MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

遊行の盆・市民盆踊り大会

2016年08月01日 | まち歩き
遊行の盆まつりは、前日に続いて会場を盆踊りのルーツと言われる踊念仏ゆかりの遊行寺境内に移して「市民大盆踊り大会」が行われました。
夕方前に激しい雨に見舞われていたので開催を心配していたが、雨も上がり会場へ向かうと遊行寺橋から境川下流を望むと、久しぶりに美しいビック・レインボーが見られ祭りに華を添えていました。

遊行寺の黒門(惣門)からいろは坂には、祭り提灯が飾れて祭り一色となっていました。

境内では既に市民盆踊り大会が始まっており、浴衣姿の多くの市民が踊りお祭りムードで盛り上がっていました。
いつの間にか踊りの輪に引き込まれるように手足が動いていましたが、やはり踊りやすい「炭坑節」が一番ですね・・・
この日は、生憎月は出ていませんでしたが、踊り始めると”月が出た出た 月がでた~ヨイヨイ 遊行寺の上にでた~”と、調子に乗せられていましたね~
 炭坑節の踊りには、若かりし頃から”掘って掘ってまた掘って・・担いで担いで 後戻り・・・”の動作の基本が頭にこびりついているのです(笑)

奇麗どころの美しい姿にも日本の伝統の美を感じていました。

中休みに境内を巡っていましたが、踊り広場の横には、念仏踊りを勧められた一遍上人も市民の踊りを観ながら念仏を唱えられておられたようです。

本殿の前の「ひぎり地蔵菩薩」と「なでなで地蔵」さまに少病少悩を祈願してきました。

境内で最古の建造物の「中雀門」には菊の御紋や葵の紋が刻まれており、皇室や徳川家とのご縁が感じられます。

さらに、中雀門の先の「放生の池」は、徳川家の令により金魚・銀魚をこの池に放生するとその功徳が得られると言われているそうで、池の中を覗いてみると大量の金魚らしい魚が泳いでいました。
また、境内にはハクモクレンなどが季節には咲いていますが、「東国花の寺・百ケ寺」として選ばれていました。

現在も沢山放たれているのですね。


踊りの後半には、前日の踊りコンテストで表彰された、ジュニアジャギーの踊りが披露され素敵な衣装とリズミカルな踊りに大きな声援を受けていました。

この日も本堂前では、西馬音内盆踊りと阿波踊りが奉納されましたが、多くの市民踊り手に囲まれて間近で見る勇壮な踊りや衣装に感動していました。



盆踊りは、日本の伝統の文化で開催地固有の雰囲気やリズム感があり、その輪の中に身を置いて湧き出るエネルギーを感じ、地域の絆が生まれる最高の場となっていました。
コメント (4)
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