今シーズン一番の寒さとなった朝、来週に開催される市民駅伝競走大会の下見を兼ねて、コースを試走してみました。
社体協の地区対抗戦として初めての大会となり、我が地区も小学生から中学生、一般ランナーの8人でエントリーしており、入賞を目指せるチーム編成が出来たので、それぞれの8区間のコースを試走して選手にいいアドバイスが出来ればと考えて、スタート地点の秋葉台体育館から慶応大学湘南キャンパス周辺をジョグってきた。
コース沿道には、先日走った時には真っ白だったざる菊が見事に紫色に変身しており、思わず足を止めていた。
遠藤地区の農道を走ると、収穫時期を過ぎた赤唐辛子や秋茄子の畑が続き、晩秋の風景が続いています。
慶応キャンパスに着き、ここから久しぶりに小出川源流のある笹窪の谷戸に入ると、せせらぎやススキが生える休耕地が拡がり、市内でも数少ない自然環境地域として谷戸の原風景が見られました。
谷戸の隣には、こちらも広大な自然のままの竹林が続いており、竹炭の里として春には多くの市民が訪れる名所となっているが、林の奥まで進んでみると木漏れ日が射しこみ空気まで変わるような澄み切った空間でした。
竹林を抜けてしばし雑木林や湿地帯を走ると、過っての古道であった厚木みちと一之宮みちの分岐点跡を示す「猿田彦大神」の道標があり、集落があったと記されています。(案内板)
道祖神などが護る自然林道を抜けて慶応大学前に戻ると、メタセコイア通りは綺麗に色付いており秋の彩を為していたが、駅伝本番までには落葉してしまうのだろうか?
コースをゴール地点まで戻る途中にある地域の鎮守様である御嶽神社に立ち寄り、レースの安全と必勝を祈願して帰路についた。
帰宅途中の公園にも、秋の終わりを惜しんで紅葉が見られ、晩秋の美しい光景が疲れを忘れさせていました。