MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

寒川神社・流鏑馬

2018年09月21日 | まち歩き
先日、相模国一之宮・寒川神社で伝統の流鏑馬、例祭が行われました。

一の鳥居から神社へ通じる約1㎞の長い参道は、静寂な雰囲気が漂い神の世界へ繋がるパワーを感じていました。


神池橋と三の鳥居には、祭提灯が下がり例祭一色になっていました。


一之宮らしい貫禄ある楼門には「天皇陛下御在位三十年」の奉祝提灯や菊の御紋の大提灯が飾られ、平成最後の例祭を迎えていました。


楼門前には、阿吽の巨大な狛犬が出迎え、門の扉には「左三つ巴」の神紋が光り輝き寒川神社の輝きでした。




社殿には大しめ縄が飾られ唐門破風や懸魚も金色に輝いており、1600年を超える一之宮の別格の貫禄を感じていました。




神門前には、神馬2頭が出陣に備えています。


寄せの太鼓を合図に射手が神門前に勢揃いして神殿へ向かい鏑矢を奉献する儀式が執り行われました。






神事の後は、神門前で「五行の乗法」という式典が行われ、乗馬して左へ3回、右へ2回馬を回して鏑矢を天と地に向けて弓を引き、天下泰平・五穀豊穣を祈念する儀式が行い馬場へと向かいます。










馬場には、三つの的が設置されて9頭の馬が順次スタートし、射手は全速力で馬を走らせながら鏑矢を三つの的に射て駆け抜けていきます。








2回の奉射の後は、五色の的に変わって的がカワラケの的に変わり、競射が行われ的中すると的が砕けて五色紙の花吹雪が舞い散っていました。




幅狭い馬場には、早くから観客が席取りして身動き取れない中で、全速力で駆け抜ける射手が鏑矢を放つシーンは、撮るのも大変な苦労でしたが、幾らか雰囲気を撮ることが出来ました。


この豪華で勇壮な伝統の神事を見られ、疲労も忘れる幸運に恵まれました。
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