ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

不運も重なり、またしてもホームで負けを見る

2018-06-10 21:15:34 | アルビレックス新潟
暗転。
サッカーJ2リーグ第18節。
新潟は、ホームで東京ヴェルディ戦。

リーグ戦も前半が残り少なくなってきた。
東京ヴェルディは、6試合勝利なしとなっている。
新潟は、久々の東京ヴェルディ戦だが、チーム結成以来公式戦でこのチームに勝ったことがないのだそうだ。
だが、そんな歴史に終止符を打つ。
そんな試合になるはずだと思っていた。

試合が始まると、やはり新潟が押し気味。
前半23分。
ポンポンとパスがつながり、最後は、加藤マサル(大)が飛び込んでシュートを決めた。
1対0。
先制した後も、新潟が押していた。
追加点は、時間の問題だと思っていたが、このまま前半終了。


後半が始まって、初めてヴェルディのパスが華麗につながり(もっとも、パスが見事につながったのはこの試合たった1回だけだったが)、あれよあれよという間にゴール前に迫られた。
そして、ポンとシュートを打たれて同点に追いつかれてしまった。

またかよ、と思いながら、今までと違うところを見せてほしいと思いながら応援していた。
ところが、10分後、どう見てもオフサイドとなるはずのヴェルディのパスが認められ、難なくヴェルディが勝ち越しゴールを決めてしまった。
審判の誤審だと言ってしまえばそれまでだが、あれはないだろう、と思った。
家に帰って、映像を確かめてみると、やはりオフサイドにしか見えない。
不運だった。

悪いことは重なるもので、新潟が追いつくために3人目の交替を終えてまもなく、守備の要、センターバックのDFソン・ジュフンが、相手と派手な接触を起こし、担架で運ばれて退場してしまった。
残りの時間を、相手より一人少ない状況のまま戦うことを余儀なくされてしまった。

チャンスがない訳ではなかったが、決め切れずに時間だけが進む。
あれだけ選手が倒れて中断した時間も長かったのに、アディショナルタイムはわずか4分しかなかった。そのまま試合終了。


不運が連続した。
ついていない時というのは、こういうもの。
とはいえ、もとは、同点になった場面では、守備の意識が薄かったことで追いつかれたと言える。
2点目を入れられずにずるずると試合を進めてしまうと、信じられないことが起こる。

新潟には、スピードがあって決定力がある選手が必要だ、と、この頃よく思う。
昨年のホニのような、一昨年のラファエルのような…。
今、スピードのある選手がいない。
だから、怖さがない。
相手は、しっかり守りを固めることができるのだ。

スピードのなさを補うようにするためには、今日の1点目のような点の取り方が必要だ。
あの時は、勇気をもっていろいろな選手が飛び込んでいって獲得した。
このような点の取り方がもっとできるようになるしかない。


不運が重なっても、負けないメンタルと技術、そして試合運び。
あと3試合で前半21試合が終わる。

試合後のゴール裏からは、拍手と罵声の両方が飛んでいた。

この選手たちのあいさつの後も、いつものような「アルビレックス」コールなどの声援はなかった。



さて、新潟は、この失地からどう回復していけるのだろうか。

コメント
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