全日本フィギュアスケート選手権2017、女子フリー。
オリンピックの代表を決める戦いに、目が離せなかった。
ケガからの復活を果たした宮原知子、今季好調の樋口新葉、昨年すばらしい演技で一気に躍り出た三原舞依、ここ数年実績を残して来た本郷理華、昨年度世界ジュニア女王の本田真凛…。
どの演技も、緊張感、緊迫感に包まれていた。
それなのに、2度とないこの決戦の場で、自分の力を出し切ろうとする選手たちの姿に、胸が熱くなった。
先だって行われたショートでは3位となった、本郷理華の演技に心震えた。
コーチの交替等もあって今季振るわなかった彼女がベストの演技をした。
自身でも涙を流すほど、よいパフォーマンスだった。
観客は正直だ。
最も湧いて、スタンディングオベーションと拍手で彼女を讃えていた。
フリーでは2度転倒してしまい、6位に順位を落としてしまったが、今日も豊かな表現力で魅せてくれた。
彼女は、21歳。
上位に名を連ねた選手たちは、皆、十代である。
以前に比べて、フィギュアスケートで上位となる適齢期(?)は、日本も世界もどんどん若くなっている。
オリンピック出場のために、後がない戦いとなっていたのかもしれない。
プレッシャーも相当あっただろう。
2度も転倒しながら、最後まで心を込めて滑り切った彼女の姿に、今日も感動した。
感動したと言えば、ショートで7位と出遅れた三原舞依の演技も素晴らしかった。
自分でできる限りの力を発揮しようと、ほぼ完ぺきなフリーを披露した。
今日の観客も、彼女の演技終了後には、わきにわいた。
フリーだけで140点を越える高得点を獲得し、200点を越えたが、ショートの得点が低かったために5位に甘んじた。
感極まりながら涙をこらえる姿に、おじ(い)さんの私は、泣けてしまった。
泣けたのは、宮原知子の表情豊かな演技も同じだ。
緊張感に満ちながらも、顔が驚きや微笑みでその時その時の感情を表していた。
ケガが長引いて、思うような練習もできなかっただろうに、このような圧倒的な演技力を発揮できる。
今までの苦しみを、逆に力に変えてしまったように今日はすばらしいできばえで、逆転優勝したのは圧巻であった。
最終演技者となった坂本花織もすばらしかった。
ダークホースのように、ショートで首位に躍り出た彼女。
演技前の6分間練習では、ジャンプが安定していなかったのに、本番ではミスなくすべてのジャンプを成功させていた。
ジャンプ以外にも、すべて伸びやかに演技している姿は、ショートの首位がまぐれではなかったことを証明していた。
それにしても、ほとんどが十代。
それなのに、人生かけて挑んでいた。
その過酷さにつぶれてひどい出来になったような選手はいなかった。
すばらしい演技の数々を見せてもらった。
さすがに日本の代表を決める戦いだったなあ…と今、余韻にひたっている。
オリンピックの代表を決める戦いに、目が離せなかった。
ケガからの復活を果たした宮原知子、今季好調の樋口新葉、昨年すばらしい演技で一気に躍り出た三原舞依、ここ数年実績を残して来た本郷理華、昨年度世界ジュニア女王の本田真凛…。
どの演技も、緊張感、緊迫感に包まれていた。
それなのに、2度とないこの決戦の場で、自分の力を出し切ろうとする選手たちの姿に、胸が熱くなった。
先だって行われたショートでは3位となった、本郷理華の演技に心震えた。
コーチの交替等もあって今季振るわなかった彼女がベストの演技をした。
自身でも涙を流すほど、よいパフォーマンスだった。
観客は正直だ。
最も湧いて、スタンディングオベーションと拍手で彼女を讃えていた。
フリーでは2度転倒してしまい、6位に順位を落としてしまったが、今日も豊かな表現力で魅せてくれた。
彼女は、21歳。
上位に名を連ねた選手たちは、皆、十代である。
以前に比べて、フィギュアスケートで上位となる適齢期(?)は、日本も世界もどんどん若くなっている。
オリンピック出場のために、後がない戦いとなっていたのかもしれない。
プレッシャーも相当あっただろう。
2度も転倒しながら、最後まで心を込めて滑り切った彼女の姿に、今日も感動した。
感動したと言えば、ショートで7位と出遅れた三原舞依の演技も素晴らしかった。
自分でできる限りの力を発揮しようと、ほぼ完ぺきなフリーを披露した。
今日の観客も、彼女の演技終了後には、わきにわいた。
フリーだけで140点を越える高得点を獲得し、200点を越えたが、ショートの得点が低かったために5位に甘んじた。
感極まりながら涙をこらえる姿に、おじ(い)さんの私は、泣けてしまった。
泣けたのは、宮原知子の表情豊かな演技も同じだ。
緊張感に満ちながらも、顔が驚きや微笑みでその時その時の感情を表していた。
ケガが長引いて、思うような練習もできなかっただろうに、このような圧倒的な演技力を発揮できる。
今までの苦しみを、逆に力に変えてしまったように今日はすばらしいできばえで、逆転優勝したのは圧巻であった。
最終演技者となった坂本花織もすばらしかった。
ダークホースのように、ショートで首位に躍り出た彼女。
演技前の6分間練習では、ジャンプが安定していなかったのに、本番ではミスなくすべてのジャンプを成功させていた。
ジャンプ以外にも、すべて伸びやかに演技している姿は、ショートの首位がまぐれではなかったことを証明していた。
それにしても、ほとんどが十代。
それなのに、人生かけて挑んでいた。
その過酷さにつぶれてひどい出来になったような選手はいなかった。
すばらしい演技の数々を見せてもらった。
さすがに日本の代表を決める戦いだったなあ…と今、余韻にひたっている。