快晴となって鎌倉の紅葉の名残を見ながらのトレイル・ランに、「葛原岡・大仏ハイキングコース」を走ってみました。
北鎌倉駅から東慶寺・浄智寺に立ち寄ってみると、浄智寺の山門の鐘楼門付近のモミジはまだ紅葉が始まったばかりで、周辺のモミジも朝日を受けて鮮やかなグラジュエーションの美しさが見られました。
山道に入り急登するとまもなく天柱峰山頂に着くと五重供養塔が設置されており、その先を下ってまもなく葛原岡神社に到着します。
葛原岡神社は、縁結びのスポットでもあり境内には縁結びの石の男石と女石が並び、ハート型の絵馬が数多く吊るされており、恋愛成就が叶ったカップルがお礼に訪れるそうです。
神社の前のこもれびの広場では、ハイカーの楽しそうな声が源氏山公園の森に響き渡っていました。
源氏山公園のモミジは黄金色に輝いていました。
化粧坂切通しの登り口をへて源頼朝が座る広場に移動すると、青空の下で一段高い座から名前の由来となっている源氏山を見渡している風で、周りにはまだ見頃のモミジが舞台に彩りを添えていました。
源氏山から銭洗弁財天に立ち寄ってみると、この日も奥宮の洞窟内ではお金を浄水で洗う参拝客が多く見られていたが、開運が開いて倍増が叶うのでしょうか
参拝して大仏ハイキングコースへ取って返しアップダウンが繰り返す山道を行くと、ハイカーグループの姿も見られ、途中では材木座海岸や逗子マリーナが望める絶景ポイントも見られました。
倒木の道標に沿って急坂を下るとまもなく大仏坂へ着いたが、大仏切通しへの道標に誘導されるように、急階段を上り「大仏切通し」へと進む・・・
大仏切通しは、鎌倉七口切通しの一つで、他の切通しと比較しても当時の雰囲気を感じる険しい山道で、幾つもの切立った崖に挟まれた道となっており、昔の面影が残っています。
切通しの出口近くには、幾つものやぐらがある岸壁がそそり立ち、変化に飛んだ素晴らしい切通しを楽しんで出口に向かうと、
美しい紅葉が盛りとなっておりしばし見惚れてから細い路地を抜けて火の見下バス停に出ますが、この道は実に判りにくいところでした。
【明日に続く】