珍しくいい天気になった。
朝から太陽がまぶしく照っていた。
ここのところ、ずっと曇天で、雪がちらつく日が続いていた。
それでも、2月も月末になると、雪が積もってもとけるのが早い。
暖かかった1月から顔を出していた福寿草も、つぼみをふくらませてきていた。
2,3日前には、そのつぼみの先が黄色くなっていた。
今朝、このあと気温が上がって、そして陽射しが当たれば、今日は咲くかもしれない、と期待した。
すると、思ったとおり。
陽光が当たって、つぼみが開き始めた。
1時間もすると、だいぶ開いていた。
ああ、いいなあ!
この黄金の輝き。
見るからに明るく、早春に輝く姿は、見る人を幸せな気分にしてくれる。
さすが、福寿草。
「幸福」と「長生き」が一緒になった漢字が使われたその命名。
よくぞ付けられたものだ。
この黄金色の輝きを見ると、春が来るそー、という気分になる。
春の訪れを告げる、福寿草の花。
幸福な気分をくれて、ありがとう。
午後になって、日陰になったら、またつぼんでしまった。
つぼんだりひらいたりを繰り返して、長く咲いていてほしい。
明日も晴れると、天気予報。
明日も、福寿草の花に、幸せな気分にしてもらおう。