先日、辻堂駅近くの「藤沢市アートスペース・FAS」で開催されている「Art Album 2016」の現代アート展に初めて行ってみました。
「藤沢市アートスペースFAS」は、昨年秋にオープンした新しい美術館で多くの企画展が開催され 新たな現代アートを通じて地域の交流が出来ることに期待しています。
今回の企画展「Existence」では、藤沢在住の若手アーティスト2名のインスタレーション作品が展示されていました。
山田作家の作品では、「隣人は舞台をつくり、踊る」のテーマで、自然や人間、社会の営みなど日常の減少を音や立体などに変換して可視化した作品でした。
《与えられたのか、与えたのか》と題した作品で、空中に張ったピアノ線に紙幣や時計、ハイヒール、リンゴ、玩具などを吊るしたアート作品です。
《ズキズキと地中で溢れる》の作品は、ナマシ線に無数のプリント紙を結わえてゴミのような雑紙が地球に溢れている現状を描いたようです。
《白昼夢はその光を屈折させる》の作品では、天井から吊るされた傘を付けたライトですが、下から覗くと屋外の公園の360度の風景が展開されていました。
さらに驚いたのは、 《インサイドアウト》の作品で、天井から吊るされたリングに絹糸が吊るされており、中に入って聴診器を胸に当てるとアンプを通じて心臓の音がスピーカーから流れその振動により、吊るされた赤い絹糸が大きく揺れ動く仕掛けでした。
自分も体験してみると、緊張でドキドキする心音が絹糸を揺らして体験者も作品の一部になっていました。
隣の衛藤作家の《夜明けの門》と題した作品では、部屋に絵柄を描いた12本の黄色の柱が斜めに設置されており、夜明けの構図?でしょうか?
作家も不在でしたので、その意味するところは聞けませんでしたが、普段何気なく目にするものをアート化した作品のようです。
猛暑となっていた一日でしたが、会場で涼しさを感じながら素晴らしいインスタレーション作品を堪能していました。
「藤沢市アートスペースFAS」は、昨年秋にオープンした新しい美術館で多くの企画展が開催され 新たな現代アートを通じて地域の交流が出来ることに期待しています。
今回の企画展「Existence」では、藤沢在住の若手アーティスト2名のインスタレーション作品が展示されていました。
山田作家の作品では、「隣人は舞台をつくり、踊る」のテーマで、自然や人間、社会の営みなど日常の減少を音や立体などに変換して可視化した作品でした。
《与えられたのか、与えたのか》と題した作品で、空中に張ったピアノ線に紙幣や時計、ハイヒール、リンゴ、玩具などを吊るしたアート作品です。
《ズキズキと地中で溢れる》の作品は、ナマシ線に無数のプリント紙を結わえてゴミのような雑紙が地球に溢れている現状を描いたようです。
《白昼夢はその光を屈折させる》の作品では、天井から吊るされた傘を付けたライトですが、下から覗くと屋外の公園の360度の風景が展開されていました。
さらに驚いたのは、 《インサイドアウト》の作品で、天井から吊るされたリングに絹糸が吊るされており、中に入って聴診器を胸に当てるとアンプを通じて心臓の音がスピーカーから流れその振動により、吊るされた赤い絹糸が大きく揺れ動く仕掛けでした。
自分も体験してみると、緊張でドキドキする心音が絹糸を揺らして体験者も作品の一部になっていました。
隣の衛藤作家の《夜明けの門》と題した作品では、部屋に絵柄を描いた12本の黄色の柱が斜めに設置されており、夜明けの構図?でしょうか?
作家も不在でしたので、その意味するところは聞けませんでしたが、普段何気なく目にするものをアート化した作品のようです。
猛暑となっていた一日でしたが、会場で涼しさを感じながら素晴らしいインスタレーション作品を堪能していました。