駅伝シーズンを迎えて毎週各地で駅伝競走大会が繰り広げられているが、子ども駅伝大会も例外ではなくマラソンブームと共に人気を呼んでいると聞いている。
そんな中で近くの小学校の恒例の高学年による駅伝大会が、大庭城址公園を舞台に行われ、お手伝いを兼ねて応援に出かけてきた。
大庭城址公園は日頃自分のトレーニングコースでもあるが、そのコースで顔見知りの子ども達が長距離を懸命に走り襷を繋いで行く光景は、わが身にも元気をもらえるいい機会となっている。
公園には、早くから保護者の皆さんも我が子の活躍を応援しようと集まっておられ、子ども達も日頃の顔つきとは異なる昂揚感を感じさせていました。
5、6年毎に、8チームに分かれて抜きつ抜かれつの熱戦が繰り広げられており、コースで誘導しながら声援を送っていたが、長距離走に慣れている子や長距離走の苦手な子もそれぞれに、900~540Mの各コースを走り、必死に頑張る姿には感動していた。
最後は、アンカー選手の猛烈な追い上げがあったが、僅かに及ばずのレース展開となり、どのチームもその激戦を見て歓声を挙げる子、失望する子の姿が印象的だったが、毎日校庭で朝練に励んでいた姿と重ね合わせて、その頑張りに拍手を送っていた。
駅伝は、体力向上を図りつつ連帯感を養う競技として、これからも教育の現場では力を入れていると伝えられており、その為にも支援していきたいと思っている。
興奮冷めやらぬ子ども達を見送って、公園内には人影も無くなりマイコースを周回しながら冬の園内の芝生広場をジョグっていた。
城址公園は、春は桜の名所として多くの花見客で賑わう花見スポットであるが、さくらの園広場には、銘木のメタセコイヤの落葉も美しく散りばめており初冬の光景に変わっています。
来月には、市のクロスカントリー大会が開催されるコースを、カサカサと落ち葉を踏みながら周回していたが、LSDとは違って自然の森や芝生の起伏感覚を味わっていました。
大庭城址跡は、古くは縄文・弥生・古墳時代の遺蹟も発見されているところで、今は大庭城の城郭の史跡が残されています。
公園周辺には、晩秋の名残のモミジが冬の陽を受けて美しさを媚びしているようでした。