ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

気をつけたい冬の雪道

2017-12-27 23:12:10 | 新潟
昨夜は、強い風の音で、ぐっすりとは眠れなかった。
そのせいか、朝は外からのパリパリという音で目が覚めた。
この音は、とけかかった雪が冷たい風で凍ってしまい、その上を車が割りながら通って行く音。
…この音が聞こえるということは、雪はそんなに積もっていないということだ。
しかし、相当冷えているのだろうな、と思いながら窓を開け、外を眺めた。

屋根にもそんなに雪は積もっていない。
路面は白いが、昨日の車のタイヤの跡がそのまま残っている。
やはり、ひどく冷え込んだのがわかった。

こんな日は、路面が凍りついているのが怖い。
今日は休みをとっておいてよかった、と思った。
こんな路面だと、思わぬ事故に巻き込まれやすいからだ。

案の定、午前中に買い物に行くと、JRの線路の下を通る地下道で、軽自動車と軽トラが止まっていた。
接触事故を起こしたようで、ヘッドランプやテールランプをチカチカさせていた。
どちらかが滑ってしまい、対向車線にはみ出してしまったようだった。

凍った道はもちろんだが、雪道は雪道で非常に怖い。
社会人となって車を運転するようになって初めての冬は、結構豪雪であった。
12月上旬の土曜日、3時の約束である家を訪問することになっていた。
ところが、午後になって、雪が降り始めた。
なんとかその家にたどり着いたものの、訪問を終え、車を運転して道路に出たら驚いた。
車が思うように進まないのである。
冬用タイヤは家に準備して置いたものの、まだ交換していなかったのであった。
なんとか家まで運転して帰るしかない。
恐ろしい思いをしながら車を運転して、幹線道路をのろのろと走って行った。
大きな道路なら、車の往来があるので、少しは走ることができたのであった。

国道に出るための交差点で、赤信号だから止まった。
青になったので、車を発進させようとしたら、タイヤがスリップして国道に出られない。
前に進まないのである。
そこは、国道に出るために、緩やかながら上り坂になっていたのだった。
非常にあせった。
後ろには車が連なっているのに、自分の車は動かず、迷惑この上ない。
仕方がない。
後ろから来た車には、先に行くよう手で合図をして、すべて通り過ぎて行くのを待った。
後ろが空いてから、バックなら少しできるので下がりながら道の左に寄せ、近くの建物の横に付けた。
幸いそこは食堂の横だったから少しは車が止まっていてもよさそうだった。
中に入って店の人に、車が動けないから置かせてほしいと頼み込んだ。
「横じゃなくて、国道わきの正規の駐車場に止めてほしい。」と言われたが、「国道に上がることができないから、頼んでいるのです。」と言って置かせてもらったのだった。
路線バスを乗り継いで、やっとの思いで家に帰ったのであった。
翌日に、親類に頼んで冬用タイヤを積んでもらった車で、一緒にそこに行き、タイヤ交換を行って帰ってやっと帰ることができた。
今思い返すと、普通タイヤで雪道の運転とは、危ないことをしたものだと思う。

まだまだ冬の雪道の失敗は多い。
単なる失敗ならいいが、自他の生命や安全を脅かすような失敗はしないようにしたいものだ。
コメント
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