梅は咲いたか桜はまだかいな♪
このフレーズが浮かぶこの頃、花の季節が待ち遠しいです。
容子さん:梅園の梅の蕾は固くても春の風や日差しがあります。
泉さん:梅はまだ咲いていないが蕾に光があたり咲くのを待っているようだ。
郁子:今年の梅は開花が遅い。同じ景を詠みたかったのですがこちらが断然すっきり。
私も同じ景を詠みこみ投句しました。名古屋の東谷山フルーツパークに行ってきましたが、
二週間前くらいはまだまだ梅の蕾も縮こまって枝ばかりの寒々しい梅園でした。
赤み増す梢の先に風光る 郁子
竹葉さん:赤み増すが春の近さを感じられました。
晴代さん:芽吹きもまじか、風が促しているようです。
亜子さん:「赤み増す」で梢の先の芽吹きの兆しを写生している。一本の木ではなくたくさんの木が並んでおり、一斉に芽吹きの兆しを見せて間もなく春が来ることを予感させる。
千香子さん:木々の芽吹きを赤みますとしたところを、なるほどと思いました。10番(表題佐保子さんの句)と同じような情景で、⑩は梅園の映像がすぐ浮かんでひかれたのですが、季語が気になりました。
うっかり季語を多用してしまうことがあります。
私の句も、最初「梅の蕾に風光る」としていて、さすがにこれはないぞと添削しました。(笑)
梅園ということならば場所となりよいのではと思うのですがどうなのでしょう。
二月も今日で終わり。もう一度梅を見に行かなくては。 郁子