MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

鎌倉八幡宮・ぼんぼり祭

2016年08月08日 | まち歩き
連日真夏日が続いていますが、立秋を迎えたこの日は、鎌倉の夏の風物詩として76年の伝統を誇る「鎌倉八幡宮 ぼんぼり祭」が開催されており、出かけてきました。
早めに到着し本宮へ向かうと、舞殿周辺には既に多くの参拝客の姿が見られ、大銀杏の親・子銀杏も元気に成長していますね。

狛犬さんも特異な顔で迎えていました。

本宮の裏山の大臣山には、明治天皇が初めて陸軍野外演習を視察した処が残されており「明治天皇閲兵の処」と書かれた石碑が立てられているようですが、立ち入りは出来ませんでした。

本宮前の絵馬掛けには、銀杏の成長と共に願いを込めた銀杏絵馬が飾られています。

翌日行われる実朝祭の源実朝、源頼朝が祀られている白旗神社にも参拝していたが、黒塗りと笹竜胆(ささりんどう)の家紋が光る豪華な社殿でした。

源平池で夕暮れを待ちながら一休みしていると、大亀子亀が餌を求めて池から這い上がってきて怖さを感じるほど食い付いてきましたね~

源平池には、時期を過ぎた紅白の蓮の花が見られたが、今年は源氏池には赤い花、平家池に白い花が咲いており、最近は紅白が処を代えていますね。

平家池は、白い蓮が水面を埋めています。

日没と共に巫女さんによってぼんぼりに灯りが点灯されると、暗さが増すと共に400点のぼんぼりが柔らかい灯りを発していました。

ぼんぼりには、鎌倉在住の文化人や政治家などの著名人の揮毫されたものが多くみられましたが、昨年も見られた扇千景さんや石原大臣などの奉納は無かったようでした。
毎年、ぼんぼりに描かれる画や書に興味を持って見ていますが、今年はオリンピックや災害復興を詠った作品は少なかったようです。

養老猛司さんのいつもの昆虫を描いた作品です。

夜の帳が下りるのを待って参拝者が続々と訪れており参道は参拝客で埋めつくされて、幻想的な空間が拡がっていました。



若宮大路の段葛も新装されて初のぼんぼり祭りを迎えて石灯籠にも灯りが灯されて桜の時期とは異なる素敵な雰囲気でした。

ぼんぼりの醸し出す幻想的な別世界を堪能して、同時に開催されている江の島龍口寺の「龍の口竹灯籠」へと向かいました・・・・【続く】
コメント (2)
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