると、先ず目に飛び込んでくるのが、「ラ・マーレド・チャヤ」で、レストランの味も素敵ですが、この光景がスケッチポイントとして何度か描いているが最高のベッピンさんですね
葉山マリーナを横目に森戸海岸から森戸神社に着き 早速参拝させてもらったが、丁度神前結婚式を終えた新婚さんの記念撮影中でした。
海岸は、「かながわの景勝50選」にも選ばれている景勝地で、「森戸の夕照」として今日も多くのハイキンググループの姿があり、お昼を摂る人達で賑わっていました。
ここの名所は何と言っても、「裕次郎灯台」で、石原裕次郎の三回忌を記念に建立されたもので、海の男に相応しい威容を誇っているようだ。
さらに真名瀬漁港へ進むと、その灯台が目の前に見えて、富士山が見えていれば絶景が望めるポイントでもある。
葉山御用邸前を通り長者が崎を越えて横須賀に入り、立石公園に着いて一息いれていたが、ここも景勝50選に選ばれているスポットで、特に沈む夕日が絶景だそうですが、一度、訪れてみたいところ。
立石の名前の由縁である巨岩は、パワースポットとしても有名ですが、スケッチスポットとしても魅力がありますね。
この後、立石公園の前のMARLOWE(マーロウ)で一休みの予定でしたが、満員のため諦めて、佐島マリーナへと走り、この日はここで折り返して来た道を戻り、逗子海岸に到着・・・
ここでは、 「太陽の季節」記念碑が立っており、湘南スタイルの発祥の地である逗子に、この文学碑を建立されたようです。
その記念碑の周囲の階段には、基金に寄付された人達のメッセージが書き込まれていました。
由比ヶ浜に戻ると、ビーチフェスタには、さらに多くの人が集まっており、砂浜も大変な賑わいを見せていました。
134号線をひたすら走って江の島へと戻ると、この日は南風が強かったのでウインドサーフには最高のコンデイションだったようで、逗子海岸・材木座海岸・江の島海岸には、ウインドサーフィングの姿が見えており、湘南海岸は既にサマーバージョンに入っているような光景がみられました。
さらに片瀬西海岸では、海の家の建設が始まっており、鵠沼海岸ではビーチバレーなど休日でもあり、青い海・青い空の下で太陽の季節になっていました。
湘南の海と風を体で味わった69Kmの最高のロングライドでした。