ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

期限付き移籍若手選手たちの、来季の厳しい行方

2017-12-28 22:09:33 | アルビレックス新潟
アルビレックス新潟では、今季ほどたくさんの若手選手たちのレンタル移籍がされたことはなかったように思う。
昨季終了後、若手3人の期限付き移籍が発表された。

MF宮崎幾笑→金沢
MF小塚和季→山口
GK渡辺泰広→ジャパンサッカーカレッジ

そして、今季のシーズンが始まっても、若手選手のレンタル移籍は相次いだ。

3月 DF増田繁人→町田
8月 DF西村竜馬→山形
8月 FW鈴木武蔵→松本
8月 FW平松宗 →長崎

他チームに行って、試合経験を積んで成長につなげる、というのはよいと思う。
そして、シーズンが終わって、期限付き移籍が終了した後にチームに戻り、次のシーズンは付けた力を生かして活躍することができるのなら、チームにとっても選手にとってもよいことである。

さて、この7人の来季の契約はどうなったか?というと…、
MF宮崎幾笑→金沢→金沢(期限付き移籍延長)
MF小塚和季→山口→甲府(完全移籍)
GK渡辺泰広→ジャパンサッカーカレッジ→新潟(復帰)
DF増田繁人→町田→岡山(完全移籍)
DF西村竜馬→山形(期限付き移籍延長)
FW鈴木武蔵→松本→長崎(完全移籍)
FW平松宗 →長崎(期限付き移籍延長)

なんと、新潟に復帰するのは、GK渡辺ただ一人。
半分は完全移籍、あとは期限付き移籍の延長である。
若手選手であっても、結果が出せないと、他への道を探らなくてはいけなくなる、ということだ。
なかには、小塚のように、新潟県出身なのに、他チームへ完全移籍となった選手もいる。
彼は、山口で結果を出していただけに、新潟に復帰するものだとばかり思っていた。
個人的には、すごく残念だ。
その力を故郷のチームのために発揮してほしかった。

しかし、こう一気に「復帰せず」の情報が流れると、新しいフロントの本気度が伝わってくる。
来季のJ1復帰をかけた戦いのためには、温情だけでチームに残すわけにはいかない。
今後は、新潟から他チームへ期限付きあるいは完全移籍する若手選手の情報も出てくることだろう。

今日は、新潟の選手に関して、一気に5人もの移籍発表があった。
新加入選手が2人、あとは、小塚、増田、西村の3人の発表だった。

一線で活躍できるのは短い選手生活である。
縁があって新潟に入団して、がんばってきた選手たちだから、これから先のチームでも大いに活躍してほしいと思っている。
コメント
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