パトリックは小さなピアノの上でエサをせっせとついばみ、上質のニワトリラプソディーを創作する。
パトリックは小さなピアノの上でエサをせっせとついばみ、上質のニワトリラプソディーを創作する。
時速144kmを出すのには、かなりの努力と勇気が必要そうですね…!
(Etaには、運転者の呼吸を楽にする導風の工夫もされている)
夏を通して咲いていた瑠璃茉莉やランタナも気温が下がって楽になったのか急に花の数が多くなってきた。
外出先の六甲山の方角の空に秋雲があった。
ねこじゃらしは抜いても抜いても根絶できない。
いくらでも増えるこの葉物の名前をまだ知らない。こんな花が咲いた。
葛飾区のとあるラーメン店の一日を追ったドキュメンタリー映像が、海外掲示板で取り上げられ話題を集めていました。
ドキュメンタリー映像に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●理由は何かわからないが、この店主と深く感情的なつながりを感じた。動画を見るのは1日を始めるクールな方法だ。
↑人間が他者に感情移入する本質だよ。自分も感じた。
●一生懸命働き、仕事を愛し、そのことを嫌がらないだって?
この男性のことのようにうれしいよ。この人がもっとよくなっていくことを願っている。
↑もちろんイヤなところもあり、悪い日もあると思う。だけど日本の文化ではそういうことは絶対に言わないんだ。特に公共では。
↑週に80時間の労働は不健康だよ。それが大好きであってもね。
↑キッチンを清潔にすることは彼の情熱ではなく、必須の雑用だ。
↑ニューヨーク出身だけど、「キッチンを清潔に保つ」ってどういう意味?
何十年もの間、何重にも表面が固まっていくものじゃないのか?
●日本人は働くのが好きだよ。「彼にとって良くなる」とは、成功して商売が安定することであり、客に食事を気に入ってもらうことなんだ。
きっと働ける限り、こんな風にずっと働き続ける。それが彼を幸せにするんだよ。
↑そうだよ、人によっては一生懸命に働くことを、そんなに嫌だと思っていない。特に自分の居場所を作っているときはね。それは理解できる。
特に自分が好きで何かを作っているときはそうだよ。週に80時間の労働ではないんだ。週の80時間を楽しんでいるんだ。
自分には無理だけど。自分はのんびり葉っぱでも吸ってリラックス。
●店の情報。
(麺心 國もと - 京成高砂 | ラーメンデータベース)
↑92.22って、そんなすごいの? これって100点満点?
↑90以上はすごいよ。95以上になると神。自分は80以上の店で食べて、すでにアメリカで食べたどの店よりもおいしかった。
●こういうのを見ると、自分がなまけて甘やかされた最低なやつだと感じてしまう。
今している仕事が大嫌いで、誰にもいい影響を与えることなく何日でも休める。(仕事の予定より進行しないように)頻繁に10~30分の休憩をとって、ネットの掲示板を見て、とにかくひどく退屈な仕事をしている。今の職を変えるつもりだけどね。
毎日、店を掃除して、週80時間勤務の彼と比べて思うのは、本当に彼らは規律正しく働く人々を作れるんだってこと。しかも自分たちの環境に感謝しながらだ。彼は自分でそれを始めて、最後のチャンスだったと語っている。
自分なら3日で、もういいやと台無しにしていただろう。おそらく彼の情熱そのものなので、フェアではないかもしれない。それはもう仕事ではない、きっと人生の目的なんだ。
何か好きになれることを見つけたい。他人を助けるとか、少なくともポジティブに他人に影響するようなことをね。
ここでは彼は1杯ごとに100%の情熱を注いでいる。人々がどう考えてるとか正義の味方ぶった連中が何と言うとかは考えもしない。
Facebookやインスタグラムなどを眺めるのは妨害でしかない。この男が「おいしいと言ってくれるとうれしい」と語るときは笑顔なんだ。そういうのを見つけるのは本当に簡単じゃない。
こんなに働くことが信じられないとの意見が多い一方で、これだけ夢中になれることがあるのはうらやましいといった意見も見られました。
なにより、こんなにおいしそうなラーメン屋がある日本は恵まていると悔しがる人も少なからずいました。
その点に関しては、全くもって同意です。引用元。
👆副菜の「マグロの山かけ」は、山芋のすりおろしもマグロも冷凍食品。
副菜の「レンコンと秋刀魚の煮物」はツマミ用の缶詰。オクラを添えるだけで一品になる。
このマグロの漬け丼の「ヅケ」も「山芋のすりおろし」も冷凍品。「山芋のすりおろし」は一人分づつパックになっているので何かと使いやすく
常備品になっている。
「シネ・ヌーヴォ」のHP(クリック)
芦川いづみ 略歴
◆1935年東京生まれ。52年、松竹音楽舞踊学校に入り、53年に川島雄三監督『東京マダムと大阪夫人』で銀幕デビュー。55年、日活に移り、川島の代表作『洲崎パラダイス 赤信号』『幕末太陽伝』の他、その美貌と清楚なイメージで、数々の文芸映画、青春映画で活躍、スター女優の地位を確立した。50〜60年代の日本映画黄金期に100本を超える映画に出演。68年『孤島の太陽』を最後に、藤竜也と結婚し引退。以後、映画・テレビなどに一切登場していない。
上映作品
東京マダムと大阪夫人
1953年/松竹大船/白黒/96分/16mm
監督:川島雄三/原作:藤沢桓夫/脚本:富田義朗/撮影:高村倉太郎/音楽:木下忠司/美術:逆井清一郎
出演:月丘夢路、水原真知子、三橋達也、大坂志郎、高橋貞二、坂本武、芦川いづみ、稲川忠完、毛利菊枝
♦芦川いづみの映画デビュー作。東京郊外の社宅を舞台にした極上のコメディ。奥様が、大阪の船場育ちと東京の下町育ちというお隣り同士。何かにつけて二人は張り合って…。テンポよく展開するストーリーの面白さ、都会的センスが魅力の絶品。監督の川島に見出された芦川は月丘夢路の妹を初々しく可憐に好演。
洲崎パラダイス 赤信号
1956年/日活/白黒/81分/35mm
監督:川島雄三/原作:芝木好子/脚本:井手俊郎、寺田信義/撮影:高村倉太郎/美術:中村公彦/音楽:真鍋理一郎
出演:新珠三千代、三橋達也、轟夕起子、芦川いづみ、植村謙二郎、平沼徹、松本薫、牧真介
◆東京洲崎遊郭にやってきた腐れ縁のワケあり男女のやるせない日々を見事に描ききった川島雄三の代表作。遊廓入口の飲み屋“千草”を中心に、娼婦やそこに出入りする男たちの姿を描く。女は千草で、男はそば屋で働き始めるが…。どうしようもない男と女たちの中で、そば屋店員の芦川の存在にホッと。
誘惑
1957年/日活/白黒/94分/デジタル
監督:中平康/原作:伊藤整/脚本:大橋参吉/撮影:山崎善弘/音楽:黛敏郎/美術:松山崇
出演:左幸子、葉山良二、芦川いづみ、千田是也、中原早苗、轟夕起子、渡辺美佐子、安井昌二
◆銀座の洋品店主・杉本(千田)は、娘(左)と共に店の二階を画廊に改造しようとするが…。新しく画廊経営に乗り出す父娘と、彼らを取り巻く個性的な面々が繰り広げる恋の鞘当てをスタイリッシュに描く中平康の傑作恋愛コメディ。物語の鍵を握る美少女役に芦川! 出番は少なくとも芦川のために作られたような快作!!
佳人
1958年/日活/白黒/106分/デジタル
監督:滝沢英輔/原作:藤井重夫/脚本:棚田吾郎/撮影:高村倉太郎/音楽:斎藤一郎/美術:松山崇
出演:葉山良二、芦川いづみ、金子信雄、渡辺美佐子、牧真介、村瀬幸子、宇野重吉、山岡久乃
◆多彩な役を演じる芦川は、薄幸な少女もなぜかよく似合う。山陰地方の城下町を舞台に、小児麻痺で床にふす美しい少女(芦川)。戦中戦後の混乱した時代を背景に、幼少から彼女に淡い恋心を持つ青年(葉山)とのメロドラマの秀作。城崎温泉で初の映画ロケを敢行。佳人薄命の言葉通り、はかなき芦川の生涯に感涙必至。
陽のあたる坂道
1958年/日活/白黒/209分(途中休憩あり)/35mm
監督:田坂具隆/原作:石坂洋次郎/脚本:田坂具隆、池田一朗/撮影:伊佐山三郎/音楽:佐藤勝/美術:木村威夫
出演:石原裕次郎、北原三枝、芦川いづみ、川地民夫、小高雄二、轟夕起子、渡辺美佐子、山根寿子
♦空前の裕次郎ブームの中で作られた文芸超大作にして、大ヒットした青春映画の不朽の名作。裕福な屋敷の末娘の家庭教師になった女子大生(北原)は、ひねくれた次男(石原)をはじめ、家族の複雑な事情を知り…。新旧世代の思い、そして戦後民主主義の希望を背景に、青年の心の軌跡を描く。芦川は妹役を名演。
その壁を砕け
1959年/日活/白黒/100分/35mm
監督:中平康/脚本:新藤兼人/撮影:姫田真佐久/音楽:伊福部昭/美術:千葉一彦
出演:長門裕之、芦川いづみ、渡辺美佐子、小高雄二、清水将夫、芦田伸介、西村晃、信欣三
♦美しき恋人(芦川)に会うため車で新潟に向かっていた自動車修理工の青年(小高)。途中の山村で警察に呼び止められ、強盗殺人事件の犯人だと逮捕される…。彼の無実を証明するため、芦川が村の巡査(長門)や弁護士(芦田)と共に動き始める――。愛する人を信じる芦川の眼差し! 新藤兼人脚本の傑作サスペンス。
あじさいの歌
1960年/日活/カラー/106分/35mm
監督:滝沢英輔/原作:石坂洋次郎/脚本:池田一朗/撮影:横山実/音楽:斎藤高順/美術:松山崇
出演:石原裕次郎、芦川いづみ、轟夕起子、中原早苗、北林谷栄、大坂志郎、小高雄二、殿山泰司、東野英治郎
♦石坂文学を裕次郎・芦川コンビで描く爽やかな青春映画の佳作。封建的な父親(東野)と暮らす娘(芦川)。妻が駆け落ちして出て行ったため、娘を外にも出さず厳格に育ててきた。街で東野を助けた青年デザイナー(石原)は、屋敷に来て芦川に一目で惹かれるが…。明るく開放的に変わっていく芦川が素晴らしい!
あした晴れるか
11960年/日活/カラー/91分/35mm
監督:中平康/原作:菊村到/脚本:池田一朗、中平康/撮影:岩佐一泉/音楽:黛敏郎/美術:松山崇
出演:石原裕次郎、芦川いづみ、渡辺美佐子、中原早苗、東野英治郎、西村晃、三島雅夫、宮城千賀子
♦芦川の愛らしいコメディエンヌとしての魅力が全開の傑作コメディ。フィルム会社から「東京探険」というテーマで写真を依頼された駆け出しのカメラマン耕平(裕次郎)。その担当となったのが宣伝部員のみはる(芦川)。才女の芦川を裕次郎は苦手だったが…。東京探検で訪れる名所、そして黒縁眼鏡の芦川が見物!
散弾銃(ショットガン)の男
1961年/日活/カラー/84分/35mm
監督:鈴木清順/原作:陶山智/脚本:松浦健郎、石井喜一/撮影:峰重義/音楽:池田正義/美術:佐谷晃能 出演:二谷英明、芦川いづみ、南田洋子、小高雄二、郷鍈治、浜村純、佐野浅夫、高原駿雄、野呂圭介
♦鈴木清順のウエスタン風無国籍アクションの快作。散弾銃を持った流れ者(二谷)が、町の私設保安官を任されるが…。天竜川の大森林地帯にロケを敢行、ダンプガイ二谷英明が散弾銃のガン捌きで暴れまくる痛快娯楽作。二谷が列車で芦川を助ける。彼女は負傷する前保安官の純真な妹だった。二谷の歌もいい!
あいつと私
1961年/日活/カラー/105分/35mm
監督:中平康/原作:石坂洋次郎/脚本:池田一朗、中平康/撮影:山崎善弘/音楽:黛敏郎/美術:松山崇
出演:石原裕次郎、芦川いづみ、中原早苗、宮口精二、吉永小百合、笹森礼子、小沢昭一、轟夕起子
♦安保闘争で騒然とする1960年代を舞台に、裕次郎演じる経済的にも裕福な大学生と、クラスメートの芦川いづみの一夏をリリカルに描いた、石坂洋次郎原作の青春傑作ドラマ。鬼才・中平監督によるテンポの良い会話やダイアローグが冴え渡り、また芦川の妹役で吉永小百合、酒井和歌子と豪華共演陣も魅力。
憎いあンちくしょう
1962年/日活/カラー/104分/35mm
監督:蔵原惟繕/脚本:山田信夫/撮影:間宮義雄、岩佐一泉/美術:千葉和彦/音楽:黛敏郎 出演:石原裕次郎、浅丘ルリ子、芦川いづみ、小池朝雄、長門裕之、川地民夫、高品格、佐野浅夫
♦愛を確かめるべく中古ジープに乗った裕次郎とルリ子が日本列島を南下、九州に辿り着くまでを描く蔵原惟繕のロード・ムービーの傑作。裕次郎は人気タレント、浅丘はそのマネージャー兼恋人。裕次郎の番組に出演した芦川の純愛の思いから無謀な旅に出ることに。全編にみなぎるロケーションの緊迫感が素晴らしい。
青い山脈
1963年/日活/カラー/100分/35mm
監督・脚本:西河克己/脚本:井手俊郎/撮影:萩原憲治/音楽:池田正義 出演:吉永小百合、浜田光夫、高橋英樹、芦川いづみ、二谷英明、南田洋子、田代みどり、北林谷栄
♦1949年の今井正版に続き井手俊郎が脚本、数々の小百合主演映画を手掛けた西河克己が日活オールスターで描く青春映画の佳作。封建的な気風が残る町を舞台に、生徒や先生、PTAまで巻きこんだラブレター騒動の顛末を描く。明朗快活な叙情性が素晴らしい。原節子が演じた島崎先生役を芦川が爽やかに演じる。
四つの恋の物語
1965年/日活/カラー/90分/35mm
監督:西河克己/原作:源氏鶏太/脚本:三木克巳/撮影:岩佐一泉/音楽:池田正義/美術:木村威夫
出演:吉永小百合、芦川いづみ、和泉雅子、十朱幸代、笠智衆、浜田光夫、藤竜也、横山道代、白木マリ
♦吉村公三郎が映画化した源氏鶏太原作『家庭の事情』を、日活でリメイクを次々と手掛けた名匠・西河克己が映画化。美しい四人姉妹に吉永小百合、芦川いづみ、和泉雅子、十朱幸代が扮する青春模様。定年退職を迎えた父が、四人の娘たちに退職金を分配したことから始まる騒動を明るく描く豪華絢爛の青春超大作。
嵐を呼ぶ男
1966年/日活/カラー/96分/35mm
監督:舛田利雄/原作:井上梅次/脚本:池上金男/撮影:萩原憲治/音楽:伊部晴美/美術:千葉和彦 出演:渡哲也、芦川いづみ、藤竜也、山岡久乃、梶芽衣子、由美かおる、朝丘雪路、宇野重吉、太田雅子
♦裕次郎の大ヒット作を渡でリメイク。前作で弟の恋人役だった芦川は、北原三枝が演じたマネージャー役で現代的な女性を力演。「世紀のドラム合戦」など、パンチと若さに溢れる痛快娯楽作。この2年後に芦川の夫君となる藤達也は渡の弟役。二人が共演したのは本作と『四つの恋の物語』の2本だった。
スケジュール
毎晩でも大歓迎の「高野豆腐の卵とじ」。子供のころはなかなか食卓に乗らないご馳走だった。母の卵とじの味と変わらない。
ルーツ2 信州凍み豆腐の始まり ~長野・東北地方~ 引用元。
もう1つのルーツは長野・東北地方に伝わる「凍み豆腐」。冬場の食材として鎌倉時代からつくられていた“一夜凍り”が室町時代から安土桃山時代の頃、つくって吊しておくうちに自然に乾燥することが発見された以後、この作り方が定着し、これを保存食・兵糧食としたと考えられます。
長野県で最も古い凍み豆腐の産地は佐久地方の矢島村(明治に佐久市へ統合)と伝えられています。戦国時代の武将、武田信玄の本拠地甲州は当時“凍み豆腐”の消費地域であり、武田信玄がこの保存のきく“凍み豆腐”を兵糧として確保しようとしたため、その需要に応えて甲州との街道筋にあたる矢島村において「凍み豆腐」が生産されるようになったと言われています。その後、江戸時代に、佐久・諏訪地方を主産地として商品化され、大量に生産されるようになりました。1825年(文政8年)には、伊那郡駄科村の庄屋良助が飯田藩士を餐応した賄帳に「凍み豆腐」が記されていたことから、各地に凍み豆腐の生産が広がっていたことがわかります。
2016.09.18 〜 2016.09.24
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どんな人が講演者かなど、何の予備知識も持たずにただ「笑顔が咲く庭」の演題に惹かれて申し込んだ。一時間40分のお喋りと35分の質疑応答。
その間、とてもとても興味深く面白い話を聞かせてもらった。人はこれだけの時間喋るとその人の生き方そのものが見えてくる。沢山の失敗を重ねた人の
引き出しにはいろんなものが詰まっていて、大学の先生などおエライ方々の講演と違って共感と感情移入が出来たのが嬉しかった。
日本の男は実際は自分らの大半は女のすぐれもんには負けることを知っているので、徒党を組んで「女はアホや、考えなしや」とつぶしにかかる。
この人はそれを百も承知でズンズン自分のやりたい道を歩いている。自分の両親を「父さん、母さん」という彼女。父さん母さんという日本語は
信州のいとこたちが日常的に使っていた懐かしい物言いだ。上野さんに思わず「とと姉ちゃん」や「かか」という呼び方が出る朝ドラのヒロインを重ねてしまった。
これまでなかなか出会うことがなかったような、いろんな人が世の中には結構いるもんだ・・・と又思った。
フェリシモ神戸学校のサイトから引用⇒
- 日 時:2016年9月24日 13:30 - 16:00(開場13:00)
- ゲスト:上野 砂由紀さん(ガーデナー)
- テーマ:「笑顔が咲く庭」
- 場 所:神戸朝日ホール(神戸市中央区浪花町59番地 神戸朝日ビルディング
神戸学校9月はガーデナーの上野砂由紀さんをお招きします。
北海道旭川市に、日本ではめずらしいとされる4000坪にもおよぶご自身の庭で、北国の気候や風土に合った花や植物を育てておられます。シーズンには色とりどりの花々が咲き乱れるそのガーデンは、「上野ファーム」と呼ばれ、北海道以外からもたくさんの人たちが訪れ、花や植物を愛でるばかりか、音楽のお祭りやマルシェ、野点などのイベントが行われるコミュニティにもなるなど、多くの人たちに愛される場所となっています。
上野さんのお家は、もとは米農家でした。1980年代に、米の個人販売を始められた際、農家まで直接足を運んでくれるお客さまたちに少しでも喜んでもらえたらと、上野さんのお母さまが田んぼのあぜ道にお花を植えたことが「上野ファーム」のはじまりです。その後、上野さんはイギリスに留学し、イギリス式庭園について猛勉強の後、帰国、家族総出での庭づくりによって、2001年、オープンとなりました。このようにして農村にひっそりと誕生した「上野ファーム」は、次第に訪れる人たちとの交流の中、上野さんの豊かな創造力と行動力で次第に活気づいていきます。そして2006年には脚本家 倉本聰さんのドラマ「風のガーデン」のガーデンデザインを上野さんが手がけられたことで「上野ファーム」はさらに多くの人たちの知るところとなりました。
上野さんは「たとえ一輪の花でも、花の力、植物の力で、いろいろな人を楽しませることができる庭づくりはとても面白い世界です」とおっしゃいます。
9月は、米農家でもあった「上野ファーム」が、農業と人をつなぎ合わせる場所として花を植え、庭づくりを家族で始め、その庭がいつのまにかたくさんの人たちとのつながりや、笑顔を生むきっかけとなっていった物語をうかがいます。そして、上野さんの豊かな創造力によって生まれた美しい庭の様子をお見せいただきます。その中で、庭づくりおいて無限に広がっていくデザインのこと、ガーデナーであると同時に二児のお母さんとして日々感じておられる、花や庭が子どもたちの心の豊かさやさまざまなものに展開していける可能性などについても、お話いただく予定です。どうぞお楽しみに!
上野 砂由紀(うえの さゆき)さん<ガーデナー>
北海道旭川市生まれ。イギリスでのガーデン研修を経験後、農場の魅力づくりのため上野ファームで家族とともに庭づくりに着手。2004年、ガーデン雑誌『BISES(ビズ)』誌上で行われた「ビズ・ガーデン大賞」にて大賞・グランプリを獲得。2008年秋に放映された倉本聰脚本のドラマ「風のガーデン」の舞台となる庭をデザイン・制作し話題となる。北海道の気候風土で育つ植物がつくりだす庭を「北海道ガーデン」と考え、北国に合わせた庭づくりと魅力発信に奮闘中。著書に『上野さんの庭しごと』(エフジー武蔵)、 『北の大地の夢見るガーデン』(集英社)、『上野砂由紀のガーデン花図鑑』(芸文社)などがある。また、雑誌『BISES』(芸文社)、『園芸ガイド』(主婦の友社)でも連載中。 十勝~富良野~大雪の8つの庭園を結ぶ「北海道ガーデン街道」協議会 副会長。
☆会場の廊下に過去の講演者の一言ボードが沢山掲示されていた。その中の2枚。
そこで出会った1匹のオランウータンと友達になることに成功したそうです。