
河川敷の駐車場は、今年もたくさんの誘導員の方が出て仕事をしてくれていてありがたかった。
ここから、受付場所の関川ふれあいどーむに向かう。

そう、今日は関川マラソンの日。
第45回関川マラソン。
この大会に参加し、ハーフマラソンに出場するようになって、4年目となった。
2015年…2時間1分台。
2016年…2時間22分台。
2017年…2時間3分台。
見て分かるように、2時間を切ったことがないのである。
理由は、簡単。
12kmから13kmにかけての、丸山大橋への急な上り坂がきついのである。
ここ2年間のその1kmのラップタイムを見ても、2016年は7分50秒も要している。
2017年は、6分51秒。
その手前までに比べて、ガタンとタイムを落としてしまう。
そのうえ、頑張って上った後、一気の下りで脚を使わされ、へばってしまうのが通例であった。
今年は、ハーフマラソンをすでに3回走った。
新潟ハーフマラソンでは1時間51分台、気温1℃の笹川流れマラソンでも1時間51分台という、それぞれ自己ベストで走っている。
白根では1時間55分台だったが、それでも2時間を切っている。
関川マラソンでも、ハーフで2時間を切りたい。
それが、今回のめあてであった。
そのためには、どう走るか。
いつも通り言えば、無理なく楽に走る。
そんなつもりで、スタートラインのある、国指定重要文化財渡邉邸の前の道へと移動した。

そこで、白根マラソンで一緒に走った、SNさんと出会った。
そうだ、SNさんを目標に走ろう。
SNさんは、1時間49分台を出したいと言っていた。
白根マラソンでは、残り数キロで離されてしまったが、途中まで一緒に走ることができた。
だから、付いていけなくとも、背中が見えるところでレースをしたいと思った。
SNさんも並んでいる、この看板の手前からスタートすることにした。

自己記録は、今年2度出した1時間51分台だからね。
今年は、今までの平田大六村長から加藤弘村長に代わった。
その加藤村長が、スタートの号砲を鳴らした。

コースは、今年も関川中そばの墓地を通って始まり、大石折り返し地点へと向かう。
SNさんを見つけ、後ろ姿を見ながら、駆けていった。
今日は、意外と陽射しが暑い。
だから、3km行かないうちに結構汗をかいてしまった。
コースの中で日陰になるところを見つけたら、そちら側に寄って走るようにした。
3km辺りから11km過ぎまでは、大石集落折り返しの大石川沿いの道を往復する。
小刻みなアップダウンがある中、足が上がらずにリズミカルに進むような楽な走りを心がけた。
7kmの折返点のはるか手前で、一緒に出場していた息子が折り返してきたので、ハイタッチした。
折り返してからの道は、往路では気づかなかったが、ゆるやかな下りが多かった。
行きは5分20秒台中心だったのが、帰りは5分10秒台で走れていた。
①5分41秒 ②5分18秒 ③5分22秒 ④5分26秒 ⑤5分24秒 ⑥5分30秒 ⑦5分22秒 ⑧5分18秒 ⑨5分12秒 ⑩5分16秒 ⑪5分16秒 ⑫5分17秒
12km、いよいよ丸山大橋につながる急坂が始まる。
決してスピードは出さずに、前傾で歩幅を小さくリズミカルに上る。
目の前にいたSNさんのスピードが鈍ってきた。
だから、声をかけながら、思い切って抜いてみた。
同じペースでとにかく走り続ける。
SNさんにそのうち抜かれるだろうと思いながら、後ろは見ずに自分の走りに集中した。