高尾山から小仏城山へのトレイルランの楽しさを満喫して引き返したが、帰路はもみじ台の北ルートを取りハイカーも少ない雑木林を走り高尾山頂へ戻るが、広場にはハイカーの姿もいくらか増えていたようだ。
山頂広場のお掃除に笑顔で専念する「おそうじ小像」にご挨拶して山を下りながら、この日の目的スポットである薬王院へ・・・
薬王院を訪れるのは初めてでしたが、山頂から石畳の道を下りて来るとすぐに不動堂、奥ノ院、浅間神社などを巡り、修験根本道場には静かな佇まいで霊験あらたかな雰囲気を感じます。
飯縄権現堂では、大小の天狗様の出迎えを受けて恭しく参拝させてもらいオーラを感じていました。
御本社の社殿の後方には、本殿がありますが極彩色の彫刻の装飾で飾られており、龍、狐、象などの彫も素晴らしいものでした。
権現堂の隣には、飯縄天狗社や稲荷社が鎮座しており、天狗社には天狗様の足を護る鉄製の一枚刃の下駄が奉納されており、どんな天狗様が履くのでしょうか???
大師堂では、お堂の周りを取り囲むように大師像が鎮座していますが、よく見ると皆その表情が異なっており、ふくよかな相が印象的です。
続いて御本堂へと回ると、こちらでも大きな天狗様の面が待っており、大きな鼻の大天狗(鼻高天狗)と青い顔の小天狗(鳥天狗)が象徴的でした。
山門まで降りてくると、山門近くのモミジは紅葉がまだ色鮮やかに残っており、境内の記念碑などを見て回りながら、去りゆく秋の風情の名残惜しんでいました。
一休みして境内を後にして、下山路へと向かった。