犬のタロウも一緒に一年を見送る一家。1986年当時、茨城県北相馬郡藤代町にて。
今年もご訪問ありがとうございました。皆様にとって来年がいいお年でありますように。
画© M・M
2006年12月31日掲載
犬のタロウも一緒に一年を見送る一家。1986年当時、茨城県北相馬郡藤代町にて。
今年もご訪問ありがとうございました。皆様にとって来年がいいお年でありますように。
画© M・M
2006年12月31日掲載
1978年と1980年の2回 アメリカのニューオーリンズに行きました。
ミシシッピイ川河口で、上流からハシケで運ばれるカオリン(お白粉などの原料)を本船に積み替えるのに旋回式水平引込みバケットクレーンが最適ということで、
色々な経緯がありましたが受注が決まり、河口の真ん中に基礎を打ち、その上に日本製のクレーンが設置されることになりました。
水平引き込み式クレーンのアメリカへの輸出はこれが初めてでした。
☟(富山県伏木港へ納入された同型の旋回式水平引込み式クレーン。 アメリカ納入機には車輪はなく固定式で、ロープの先端に大型バケットをつけた。
(旋回式クレーンは上部全体が360度旋回する。)
。
愛媛県の工場の岸壁から 上部と下部に分けて組み立てしたクレーンを台船に乗せ、高馬力の曳船で太平洋を渡り、パナマ運河を通り、
メキシコ湾に入りサイトの近くまで辿り着いたとき、折あしくハリケーンが近付きタンパ港へ緊急避難するなど紆余曲折がありましたが、
無事クレーンを載せた 曳船に引かれた台船は太平洋を押し渡りミッシッピー河口に到着しました。
そして吊上げ工事も完了し、うまく所期の機能を発揮しお客さんに喜ばれました。
以下の体験は海上輸送や現地工事の前の、注文が決まった前後の時期のことです。
発注内示後の契約条件の交渉をする場所は、お客さんの本社があるニューオーリンズでした。
ニューオーリンズの街
街はミシシッピー河口に位置するせいか、市中はかなり湿度が高く、空港について冷房の効いた飛行機から機外に出ると、
あっというまに眼鏡が白く曇り何もみえなくなりました。 湿度が高い上にホテルの冷房の具合も悪く、下着を洗濯して部屋に吊るしても殆ど乾かず、まいりました。
郊外に車で出ると木々のどの枝にも高温高湿のせいで地衣類が着き、長い毛をたらしていて何となく不気味でした。
昭和30年代の始め頃、この町に来たことがある亡父の アメリカ土産の中にあった絵葉書を見て、気味が悪かったので覚えており、
その地衣類の実物を自分の目でもみることになり、親子2代でニューオーリンズに来ることになったのも不思議なことでした。
「欲望という名の電車」という芝居の舞台となった町で、当時も路面電車が走っており昔フランスの植民地だった頃の
コロニアル形式の今はペンキも剥げかけた木造の家並みが、森の中にけだるく幽霊のように立っていました。繁栄時から時が経ち、時代に取り残された町がここにもありました。
ジャズとフレンチクオーターとナマズ料理
ニューオーリンズと言えばジャズです。もちろん土曜日、日曜日は出張チームのみんなでフレンチクオーターに繰り出し、遅くまでジャズを楽しみました。
そして名物料理はナマズ料理と言う話です。夜が来るのが楽しみでした。
まあ刺し身は無理としても焼き物、煮物などどういうふうにやっつけてくれるのか。土地で有名なレストランに入り、
バドワイザーを飲みながら待つこと暫し、出てきたのはナマズのフィッシュボールの揚げ物が皿にどさりでした。
やはりそこはアメリカでした。フライドボールの山を前にして一人ため息をつきました。おいしかったけど「洗鱠」や「鯉こくならぬ鯰こく」を想像したのが間違いでした。
期待が大きかっただけに落胆の度合いが大きかったです。
南部という土地柄を感じた
あのじとっとした空気の中で北部のニューヨークと違って、何となく去勢されたような黒人が遠慮がちに町を歩いていました。
本屋でもプレイボーイなどの雑誌が置いてある一角にはロープが張ってあり黒人は入れないようにしてありました。
白人女性のヌード写真は彼らには見せないということだったのでしょう。
先日テレビの深夜放送で、シドニーポワチエが主演した「夜の熱気の中で」という映画を20数年ぶりに懐かしく見ました。
南部の町に別件捜査に来たNYの黒人刑事が殺人事件に巻き込まれ、偏見の目の中で地元の署長にも反発されながら、
事件を解決して去っていくという流れ者ヒーロー西部劇を当時の南部に置き換えた映画です。つい終わりまで見てしまいながら、
南部と北部での黒人系の人達の意識の差や白人系住民の彼らの扱いの差を、通り過ぎのよそ者ながら感じたことを、あのニューオリンズの出張の記憶と共に思い出しました。
頭では、差別はよくないと思っていても、夜 ニューヨークで(当時 ニューヨークの今は崩壊してなくなったOneワールドトレードセンタービルに
会社のニューヨーク支店があり、アメリカ出張の時には必ず寄っていた)一人で飯を食いに行きホテルまで帰る道すがら、
ビルの間で目だけが白く光って見える黒人にじっと見られた時の気味の悪さは、理屈ではなく体がすくみました。
アメリカという国は日本と違って大変な幅の人間を含んで成り立っているんだなと、その大変さをつくづく思います。
それと同時に、映画や小説に出てくる少数民族の扱いが変わって来ているように、少なくとも表向きは公平性を拡大していることにも凄い連中やなあとも思います。
(2002年頃メールで友人知人に発信) (画像は全てネットから借用。当時、阿智胡地亭が撮影した写真ではありません。)
NHKのサイトから引用。 、陸軍の今村均、荒尾興功、一兵卒だった大岡昇平、扇谷正造、岡部冬彦、会田雄次、池部良、そして徳川夢声などそうそうたるメンバーだった。 「聖断」による終戦など、昭和20年の“長い夏”が多面的に浮かび上がってくる。 |
いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。
鈴木エイト『自民党の統一教会汚染』──相当な胆力で書かれた圧倒的な事実 - 堀 由紀子|論座 - 朝日新聞社の言論サイト https://t.co/XMYIKMpl4r
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) December 30, 2022
あの日のことは忘れない。統一教会との対立が発端で、機動隊が出動する事態となった日、学生4人が逮捕され、権力の怖さを知った日でもある。当時の私(19歳)は、駒場寮の委員長をしており、学生を代表して警察署長との交渉にあたった。昔も今も権力は理不尽だ。
— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) December 31, 2022
(下記写真は当時の学内広報誌の一部) https://t.co/gAYOtLAxxI pic.twitter.com/KFJU2MFTT0
元受刑者すら哀れむ名古屋の刑務官たちの“異様な生態”とは「俺らは何年かで出られるけど、あっちは『無期懲役』だからね(笑)」《22人が暴力、不適切行為は462件》 #文春オンライン https://t.co/44fyQpIbaI
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) December 30, 2022
「日本でひどい目に」をなくせ 元バックパッカーが作った無料サイト #朝日新聞デジタル https://t.co/wVDxLPQNwm
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) December 31, 2022
もう勘弁して下さいよ。
— 川内 博史 (@kawauchihiroshi) December 30, 2022
日本政府、他国の軍事費への資金提供へ https://t.co/scqA382JIc
90年代に「お蔵入り」した東京大空襲などの証言ビデオ、公開へ前進 都が330人分の意向確認始める:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/ifwLkeqErl
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) December 30, 2022
子どもを後回しにするのは「国家の店じまい」。ブレイディみかこさんが見る、日本の教育の“いま”【2022年回顧】 https://t.co/TOAE0AVh7R
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) December 30, 2022
【東京すくすく】「多すぎる宿題」をやめたら大学合格実績が上がった 進学校・四日市高の「主体性を重視する指導」とは https://t.co/ZidO0bmSw2
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) December 30, 2022
「ウイグル全体が巨大な収容所」当局の動画削除を執念で上回って拡散したら…あまりに悲惨な現実 https://t.co/UOYiz3akzj #ニュース #コラム #47リポーターズ
— 47NEWS (@47news_official) December 31, 2022
https://t.co/u4ESzgf86m「29歳以下が世帯主の年間可処分所得の中央値を計算すると、2021年ですら、わずか272万円です。半分以上が300万円にすら達していません。1996年の可処分所得は281万円でしたから、25年も前の20代より減っているのです。」
— 本田由紀 (@hahaguma) December 30, 2022
国が滅びる。全力で止めるべき。 / 防衛費5年間で大幅増の43兆円、実際は60兆円近くに膨張 そのわけは…:東京新聞 TOKYO Web (東京新聞 TOKYO Web ) #NewsPicks https://t.co/5WnlJBLFiR
— 平野啓一郎 (@hiranok) December 30, 2022
テレビを見ていると、視聴者の知能を引き下げるために番組を流しているとしか思えない。バラエティやお笑いだけでなく、ニュース番組もそんな風に構成されている。思考力のない国民を量産することが支配の方式になっている。
— まりなちゃん (@t2PrW6hArJWQR5S) December 30, 2022
なぜメディアは電通を批判しないのか?電通を批判するとどうなるのか?仕事がなくなる?身の危険を感じる?本間龍さんと一月万冊清水有高 https://t.co/EeejcK43cN @YouTubeより
— 霧月 蒼人@MAD (@aotokizuki) December 30, 2022
それにしても、裁判の映像や写真、音声などの記録が残っているという、ということの意義を感じる番組だったな。あの時代に、捜査段階での犯行再現まで映像になっているとは。 https://t.co/Luklmsifbs
— Shoko Egawa (@amneris84) December 30, 2022
某日雷おこしの買物があったので錦糸町に出た。買い物の前に昼食にすることにして、相方が事前にネットで調べていた「焼き鳥 永ちゃん」に向った。
店まではそれなりの距離があった。時分時を過ぎていたので他のお客さんは一人だけだった。
メニューの一番先に書いてある「焼き鳥丼」を頼んだ。
材料よし、タレよし、焼き方よし。大満足だった。芋焼酎のお湯割りを頼んだら、ご主人から旨い「イカの塩辛」をサービスで出してもらった。
何とも旨い塩辛だった。芋焼酎のお湯割りも一層おいしくなった。しかも小ハンバーグも二つサービスで・・。
正直こんな「イカの塩辛」を出せる店なら夜も酒を飲みに来たいと本気で思った。
初見の我々二人へのお店の家族の対応から、店がやっていけるかどうかは、お客に来てもらってなんぼの気持ちでお店の人がやっているんだなと感じた。
店を出る時に、つい 大満足でしたョと声をかけてしまったら お店の3人のにっこり笑顔が帰って来た。
店を出てから この間、買って本当においしかった雷おこしの店に向った。
よく熟して食べごろのピラカンサスの収奪戦が短時間で終わった翌日、船橋のトリスキー・ブレッドスロアさんの家のベランダの外で、窓が開くのをいまかいまかとトリたちが待っていたそうです。
そのバトルぶりを船橋社中の社主さんから送って頂きました。
☞「トリどうしで目と目が合っているのが、迫力あります。正に、鳥たちの、えさトリ合戦です。
スズメは、毎日、枝にすずなりになります。ヒヨもパンを求めて、護衛をしながら、パンをキャッチです。
ピラカンサスが食べつくされた木で、毎日パン取り合戦です。戦国時代です。
スズメが羽を広げると、大きく羽ばたくのですね。可愛い上に、真剣さが伝わります。昨日は、まわりにスズメがどっといて、
真ん中にヒヨがいたそうですが、一瞬の事です。先ほど、2斤のパンを買ってきました。モデル代をあげなくてはね。
ムクも団体、そこへカラスにハトが来ます。ハトは、図々しく、手すりに止まってパンよこせと注文します。見ていると結構 楽しいです。」
♪緊迫した空気が画面に張り付いています。野鳥にとってはやはり、12月から3月くらいまでは食物探しに死に物狂いの時期なんだと思いました。
パンのつぶてが窓から飛び出してくるトリスキーさんちのベランダの周辺は、どのトリたちにとってもありがたいエサ場なんですね。
書評を読んで、自分が小学校の下級生時代を過ごした北九州の戦後も描かれているらしいと思って買った。
元手のない人間がそれでも生きていくために、身体一つを使って働く。
それは江戸のもっと昔からやってきた仕事でもあり、それらの仕事は昭和の30年代まで残っていた。
その仕事の120種類くらいについた人にインタビューした内容が主になっている。 なんとまあ沢山の手仕事が世の中から消えていったものよとびっくりする。 高木語録③『人夫は死に潔い』 うまいこと年をとってくると体が動かないものですから、案外事故に遭う。病気で死ぬとか、うまいことお迎えが来るのです。急死するんですね。 ルンペンにしろ放浪やっている人にしろ、あの人たちはちょうどいいときにお迎えが来て、適当なところで死ぬんです」 本の内容紹介(webから): 担ぎ屋、唄い屋、三助、隠坊、木地師、ねこぼくや、羅宇屋(らうや)、ポンせんべい屋、よなげや、香具師、門付け、蛇取り師、カンジンどん、まっぽしさん……。 戦後引き揚げ者でもあるひとりの放浪詩人高木護の聞き書きを柱として、生きるためにやってきた仕事、さらに各地で細々と続いている職人仕事なども含めて、 そこから見えてくるほんとうの豊かさと貧しさ、そして人はなぜ働くのか、その根源的な意味を問いかける。 ーーーーーーーー |
いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。
「やましい印象与えた時点で失敗」なぜか非公開で進む「国葬の検証」 出席者まで徹底して隠す政府:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/RbD3xFapdT
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) December 28, 2022
新型コロナ死者過去最多 「5類」見直し見解案まとまる 課題は | NHK https://t.co/UBj2lAfsv5
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) December 28, 2022
何度でも何度でも。
— 岡本宏史(外科医 Hiroshi Okamoto) (@hiroshiok531) December 29, 2022
1941年8月23日大阪朝日新聞。
「軍備の急速な増強を閣議決定」
「国民の強力なる戦時意識の強化と協力を」
着実に #新しい戦前 へ。かつての日本も皆「まさか。。」と思いながら戦争へと突入したのです。戦争できる国にしてはならない。
神戸大学新聞記事文庫 統制経済(1(1)-78) pic.twitter.com/isUmxsAFRJ
宗教右派が求めていることを政治の現場で着々と代理人として進めていく自民党。統一教会問題だけ追求してもいろいろな意味で限界があるという話なのかもしれませんね。 https://t.co/DjAWUH13py
— 津田大介 (@tsuda) December 29, 2022
この報道は必見。特に阿部正寿氏の後半のインタビューです>阿部正寿氏(12双=1969年合同結婚式組)へのインタビュー=最古参教団元幹部が初証言/安倍家三代と旧統一教会【12月28日(水)#報道1930】 https://t.co/ZXqEJuvjcn @YouTube pic.twitter.com/jV99Vui2zV
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) December 29, 2022
不起訴の際、いつも理由を語らない検察。それでいいんですかね。 https://t.co/gt7FuzRLHN
— Shoko Egawa (@amneris84) December 27, 2022
パキスタン料理店にはJR飯田橋駅の東口から行ったが、帰りは腹ごなしに坂を上る西口に向った。坂の途中に「東京大神宮」がある。
若い女性がひっきりなしに入っていくので境内に上がってみた。
大きな会館があって結婚式場や宿泊設備もあり 何となくビジネス神社のかほりが漂うのを感じた。
自らの神社名に「大」をつける神経はいかがなものかと神社の由来を帰宅して調べたら
やはり明治の国家神道の流れの中から作られた明治に出来た新しいものだった。
だから東京大神宮はこの土地の氏神さまでも産土(うぶすな)神社でもない。そのせいか日本のあちこちにある古代からの「やしろ」や「神さびた」という空気の神社ではなかった。
しかし首都の真ん中の利便な立地のおかげもあって多数の参拝者に恵まれていて、あらめて今自分は人口集積地・東京エリアにいるんだと感じ入った。
そしてこの神社が会館方式の神前結婚式場を日本で初めて設けた神社で、別途伊勢神宮の東京出張所の役割を担っていることも知った。
JR飯田橋駅の西口のビルで一休みしてから帰宅した。西口の商業ビルの上から見た中央総武線と外堀。
2010年07月13日(火)「阿智胡地亭の非日乗」掲載
「良さそうな奴がワル」わが父語録 東京 新橋裏通り
原発に反対しつつ家電増え 神戸 西郷隆雄
職人を気取る頑固なだけの人 八尾 立地骨炎
走攻守三つ揃った妻の口 蓮田 谷和也
一兵卒、一兵卒と偉そうに 千葉 姫野泰之
この薬ほどは助けにならぬ夫 神戸 触太鼓
墓までの秘密はワシも二つ三つ 大分 春野小川
政治家に政治検定受けさせたい 倉敷 中路修平
外人が外人に勝つ国技館 橿原 大和三山
孫の靴サイズ半分値段倍 神戸 西郷隆雄
民放のようになっても受信料 近江八幡 日なた猫
根気ない国民性と思われそ 中間 西幸子
兵役も飢えも知らずに終われそう 東京 焦点外
何屋だろ?スーパーメディアクリエーター 川越 麦そよぐ
なんとまあ江戸の人だよベートーベン 相模原 水野タケシ
タレントが離婚したからなんなのよ 静岡 寺田ハンナ
あのレベル選んだ人もそのレベル 尼崎 にしやん
文字化けのような寝言を妻は言い 新潟 橋立英樹
わがままを君は言い張る正直と さいたま 火星落花生
タレントを集め騒ぐなNHK 蓮田 はんなりや
夫って考えたなら他人だし 米沢 佐藤陽子
=いずれも毎日新聞web「万能川柳」から=
内容紹介の全文はこちら。
一部引用
治療困難とされてきた統合失調症の解明、阪神淡路大震災被災者のPTSDのケア、精神科看護師の育成等々に取り組み、人々の苦しみに徹底的に寄り添い続けた「こころの医師」がいます。中井久夫(1934-2022)。日本を代表する精神科医です。中井は、私たちが見過ごしがちな「心の問題」「人間の本質」を、単なる学術的なアプローチだけではなく、私たち一般人にも深く響く瑞々しい言葉を使って縦横に論じてきましたが、この8月に惜しまれつつ世を去りました。番組では、彼の代表作「最終講義」「分裂病と人類」「治療文化論」「戦争と平和 ある観察」「『昭和』を送る」等を読み解き、「私たちにとって心の病とは何か?」「私たちが社会の中に生きる意味とは?」「人が再生していくには何が必要か?」といった問題をあらためて見つめなおします。
中井久夫は当初ウィルス学を志すが研究体制に疑問を感じて精神医学へ転身。当時治療法が確立されておらず、治療困難とされていた統合失調症の症例と運命的な出会いをします。「時系列でグラフ化する」というウィルス研究時に培った方法を使うことで、これまで誰も注目しなかった寛解過程の中に、治療に向けてのいくつもの重要なファクターを発見。「風景構成法」など治療効果をもつ検査法を構築し、患者-医師間の関係を大きく改善していきました。そんな経験を踏まえて中井が執筆した著作の数々は、結果的に独創的な「文化論」「人間論」ともなっており、専門家の領域を超えて一般の多くの人たちが「自らの心の問題と向き合うための名著」として読み継がれています。
それだけではありません。中井久夫は、鋭い知性と深い教養を武器に「病の意味」「文化の役割」「戦争と平和」等のテーマについて精神科医としての観点から考察を続け画期的な著作を執筆していきます。中井の著作は、価値観がゆらぐ現代にあって、私たちが「人間とは何か」「時代とは何か」を見つめなおすための大きなヒントを与えてくれるのです。
番組では斎藤環さん(筑波大学教授・精神科医)を指南役として招き、中井久夫が追究し続けた独自の精神医学やその応用研究を分り易く解説。彼の代表作に現代の視点から光を当てなおし、そこにこめられた【人間論】や【文化論】【平和論】など、現代の私達にも通じるメッセージを読み解いていきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第4回は2023年1月9日に再放送があります。
【放送時間】
2022年12月26日(月)午後10時25分~10時50分/Eテレ
【再放送】
2022年12月27日(火)午前5時30分~5時55分/Eテレ
2022年1月9日(月)午後1時5分~1時30分/Eテレ
※放送時間は変更される場合があります
【指南役】斎藤環…筑波大学教授。精神科医。著書に『世界が土曜の夜の夢なら』、『オープンダイアローグとは何か』など。
【朗読】寺田農(俳優)
【語り】小口貴子
なぜ人は戦争をするのか? なぜ平和は長続きしないのか? 敗戦のとき小学校6年生だった中井久夫が、「戦争の切れ端を知る者」として書いた文章が
「戦争と平和 ある観察」だ。
戦争は「過程」であり、平和は「状態」であるという、精神科医としての経験を踏まえた鋭い洞察。
それは、語りやすい戦争に対して、平和を維持していくための言説には並々ならぬ努力が必要だということを深く示唆してくれる。
第四回は、精神科医としての透徹したまなざしを通して、全く新しい角度から「戦争と平和」の様相を照らし出す。
更に、日本にとって激動の時代だった「昭和」という時代がどんなものだったかを克明に浮かび上がらせる。
いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。
日本には「安い人材」しかいなくなった。いや、そうではない。正確にいうと、本当は能力があるのに、いまの日本の社会構造のために、それを発揮できないのだ。多くの有能な人材が、潜在能力を発揮できずに安い賃金に甘んじている。
— 野口悠紀雄 (@yukionoguchi10) December 28, 2022
これは、「安い日本」におけるもっとも深刻な現象だ。
昨日の河北新報朝刊にいとうせいこうさん連載「東北モノローグいとうせいこう被災地聞き歩き」第8部「佐藤悦一郎さん⑤何も解決していない」掲載です。あの日からなにも解決していない人たちが被災地にはいまもいます。12年目の年が暮れます。https://t.co/hE1sFSowdw pic.twitter.com/rc021Nmhju
— あらえみし (@araemishi) December 29, 2022
池袋の炊き出しに並ぶ人がコロナ禍の3年で2倍増、ここ3か月は毎回500人超で過去最多とNHK NEWS WATCH 9が特集。「生活のよりどころです」など炊き出しに並ぶ人の声を紹介したあと「これからも息の長い取り組みが求められる」とキャスターがコメント。え?民間炊き出し息長く?政府の役割は一体どこに?
— 井上伸@雑誌KOKKO (@inoueshin0) December 28, 2022
#報道1930
— あらかわ (@kazu10233147) December 28, 2022
旧統一教会元幹部の阿部正寿氏
⇒死ぬ前に本当のこと言って…日本人がこういう献金問題を起こした元凶は、文先生です。心の中で、この人(文鮮明)は相当反日だと思ってました…。
鈴木エイト氏
⇒阿部さんは文鮮明から指示された本当の幹部。これを見ている教団幹部は仰天していると思う。 pic.twitter.com/BIsIGa7CDs
副大統領の汚職、90%超のインフレ率、40%台の貧困率…アルゼンチン国民がW杯優勝を喜びすぎる「これだけの理由」#文春オンラインhttps://t.co/V1BOyQhuSI
— 文春オンライン (@bunshun_online) December 29, 2022
たびたび議論になる死刑制度。2022年は死刑をめぐり、葉梨康弘前法相の失言が批判を呼びました。今年は、古川禎久元法相の命令によって、加藤智大元死刑囚(39歳)の刑が執行されています。https://t.co/RnDTRHRpUm
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) December 29, 2022
今週の「SPA!」の上杉隆氏の五輪汚職の連載、森喜朗は高齢だし過去に癌手術を行い、現在も週3回人工透析をする身なので、検察は捕まえられない、という関係者の発言を紹介しつつ、それと併せて、2030年の札幌招致はIOCの規定路線であるが、森が逮捕されれば札幌招致の話は瓦解する、と。そうだよなぁ。
— Galbraithian (@galbraithian999) December 27, 2022
電通は首謀者だもんな、必死に否定するよな。ちなみに博報堂は談合を認める供述をしていたんじゃなかったっけ?
— Galbraithian (@galbraithian999) December 27, 2022
<不正を否定しているのは、
▽電通
▽電通ライブ
▽セレスポ
▽フジクリエイティブコーポレーションの少なくとも4社で
ほかの4社の認否は明らかになっていません>https://t.co/5k6nJWCyai
<五輪・パラ…を巡る談合事件で、入札の発注を主導したとみられ…家宅捜索を受けた…大会運営局の元次長が、調べに対し「談合の認識はない」と説明していることが…分かった…元次長は…「実績のある企業をリストアップしただけで、意向を反映したものではない」と周囲に説明>https://t.co/PDSSw4seSI
— Galbraithian (@galbraithian999) December 28, 2022
五輪施設の赤字は税金で穴埋めされ続けている。組織委やIOC、JOCに自民党政府と言った五輪貴族が甘い汁を吸う為に、あらゆるウソを総動員して市民を欺き倒し、勝手に招致してきた五輪が残した「負の遺産」のツケまで市民に支払わせ、自分達は税金に浸かって肥え太っているのが自民党の正体。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) December 28, 2022
番組の最後には、黒柳が「来年はどんな年になりますかね?」と質問。するとタモリは「誰も予測できないですよね、これは」と少考した上で「新しい戦前になるんじゃないでしょうかね」と答えたのだ。(東スポ)https://t.co/Gvu4g19Qz6
— 保坂展人 (@hosakanobuto) December 28, 2022
いまの社会の中で孤独な存在が行き着く先は自己救済のための暴走。でなければ自滅しかないのか。https://t.co/jLZjuOlItb
— Tokio Kudo / 工藤 時生 (@ttt_0905) December 28, 2022
某日 飯田橋の「スルターン」という店にちょっとランチタイムをずらして午後一時過ぎにビリヤニを食べに行った。
先ずジントニックを頼んだらパリパリ煎餅「パ-パル(パパド)」をツマミに出してくれた。適度に塩味が効きスパイス数種の味がする。
チキンビリヤニは当然インディカ米で(ねばりのあるジャポニカ米ではなく)インド米のスパイス豊富な炊き込みご飯はやっぱりうまい。
ニハリがメニューにある店は滅多にない。ラム肉を柔らかくなるまで煮込んであってスパイスが効いていて
スープの最後まで食べきった。 ニハリ:マトンの骨付きすね肉の煮込みカレー
店はランチの一人客が多かったが 老夫婦が来店し「ニハリ」や「ビリヤニ」をオーダーしたので不思議に思ったのか
パキスタン人のオーナーが席に来てしばらく話し込んだ。
話によると(彼の日本語の発音もアクセントも完璧だった)37年前にパキスタンから来日、しばらく会社勤めをしたが20年前にこの店を開いたそうだ。
コロナ禍でもビリヤニを目指すなどの来客はあり 以前のほぼ80%まで来客数は戻ったと。
「来日当初、小岩や市川などに住んだのであの辺りは住みやすいところと知っている。総武線なら近いからまた時々店に来て下さい。」
二人とも何も残さず全てを奇麗に腹中に納め この店にはまた来ることになりそうだね、と話しながら店を出た。
高校生の頃、中尾佐助さんが書いた「秘境ブータン」という本を読んで、ブータン人は丹前によく似た衣服を身につけ 注連縄を張って結界にし、弓を引くことが国民共通の楽しみなどを知って親しみを持った。 それから日本だけではなく、日本とそれ以外の国や地域のことに急激に興味を持つようになった。 何となく日本は遅れているという考えからすると、新鮮でまことに嬉しかった。 生産はモノのことと思い込んでいるところへ、実は眼に見えない知的活動のアウトプットに、やり方次第で大いに生産性の差がある、という発想はこれまた新鮮で驚いた。 朝日新聞web「天声人語」2010年7月9日から引用 生態学から文明批評へ、究めた領域と足跡は理系文系の垣を越えて広がる。そしてどの「売り場」も千客万来だった ▼本人を前に、哲学者の鶴見俊輔さんが先見性をたたえたことがある。「過去50年については、私の知る限りで最もよく当たった人です」と。 〈情報産業〉なる造語で今日を見通したのは半世紀近く前。国家を語っても、女性や日本語を論じても眼識は鋭かった ▼「本というのは、しょせん誰かが先に言ったことが書いてあるだけ」と、文献より実地調査を重んじた。世界を歩き回り、自らの耳目で紡いだ新説は独創にあふれ、 時の常識を覆しもする。「梅棹学」の真骨頂だろう ▼欧米への劣等感がくすぶる時代に、ユーラシア大陸の端という共通点から、日欧の文明を対等に論じた。 日本を特殊視する欧米人には「こんな事例は世界史にいくらもある」と反論し、返す刀で優越に浸る日本人を戒めた ▼米国から名高い社会学者が訪れた時である。日本の学者はみな英語で話すのに、梅棹さんだけ通訳を介した。 いぶかるゲストに「私の考えは、私の英語で話すにはデリケートすぎる」。楽しい会話は後輩たちを魅了し、いつも談論風発の中にいた。 ▼65歳で失明するも「雑用が減った」と前を向き、口述で活動を続けた。書斎でもあった国立民族学博物館は、研究資料の扱いを思案中だという。 公開するならひと仕事だ。なにせ梅棹デパート、在庫の量が半端でない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 千里・万博公園の民博(国立民族学博物館)に行く - 阿智胡地亭のShot日乗 (goo.ne.jp)click 国立民族学博物館のウメサオタダオ(梅棹忠夫)特別展の展示click |
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少子化に直面する台湾軍、中国の脅威増大でも兵役対象者は減少 https://t.co/0tf1Axzi31 @cnn_co_jpより
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) December 27, 2022
台湾、兵役義務を1年に延長 2024年からhttps://t.co/BtcRaBPmGN
— AFPBB News (@afpbbcom) December 28, 2022
台湾の蔡英文(Tsai Ing-wen)総統は27日、兵役義務を4か月から1年に延長すると発表した。中国からの増大する脅威に備える必要があると説明している。
日本の家計可処分所得はG7最低でアメリカの約半分。「社会保障拡充を」と言うと「欧州のように増税するのか」とディスってくる人がいますが所得から税・社会保険料を除く可処分所得が日本はすでに欧州より少ないので家計に増税でなく家計をあたためる賃上げと社会保障(再分配)拡充の政治こそ必要です pic.twitter.com/28JxRYgC6q
— 井上伸@雑誌KOKKO (@inoueshin0) December 26, 2022
プーチン氏、「全関係者と交渉」の用意あり ウクライナ「現実に戻るべき」 https://t.co/13ewKY87GX @cnn_co_jpより
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) December 27, 2022
「交戦状態に入った相手国との外交チャンネルは全て潰すのが当然」
— マライ・メントライン@職業はドイツ人 (@marei_de_pon) December 27, 2022
と考えている人がけっこう居るらしいのが怖い。戦争に関する知識を放棄しすぎると、いざ戦争に直面した際に狂信的な戦闘に傾く可能性が大きくなる気がする。
「安倍氏銃撃事件」で再び話題のヤジ排除訴訟。12月22日に控訴審の証人尋問がありました。
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) December 28, 2022
出廷した警察官の証言は〝自爆〟とも言えるようなものだったそうです。また、原告によると証拠提出された道警自作の〝再現動画〟が「噴飯もの」とのこと。https://t.co/GZX9uevNQy
「半導体の巨人」TSMC 中国、アメリカ、台湾を渡り歩いた創業者の生涯
— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) December 28, 2022
台湾を半導体生産大国へと導いたTSMC創業者のモリス・チャン。米中対立が激化するなか、世界の半導体供給のカギを握るチャンは引退後も影響力を持つ https://t.co/ehKh0UCrLv #ニューズウィーク日本版
先ほど、どこかのニュース番組で、政務官を辞任した杉田水脈氏のぶら下がりを報じていたが、なんで記者はあそこまで遠慮がちなんですかね。居丈高になる必要はないが、対等に聞くべきことは端的に聞く、ということができないんですかね。まずは、問いはは短く端的に。
— Shoko Egawa (@amneris84) December 27, 2022
【91歳の医師が明かす】 年末年始の寒さにご用心…低気温・低体温だと認知症のリスクが高まる!? - 91歳の現役医師がやっている 一生ボケない習慣 https://t.co/LX4GBkwcZq
— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) December 28, 2022
小泉悠×宮台真司×神保哲生:ウクライナで戦争が起きた理由とそれがなかなか終わらない理由【ダイジェスト】