新年初めての投稿ブログに自分の句で申し訳ありません。
嬉しい選句コメントをいただきましたので、さっそくご紹介します。
竹葉さん:郵便料金も上がるし年賀状もやめる人が多くなりポストも時雨て涙まで出そうな感じですね。
能登さん:私も赤ポストに人格を感じてしまいます。
童子さん:古書店同様、SNSが主役になりポストも空腹でしょうね。
容子さん:雨とポストも、なぜか似合います。
須美さん:人待ち顔の赤ポストが面白い
晴代さん:ポストの擬人化が面白い。
亜子さん:郵便物そのものが減っているので頻繁に人が来ない赤ポスト。「人待ち顔」の濡れたポスト。時事句の趣きもある。
泉さん:いよいよ冬になり 時雨の多い村では赤ポストが際立って見える。
年末になるとポンポンに膨らむほどのポストは、はるか昔のものになってしまうのでしょうか。
近所の集会所にある赤ポスト。わりと大きな桜の木の下にひっそり立っていて、花びらや木の葉が降りつもっても払う人がいないような存在です。いつもは駅のロータリーにあるポストを利用しているのですが、日も暮れかかりハガキも一枚だけだったので家から近いそのポストに投函しました。そのとたん降り出した冷たい雨。駆け出しながらふと振り返ったときに見たポスト。赤い色がなぜか侘びしく、なんとも言えない寂しさを感じました。
今年も日常でふと感じた思いを素直に俳句にできたらいいなと思います。よろしくお願いします 郁子