久しぶりの銀ブラの後、東京のイルミネーションでも東京ミッドタウンに次いで人気スポットである汐留シオサイトで開催されているカレッタ汐留の「リュミエの森」へ向かいました。
カレッタ汐留には、毎年訪れているが今年はカレッタ汐留の誕生10周年となり従来のイルミネーションに加えて今話題の3Dプロジェクション・マッピングが観られ、汐留界隈は大変な人気でした。
入口のシテイセンター・ゾーンの旧新橋停車場跡地では、今年も日本初の鉄道ターミナル駅である新橋停車場のプラットフォームが再現されて、地球を駆ける蒸気機関車の「ファンタジア号」が虹色のイルミネーションと音を奏でて、ファンタジックな世界を描いていました。
丁度、プロジェクション・マッピング ショーが始まる時間となり、カレッタプラザへ急いでいくと、プラザの広場はもう立錐の余地もない位で、幾重にも折り重なる人垣の合間から「リュミエの森」を垣間見るのがやっとの状態となっていました。
昨年までの海や森をイメージした「ブルー・オーシャン&フォレスト」とは、全くイメージが変わり、バックの建物にマッピング映像が映し出されて、「夢見る心や楽しい記憶が集う森」の物語が描かれた光と音の幻想的なショーとなっていました。
リュミエ・クリスマスツリーは、今年も登場して柔らかな色の七変化を見せてくれましたが、今年はツリー内をくぐる演出にはなっていないようでした。
壁に映し出されるマッピング映像の物語は、クリスマスプレゼントシーンではお菓子の家が出現したり、王子様との恋を夢見るシーン、緑の夢の森のシーンなど約6分間の物語に吸い寄せられていました。
位置取りが悪く会場の全体様子を見たくとも全く身動きでない状況の中で、少しづつ周囲を回りながら、ショーの終了と共に流れに沿いながら、プラザを後にした。
帰路に、旧新橋停車場跡地の鉄道歴史館に立ち寄って見たところ復原された駅舎や駅舎の基礎石、0哩標識などが保存されており、展示室には、数々の歴史的遺産が紹介されていました。
今年は新橋~横浜間の鉄道開通140周年を迎えているが、鉄道の発展の経緯を見ながら、あの汐留貨物ターミナル駅だった頃の姿は今や見る影もなく高層ビルが乱立している現況には、浦島太郎のような心境となっていました。