心底知りたくないが薄々わかっていることを表にさらけ出してくれた。
ネットから⇒解説
ハリウッドを代表する社会派監督オリバー・ストーンが、アメリカ政府による個人情報監視の実態を暴いた元CIA職員エドワード・スノーデンの実話を、
ジョセフ・ゴードン=レビット主演で映画化。2013年6月、イギリスのガーディアン誌が報じたスクープにより、アメリカ政府が秘密裏に構築した
国際的監視プログラムの存在が発覚する。ガーディアン誌にその情報を提供したのは、アメリカ国家安全保障局NSAの職員である29歳の青年エドワード・スノーデンだった。
国を愛する平凡な若者だったスノーデンが、なぜ輝かしいキャリアと幸せな人生を捨ててまで、世界最強の情報機関に反旗を翻すまでに至ったのか。
テロリストのみならず全世界の個人情報が監視されている事実に危機感を募らせていく過程を、パートナーとしてスノーデンを支え続けたリンゼイ・ミルズとの関係も交えながら描き出す。
この映画を観ると背中がぞくぞくしてくるシーンが多いが中でも愕然としたのは、スノーデンが横田基地に居た時の事を回想するシーンで、
アメリカの機関が日本に対する監視を実行し、日本の通信システムの次には、インフラも乗っ取り、ひそかにマルウェアを送電網やダムや病院にもしかけている。
もし日本が同盟国でなくなった日には、日本は終わりだ、と証言するシーンだ。
(マルウェア(malware) は、「悪意のある」という意味の英語「malicious(マリシャス)」と「software」を組み合わせて創られたかばん語である。Wikipediaから。)
このスノーデンの告白の後、映画は日本列島から電気が全部消えていくシーンを挿入している。
もしこのマルウェアがあらゆるインフラに仕掛けられ、そして作動すると日本のインフラの電源が失わることになり、もしこれが原発にしかけられていた場合、
全電源喪失が行われる、ということも意味する。引用元。
アングロサクソンの連中はお上にしても、日本の支配層と違って「最悪のケースを想定する能力とそれに備える手段を作る能力」があるから、間違いなく
日本が何らかの理由で同盟国でなくなることもありうるという想定をしているだろうと思わざるを得ない。
恐ろしい映画ではあるが、この映画が商業映画として国内で上映することが出来るアメリカという国の懐の深さには恐れ入る。
まさに中国でもロシアでももし誰かがこんな映画を作った日には、監督は検挙されてそのまま永久に行方不明になるのは間違いないからだ。
そういう意味でアメリカと言う国の支配層は、社会に充まったガスを抜く、こういうソフトウェアーをうまく機能させていて、中露のならず者支配層よりは
はるかに狡猾巧妙なのだろうという気がする。