いつだったか、新潟日報紙に、加茂市冬鳥越スキー場のバラ園が見ごろだと記事が出ていた。
ここは無料だし、見に行きたいなあと思いつつ、それからまた数日たってしまった。
まだ、バラ咲いているかなあ、と思いつつ、見に行ってみた。
すると、入口には、立て札が。なになに…
ありゃまあ、咲き終わり!?…残念!
でも入口で、管理の仕事をしている人が、「三分の一くらいは残っているかな」と言う。
実際にバラ園の方へ行ってみた。
バラの花がたくさん咲く時期も、一つ一つの花が美しく見える時期も、いずれも過ぎていた。
それでも、咲き残っているものだけでも、楽しむことができた。
そして、楽しみはもう一つ、名前を見て楽しむこともできること。
クイーンエリザベス。
女王様はお亡くなりになりましたが、この花はまだ美しく咲いております。
ブルームーン。
シルクのドレスに包まれた、美しい夜を想像します。
ダブルノックアウト。
耐病性に優れ、乾燥にも強いそうだから、病気も暑さも吹っ飛ばすということでしょうかね。
ノスタルジイ。
外側の赤い花びらに包まれ、内側は白い花びら。
美しい思い出に優しく包まれ、懐郷的ということでしょうか。
あとは、名前がよく分からなかったけれども、各種の色の違うバラが心を和ませてくれた。
赤系統の花。
白系統のもの。
黄系統。
紫系統。
白とピンク。
などなど、多くのバラを楽しむことができた。
置いてあった品種名一覧表によると、合計153種、2,622本のバラがあるということだった。
ピークを過ぎてしまっていたのは残念だったけれども、多くの種類の美しいバラの花に、いやされたひとときを過ごしてきたのでありました。