ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

後半戦に向け、自信となる一戦

2019-07-06 23:14:04 | アルビレックス新潟
いよいよ2019サッカーJ2リーグも、前半最終戦。
新潟は前節まで7勝5分8敗。

今節の対戦相手は、長らくJ1でしのぎを削ったオレンジのライバル、大宮アルディージャだ。

現在大宮は、第2位。
対するに新潟は、12位である。
どうしてこんなに差がついているのか。
得点力を見てみると、新潟29点、大宮24点。
意外なことに、新潟の方が得点力がある。
失点を見なくてはわからない。
失点は、大宮は、失点15で、J2リーグで5番目に少ない。
新潟は、失点25なのだが、これはリーグで10番目に多い。
とはいえ、得失点差は大宮9で、新潟4。
わずか5でしかない。
それなのに、大宮は、9勝9引き分け2敗で勝ち点36。
新潟は、7勝5引き分け8敗で、勝ち点26。
この違いを、どう見るか?
大宮は、まだ2敗しかしていないのである。
新潟は、すでに8敗している。
ここが大きい。
大宮は、9引き分けとリーグ1位の引き分け数。
しぶとく引き分けることも多く、簡単には負けないということがわかる。
今日の試合の前まで、なんと16戦連続負けなしだったのだそうだ。
新潟としては、その牙城を崩し、引き分けではなく勝ち点3を取って上位に進んで行かなければ、J1昇格はありえない。
好調な攻撃陣が得点をあげ、失点を抑えて、勝利したいものだ。

試合が始まると、互角の展開でいくと、いつもの不安が的中して、16分、大宮FWシモビッチにヘッドで決められた。
失点の少ない大宮なのに、どうするんだ。

でも、今日の新潟は、選手たちの動きがよかった。
焦ることなくチャンスをうかがっていると、かつて新潟にも在籍した大宮のボランチ三門が負傷交替した。
これが新潟には幸いに働いたか、32分、レオナルドの

ヘッド返しで1-1の同点に追いついた。


後半になっても、新潟の選手たちの積極的な守備が目についた。
特に、前線で高木、危ない場面になるとものすごいスピードで相手選手に追いつく戸嶋はすごいと思った。
追い付いても勝ち越されてばかりした新潟だったが、今日は違った。
危ない場面も、GK大谷はじめ全員が体を張ってしのいでいた。
そして58分、それが実を結ぶ。
カウエのスルーパスを受けたフランシスが見事に逆転ゴールを決めた。


17,007人の観衆が見守った中、新潟は1点差を守り切り、見事に逆転勝利をあげた。


16戦連続無敗だった大宮に逆転勝利は自信になる。
これで、前半戦は8勝8敗5引き分けという成績となった。
次節からは後半戦となる。
今後に向け、手ごたえを感じた一戦になったのではないだろうか。
この連勝をさらに続け、自分たちはやれる、という自信をもって戦い、上位へ躍進していく後半戦としてほしい。

今日も、試合後の「プラネタスワン」が行われ、少し暗くなった場内にオレンジや青、赤、緑などの様々な明かりが振られていた。


スタジアムは、虹色に輝いていた。


明日は、七夕。
新潟の願いはひとつ。
「後半戦も連勝を続け、J1に復帰できますように!」
コメント
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