阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

図書館への道すがらの花々

2023年04月30日 | 花・草・木・生き物

 

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04月29日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年04月30日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから [ 2011年03月26日土)のブログ]

2023年04月30日 | 東日本大震災ブログ
2011年03月26日(土)
 
吉田福島原発所長の判断があったからまだ今がある。

☆今回の未曽有の大事故でも、この非常時の全体処置を現場の親方に頼っている。この吉田さんという親方(所長)の存在は本当にありがたい。

 しかし彼にはこれから起こりうることへの全体の指揮権はない。

顔が見える東電の技術担当最高役員などが前面に出て指揮すべきだろう。

また、原発事故の現状と対策については枝野内閣官房長官ではなく、東電の役員が前面に出て国民と世界に向けて説明をしていって欲しい。

東電は、弁護士上がりの枝野さんにいつまで、自らの代役を負わせるのだろう。

一部引用・・

ある政府関係者は東京電力の対応に怒りをあらわにする。

「(3月14日に)2号機の燃料棒が露出したとき、東電側は『全員撤退したい』と伝えてきた。撤退したら終わりだった。

絶対に止めなければならなかった」あの時点で撤退とは無責任極まりない。 この政府関係者は、事故の初動から東電の対応に不信感を抱いていた。

   中略

「放水作業のなか電線工事をすることは作業員の安全を確保できるものではなかった。何が起こるかわからないからだ。

本店と現地は何時間も議論した。本店は『自衛隊の放水は止めてもらえ』とまでなった。だが吉田所長が『やる』と判断した」

 ぎりぎりの選択だったが、この工事は成功。現場でも本店でも拍手が起きた。

「本店がいろいろと言っても吉田所長は『評論家はいらない』と取り合わなかった。

彼がいなければ現場も本店もパニックだったろう」(東電関係者)。

全文はこちら

 
 
福島原発の現状と 石橋克彦さんの国会証言

Fさま

教えて頂いた、石橋克彦さんが2005年に国会で話された証言内容は、怖いほどこの3月に日本で起きた原発震災のことを予測していますね。

現在多くの人がこのサイトをclickして読んでいるようです。

これを読んだから、知ったからと言って、すぐに行動なり生活を

変えることが出来ないのは辛いところですが、改めて読み返しています。

◎そしてまた、昨日福島第一原発の3号機だけが原子力発電の燃料が他と異なっていることをネットで知り、次のような田原総一朗のメルマガでも知りました。

「しかし、それよりも深刻なことがある。
黒煙をあげた3号機である。
自衛隊や消防がテレビで一生懸命に放水している。
なぜ3号機にみんな一生懸命なのか。

それは、1号機から6号機のなかで
3号機だけ特別の原子炉だからである。
3号機はプルサーマルなのだ。
プルサーマルだと何が問題か。
プルサーマルは使用済燃料をリサイクルするので
非常に効率はいいのだが、燃料にプルトニウムを利用している。
プルトニウムは非常に危険なものだ。
もし3号機が爆発したらプルトニウムが拡散する。」


◎また、昨日内部被ばくの概念を知りました。

レントゲン照射などを例にする外部被ばくとは全く別物
のようですね。

ユーストリームで言っていましたが、

内部被ばくを避けるために当面、個人として出来るのは、

・雨の降り始めは傘をさしての外出もしない。

・葉菜類は水道の流水で念入りに洗う。

・外出から帰宅したら、玄関先で衣服をよくはたいて埃を落とす。

・空中の放射能物質はマスクでは防ぎきれないが
花粉症用のマスクは多少なりともブロックする可能性がある。
 いずれにせよ気休めでも外出にはマスクをした方がいい。

などのようです。

昨夜、ブログに掲載したユーストリームのやりとりは4時間を越えます。上記のようなことがかなり話されています。

テレビ局には絶対呼ばれない、医療現場を歩いてきた世間的には


エラクない研究者や医者が何人か電話口に出て話をしています。

一人の人は、現場に行かないと何もわからないと沖縄から
昨夜福島に入り、福島で電話で参加しています。

これからは「見ざる言わざる聞かざる」で過ごすのも一法。
また、「カッと目を見開き、耳の穴をかっぽじって」見たくもない
聞きたくもないことを見聞するのも一法。
ここまで来れば その選択にいい悪いはありません。

「最悪の想定」は日本人である私にはとても受け入れたくないことだと、
あらためて実感しています。

 阿智胡地亭 辛好 拝

 
あえて最悪のシナリオとその対処法を考える

全文引用・・ 作業員が被曝し、タービン建屋内の水から通常の1万倍の放射能が検出されするなどの事態を受け、遂に原子力安全・保安院は25日、

福島第一原発3号機で「原子炉のどこかが損傷している可能性が十分にある」ことを認めたが、実際は津波や相次ぐ爆発、海水注入や放水などの影響で、

ほとんど全ての計器類が止まっているため、政府も東電も肝心の原子炉が現在どのような状態にあるのかを正確には把握できていないのが実情のようだ。

 大量の核燃料が入った原子炉が相当の損傷を受け、しかもそこから核燃料が漏れ出している可能性があるにもかかわらず、

「確認ができないので不確かな情報は出せない」というのが政府・東電の一貫した立場のようだが、果たして本当にそれでいいのだろうか。

しかも、燃料漏れが指摘される福島3号機は、プルトニウムを含むMOX燃料を使ったプルサーマル原子炉なのだ。 

不必要なパニックは避けなければならないことは言うまでもない。しかし、人体や環境に長期にわたり不可逆的かつ深刻な被害をもたらす原発事故は、

予防原則の立場に立ち、常に「最悪の事態」を想定して対応する必要があることも事実だ。  そこで、今週のマル激では特別番組(無料生放送)として、

ここまで確認された情報をもとに、あえて現在の原子炉がどのような状態にあり、そこから想定し得る「最悪の事態」は何なのかを、専門家らとともに検証する。

また、そのような「最悪の事態」にどう対応すべきかについても、放射線の専門家らに意見を聞く。引用元と、専門家の意見聴収の動画はこちら

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【岸田首相襲撃事件を機に、犯罪の動機背景についての報道・議論の意味を考える】郷原信郎の「日本の権力を斬る!」#240

2023年04月30日 | SNS・既存メディアからの引用記事

 

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04月28日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年04月29日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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神戸市灘区の“イル・ヴェント”でランチを楽しみました           10年前の今日 2013年4月29日の本ブログに掲載

2023年04月29日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

開店早々の頃に、“イル・ヴェント”を見つけた本人が家族と帰神したので、お昼にでかけました。

赤ワインを含めてよく飲みよく食べてみな大満足でした。考えるとあのころから15年以上家族で通っていることになります。


















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東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから [ 2011年03月25日(金)のブログ]  

2023年04月29日 | 東日本大震災ブログ
2011年03月25日(金)
原発事故、国外への波紋

☆福島の原発から放出されている放射能は山や県境を越え、海や大陸や国境も越えて地球の上を流れている。アメリカもドイツもフランスもパソコン上で、

「Fukushima」の原発からの放射能の拡散状況を刻々と注視している。

例えば、フランスのIRSN(放射線防護原子力安全研究所)が行っている放射能雲のシュミレーション こちら

日本語と英語のIRSNのサイトはこちら

ドイツでは3月20日のドイツのザクセン・アンハルト州の州議会選挙に福島原発事故が大きく影響した。

以下全文引用

2011/03/23 23:00 47トピックスプレミアム

東日本大震災の余震が続き、被災者には容赦のない寒気が襲っている。被災者のみなさんや、その救援や生活の立て直しに奔走する関係者には改めて心からのお見舞いを申し上げたい。
 被災者の救援とライフラインの復旧、原発の安全確保、農産物の汚染対策、国内には取り組むべき課題が山積しているが、今回はあえて目を海外に転じたい。福島第1原発問題が、国境を越えて各国の内政にも波紋を広げ、社会に変化を起こしている、という話だ。

 この20日の日曜日、ドイツのザクセン・アンハルト州で州議会選挙があった。ベルリンの南西にあり旧東ドイツに属していた。余り注目されていなかったが、この選挙で反原発を掲げた90年連合・緑の党が5年前の前回選挙から倍増の7・1%を獲得した。前回は議席獲得に必要な5%の得票率を得られなかったが、今回は議席進出を果たした。福島原発事故が票を掘り起こしたと見られている。

 メルケル首相が率いるキリスト教民主同盟(CDU)の得票率は32・5%と前回から3・7ポイント減らしたが第1党を維持した。
 選挙の直前、メルケル首相はドイツのエネルギー政策の舵取りを「脱原発」の方向に切り直していた。ドイツには原発が17基あり、総発電量の4分の1程度を占めている。もともと反原発の環境保護派の力が強く、フランスの75%に比べて原発依存度は低い。

 98年から2005年まで政権についていた当時の社民党主導の大連立政権は全原発を21年までに廃炉にする「脱原発」政策を打ち出した。09年にメルケル首相の小連立政権が発足すると脱原発の期限を先伸ばしする「脱・脱原発」への方向に動き始めた。原子力を新しい代替エネルギーが普及するまでの「つなぎ」と位置づけ、ある程度の期間は原発を稼働させる、という方向だ。

 福島原発事故が報じられると、メルケル首相は素早く方針を変更し、旧式の原発7基を一時停止する、と発表した。「日本の原発危機がすべてを変えた。安全管理に定評のある日本でさえ事故を防げなかった」ことを理由に挙げた。
 福島の事故は米国のエネルギー政策にも影響を与えている。オバマ大統領は地球温暖化対策の観点から二酸化炭素(CO2)排出量の少ない原発建設を促進する方針を打ち出している。

 共同通信によると、クリントン米国務長官は16日、米テレビとのインタビューで、福島第1原発事故に関して「原子力発電の代償や危険性を考えさせるものだ」と述べ、電力の2割を原発で賄っている米国は、包括的なエネルギー政策を策定することが必要だと訴えた。
 オバマ大統領にとっては福島での事故は想定外の事態だったに違いない。原発の安全性に深刻な懸念が生じれば、クリーンエネルギー政策の遂行に障害となる。大震災発生直後からオバマ大統領が菅首相にひんぱんに電話を入れて、あらゆる支援を約束したのもうなずける。
 代替エネルギーの普及まで原子力の利用が制限されれば、後はとりあえず石油でまかなう他はない、という判断にも行きつく。

 米英仏、西側諸国のリビア爆撃があれよあれよという間に展開したのも、石油の分捕り合戦の一端ではないのか、と思う。2007年12月、リビアの最高指導者、カダフィ大佐はフランスを訪問し、サルコジ大統領から国賓待遇の大歓迎を受けた。それから3年余り、今度はフランスの戦闘機がカダフィ大佐の命を狙って出撃した。
 あれも石油資源確保のため、これも石油資源確保のため。そういう世界に、私たちは生きているわけである。
    (2011年3月23日 今井 克)

 

東日本大震災を試練に日本は自信を取り戻す

――英メディアが見た大震災下の日本

一部引用・・

原発自体に人に恐怖感を抱かせる側面があって報道は大々的だが、逆に、津波の被害に関わる報道が比較的小さくなっているような気がする。津波の被害の全貌がまだ明らかになっていないせいもあるだろう。
 
 私が疑問に思うのは、原発事故と津波の被害との報道のバランスが正しいかどうか、という点だ。数十万人が避難状態になり、十分に食物が配布されていない、高齢者が特に苦しんでいるという報道が出ている。原発事故の展開に注目が集まる中で、津波や地震の被害の現状を伝え、必要な支援が届くための作業がおろそかになるのでは、と懸念している。

――先が読めない状況で、どうやって解説記事を書くのか?
 
 一つにはまず、過去の災害状況との比較だ。『エコノミスト』としては、1995年の阪神淡路大震災など過去の災害時に政府がどのように対応したのか、情報公開の透明性に関して、あるいは政府の問題処理能力はどう変わったのかを比較し、解説を始めてゆく。

 政府や自治体当局などが、95年の阪神淡路大震災をうまく処理できなかったのは誰しもが認めていると思う。今から思うと、災害処理は、当時の政治体制を反映していたのだと思う。経済バブルが破綻してほぼ5年。破綻後の不景気から完全には脱していなかった。当時、国民は政府が何とかしてくれるだろう、政府は善で、国民のために働いてくれるだろうと信じていた。

(1)から(5)までの全文はこちら

世界の資本主義国で新聞とテレビが同じ資本系列であることを認めている国は日本だけだ。

☆この列島に住む住人が毎日読んだり見たりしている大新聞とテレビ。

世界の資本主義国で新聞とテレビが同じ資本系列であることを認めている国は日本だけだ。

以下の話は日頃自分が思っていることを代弁してくれているように思いながら読んだ。

一部引用・・

では、日本のメディアはどう見えるのだろう?

 「日本での経験から言うと、大手報道機関のほとんどが、自分たちが知っていることあるいは考えていることを報道しない印象を持った。

大手報道機関が制約を受けるのは、特に政治エスタブリッシュメントとの関係があるからだ。報道機関の所有者と権力者側との馴れ合い関係があるからだ。

不健全な関係であり、時にはプロとしてのレベルに達しない報道になってしまう」。

政治エスタブリッシュメントは政治家、政治界で働く人のみならず、政治家に近い学者なども入るだろう。

中略

日本で起きている「静かな革命」、つまりは、民主党政権の発足を国民が選択したこと、インターネットメディアの勃興・成長、若者層が

様々な意見を出すようになってきたことなどの話になり、最後は、「メディアは変わっていると思うか」という質問になった。これは東洋経済のネットの記事にも出ているのだが、

日本のメディアは「あまりにも政治エスタブリッシュメントに対して、慇懃・ていねい過ぎる」という話になる。

 ジーグラー氏は、日本の大手報道機関が、政治エスタブリッシュメントに非常に丁寧すぎて、本当の問題を国民のために報道しないことを指摘する。

これは日本のメディアの大きな弱点だ」。

 面白いのは、同氏は東京支局長だったころ、同じ質問を何度もされたという。日本のメディアを論評して欲しい、と。

答えはいつも同じだったという。「テレビ局にも何度も同じ質問を受けた。しかし、私が今のように答えると、インタビューの後、

私のコメントは一度として、放映されることはなかった」という。―取材をしているときのトピックにあわなかったので放映されなかったかもしれないが、

お互いに、沈黙してしまった瞬間だった。


(太線は阿智胡地亭による)

全文はこちら

☆この30年間、日本では新しいテレビ局の開局の認可を国は下ろしていない。堀江貴文はフジテレビを買収しようとしてお上の虎の尾を踏んで、

粉飾決算容疑で特捜に逮捕されフジテレビの買収は出来なくなった。

お上の秩序を狂わせるものは許さん!!わかったかこの若造の新参者めが!!

いまホリエモンこと堀江貴文のツイッターには今日時点で65万6千人を越えるフォロアーがいる。少しずつ社会を変えてきた日本人。

それが日本の強みだと思う。

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このところの家の昼食

2023年04月28日 | ある日のランチ

☝にゅーめん

パスタ                                      ハヤシライス

 

焼うどん                                    しぐれ蛤と具たくさんのお碗

                              

 

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2011年03月24日(木)のブログ     東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから

2023年04月28日 | 東日本大震災ブログ
2011年03月24日(木)
赤ちゃんに健康被害なし 産科婦人科学会が見解
2011/03/24 18:02 共同通信

東京都などの水道水から乳児の摂取基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性ヨウ素が検出された問題で、日本産科婦人科学会は24日、「現時点では妊娠中や授乳中の女性が連日飲んでも、母体や赤ちゃんに健康被害は起こらないと推定される」との見解を発表した。

 同学会は米産婦人科学会の推奨に基づき、胎児に悪影響が及ばない胎児の被ばく量は50ミリシーベルト未満としている。母体の被ばく量(ミリシーベルト)は、摂取したベクレル総量に2・2をかけて10万で割ることで計算できるという。

 東京都が23日に発表したのは「1リットル当たり210ベクレル」。約280日の妊娠期間中に毎日1リットルを飲むとベクレル総量は5万8800ベクレルで、母体の被ばく量は約1・29ミリシーベルトとなる。胎児の被ばく量は、母体の被ばく量より少ないとされるほか、母乳中に含まれる放射性ヨウ素は母体の摂取量の4分の1程度と推測され、これらを考慮しても50ミリシーベルトより十分低くなる。

 妊娠女性は、体の中の水分が不足しないよう注意する必要があり「喉が渇いた場合は決して我慢せず、水分を取ってほしい」と助言。ただ被ばく量が少ないに越したことはないため、ミネラルウオーターやジュースなどがある場合にはそれらを飲むことを勧めている。(2011年3月24日 共同通信)
 
東京の水52ガロン飲まなければ米国の年間許容量に達せず=米専門家
ウォールストリートジャーナル日本版
2011年 3月 24日 12:05 JST

一部引用・・

東京の水道水から基準を上回る放射性物質が検出されたが、米国の放射線の安全性に関する専門家らは大半の人の健康への影響は軽微とみている。

 水道水から乳児の摂取基準の2倍を上回る放射性ヨウ素131が検出されたのを受け、東京都当局者は乳児の摂取を控えるよう警告した。成人については基準値の範囲内だという。

 放射性ヨウ素は妊婦や子どもが摂取すると甲状腺に蓄積して成長を阻害する危険がある。

 だが、ニューヨーク州トロイのレンセラー工科大学のピーター・カラカッパ原子核工学教授によると、米国の1年当たりの放射線の被曝上限値に達するには、東京の水道水を52ガロン(約197リットル)飲まなければならないという。

全文はこちら
 
福島第一原発1号機、核燃料溶融の可能性も
2011年3月24日01時21分 読売新聞

. 福島原発

 国の原子力政策の安全規制を担う、原子力安全委員会の班目春樹委員長は23日夜、東日本巨大地震で被災した東京電力福島第一原子力発電所の事故後初めて記者会見を開いた。

原子炉の被害について尋ねられた同委員長は「(水素爆発した)1号機の核燃料はかなり溶融している可能性がある。2、3号機に比べて、最も危険な状態が続いている」と指摘。原子炉内の温度、圧力の異常上昇が続き、危険な状況にさしかかっているとして、「(炉心が入っている)圧力容器の蒸気を放出する弁開放を行い、炉の破壊を防ぐ検討をしている」ことを明らかにした。

 同原発1~3号機の原子炉の燃料棒は露出し、海水の注水作業が続けられている。23日、1号機の炉内の温度は一時、400度と設計温度(302度)を上回ったが、注水によって温度が下がっている。しかし、圧力の上昇が続き不安定な状態になっているため、班目委員長は「24日にも、圧力容器内の蒸気を放出するかの判断をする」と述べた。

記者会見の動画
 
水道水と乳児のミルク

日本では建国以来空気と水は安全だった。

しかし東京都では、乳児のミルクを溶くのに水道水を使わないようにとの国家の指示が出た。自民党が政権を取っていたままであれば、都民にいたずらに不安を煽るようなこんな指示が出なくて済んだかもしれない。

現在の54基の原子力発電を全て認可したのは自民党政権時代だから
水道水が多少汚染されたくらいでは、菅政権のようにオタオタせずに公表を押さえてくれていたかも知れない。我々クニタミはその方が心の平安を保てると思う(乳児は甲状腺障害を起こすかも知れないが)。

今朝こんなメールをある方に返信した。

「○○さん

昨日、テレビを見て急遽、離乳食のレトルトと缶詰を買いに行きました。乳児用の離乳食を作るのにも水道水が使えないのでは困ると聞けばなるほどその通りです。これから宅急便で送ります。

それにしても原子力発電所が、ここまで人間の手では「制御不能」になる恐れのある設備とは思いませんでした。

 今度のことで、原子力発電促進のための経産省OBが天下っている法人が多数あることと、それらに採用されて、

安全を周知するために動員されてきた評論家の多いことを知って驚いています。

この広宣活動費に経産省は毎年、大きな予算を割いているので、この潤沢な出金(我々が払っている国税の一部ですが)にぶらさがって多くの団体や、

ジャーナリストや評論家が長年メシを食ってきたようです。

そういえば週刊文春、新潮、ポストなどに毎号、日本各地の原子力発電サイトの訪問記事を見てきました。

彼らは放射能汚染の状態になってもまだ、しぶとく原発巻き返しの発言を始めていますが、乳児の身内を持った人間からすると本当に信じられない言動だと思います。」

○参考エントリー

以下「永田町異聞」より全文引用

原子力を弄ぶ罪深きジャーナリストたち

この国の原子力行政は、地震国であるという厳然たる事実に、真摯な姿勢で向き合ってきたのだろうか。

平成17年に内閣府の原子力委員会が策定した「原子力政策大綱」を見てみよう。

今年から新大綱の策定作業がはじまっているが、いまのところ17年の大綱が生きており、すくなくともこれが現下における日本の原子力行政の基本的な考え方といえる。

驚かされるのは、219ページにおよぶ文書のなかで、「地震」という言葉が出てきた箇所を調べてみると、わずか2か所に過ぎないことだ。

最初に登場するのは9ページで、こういうところに使われている。

「原子力施設の設計・建設・運転に当たっては、地震等の自然現象に対する対策はもとより、設備の故障や誤操作に起因して、

内在する放射性物質が国民の健康に悪影響を及ぼす潜在的危険性(リスク)を抑制する安全対策と、妨害破壊行為のリスクを抑制する防護対策を確実に整備・維持する必要がある」

「地震など自然現象に対する対策」と、通りいっぺんの記述があるだけで、具体的な対策の中身は示されていない。

次に25ページのこの部分。「なお、国は、国内外において大きな地震が相次いだこと等から、原子力施設の地震リスクについて国民の関心が高まっていることに留意するべきである」

国は留意すべきである、というだけだ。大きな地震が相次いでいると言いながら、それを、たとえば地球規模で何らかの変動が起きているのではないか、

などと敷衍して考察することもなく、あくまで鈍感に「地震と原発」という重大な課題を通り過ぎる。


原子力委は初めに原発推進ありきの議論でOK、地震対策はその分野の専門家が取り組めばいいという、霞が関的なタテ割り発想が、26名の有識者をそろえたはずの会議に見てとれる。

国の原子力行政の基本において、地震への万全の備えという、国民の命を守る姿勢そのものが抜け落ちているのである。

では、昨年6月にまとめられた資源エネルギー庁の「エネルギー基本計画」では「地震」という言葉が何回出てくるだろうか。

これも「総合資源エネルギー調査会」なる有識者の審議を経ている。

まず3ページ。「テロや地震などのリスクは減じておらず、エネルギーの輸送・供給や原子力などについては一層の安全確保が求められていく」
次に31ページ。

「安全規制を取り巻く近年の大きな環境変化を踏まえた上で、必要な取組を実施してくことが重要である。

具体的には、安全審査制度における品質保証の考え方の取り入れや検査制度における品質保証の取り入れの拡充、

大きな地震動を受けたプラントの点検方法の標準化・マニュアル化、トピカルレポート制度28の対象分野の拡充、リスク情報の活用方策等について検討する」

原子力政策大綱と同様、「地震」という言葉が出てくるのはこの2か所だけである。どんなにコストがかかっても地震への備えを万全にしておくのだという姿勢は微塵もうかがえない。

原子力の平和利用を唱える以上、なによりも「地震対策」という項目を掲げ、原発の是非論も含め、議論するべきではなかったか。

大地震を想定しておかねばならないはずのこの国で、原子力行政に携わる官僚や民間の有識者が、ほとんど本気でその重要な問題に立ち向かおうとしていないことは、驚愕すべきである。

もとより下記のような霞ヶ関作成の原発増設プランを前提にし、アリバイ的に御用学者や評論家、ジャーナリスト、財界人を集めて審議しているのだから、いまさら嘆いても仕方がないことかもしれない。

「2020 年までに、9基の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約85%を目指す。

さらに、2030 年までに、少なくとも14 基以上の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約90%を目指していく」(エネルギー基本計画)

原子力委にしても、総合資源エネルギー調査会にしても、議事録を読んでみると、いつも威勢よくメディアで発言している評論家やジャーナリストが、

委員として惨めなほどにズレた議論をしていることに気づくことがしばしばある。

例に出して恐縮だが、ことし1月31日に開かれた原子力委員会・新大綱策定会議における青山繁晴氏の発言は次のようなものだった。


「原子力発電が集中立地している若狭湾では、雨が降ったとき、自然界の放射線量がどれぐらい増えるかというと、大体170nGy/h(ナノグレイ・パーアワー)までいくんです。

ところが、原発が地震で揺らされたとして、使用済み核燃料棒のプールの水とかが仮に漏れたという被害であれば、170nGy/hまではとてもいかない。

すなわち自然界の放射線量を超えることがない。環境への影響はない。中越沖地震で柏崎刈羽原発の使用済み核燃料棒のプールから水が漏れましたが、

IAEAの調べでも環境への影響はなかったことが確認されている。しかし社会的には、こうした事実がまったく知られていなくて、環境が汚染されたかのような事実誤認がある。(中略)必ず巨大地震というのはやがて来るわけですから、そのときに何が起きているかということを地元の方あるいは国民全体がフェアに、客観的に判断できるような教育を今から積み上げることが大事ではないかと思っています」

この青山氏の発想からは、日本の原発がどうやって地震に備え、安全を確保すべきかという視点は完全に欠落している。

そればかりか、原発が巨大地震に見舞われたときに国民全体が「フェアに客観的に」判断できるよう教育すべきであるという趣旨の発言は、

つまるところ「地震国の国民として少々の放射能で騒がない教育が必要」とも受け取ることができる。自然と人間に対する恐るべき傲慢さといえないだろうか。

ちなみに170nGy/時は、0.136マイクロシーベルト/時である。福島第一原発3号機北西0.5キロにおける放射線量が一時、5000マイクロシーベルト/時を超えたのは周知のとおりだ。

福島市の県北保健福祉事務所で3月22日11時に観測した数字が6.53マイクロシーベルトで、青山氏が持ち出した170nGyすなわち、

0.136マイクロシーベルトの48倍という計算になることを考えると、いかに原子力委でいい加減な議論が行われていたかがわかる。

3月25日に開催される予定だった原子力委の会議は延期されたが、次回会合でも青山氏は同じ考えを貫けるだろうか。

かつて内橋克人氏は、行政や電力会社に支給されるデータ、紙に書かれた情報をマル呑み込みする知識人たちの説く「原発推進論の無知蒙昧ぶり」(内橋克人「原発への警鐘」)を嘆いた。

財団法人「日本原子力文化振興財団」が1000人のジャーナリストを選び「PA(パブリック・アクセプタンス)戦略」と呼ばれる原発推進洗脳作戦を繰り広げたことも、内橋氏は厳しい視線で書いている。

また、鎌田慧氏はその著書「原発列島を行く」(2001年)において、「言論買収」という激しい言葉で、マスコミにはびこる原発信奉者を糾弾している。

「政府資金は、膨大な広告費として、新聞、雑誌、テレビなどのマスコミを汚染した。言論買収といってもまちがいない。また、原発の信奉者は、

これまで数多く輩出した。かつては大熊由紀子(朝日新聞)、最近は上坂冬子(作家)などが、宣伝に貢献している。

上坂は電力会社の『助さん格さん』にともなわれてアジア各地の原発事情をみてまわり、原発賛美の記事を書いている」

いまこそ、ジャーナリストや識者といわれる人々が目を覚ますべき時だ。経産省の幹部が原発関連企業に天下りし、

電力会社が地元にカネをばらまき、原発を「クリーンエネルギー」だとうそぶいて推進してきた結果が、この惨状だ。

国が一刻も早く脱原発にエネルギー政策を転換し、代替エネルギーの開発を強力に進めるため、識者、ジャーナリストは霞ヶ関におもねる姿勢を改めねばならない。

もはや世論をミスリードすることは許されない。

 新 恭  (ツイッターアカウント:aratakyo)

 
  原子力関係・経済産業省管轄の独立法人等リスト
日本原子力学会

サイトの前文:

日本原子力学会は,原子力の平和利用に関する学術および技術の進歩をはかり,原子力の開発発展に寄与することを目的とする我が国で唯一の総合的な学会です。
International Nuclear Societies Council / Pacific Nuclear Council 加盟

日本原子力開発機構

理事長ご挨拶:
 このたび、8月17日付けをもって、日本原子力研究開発機構の第3代理事長を拝命することとなりました。
 原子力機構は、旧原子力二法人(日本原子力研究所並びに核燃料サイクル開発機構)の長い歴史と業績を基にして、平成17年10月、我が国唯一の原子力に関する総合的な研究開発機関として発足しました。これまで、原子力機構が、第1期中期計画期間を通じて国民の皆さまをはじめ、国内外の関係者の皆さまの期待に応えられる確かな研究開発の成果、さらに安全と信頼を大前提とした効果的、効率的な研究開発組織運営の礎を築いてきたことに関して、元理事長、岡﨑俊雄前理事長ご両人の献身的なご尽力に感謝申し上げます。私は、原子力機構発足により新たに築かれてきているこれらの伝統をしっかりと引き継ぎ、私自身の経験も活かして第2期中期計画の達成に全身全霊を傾注してまいる所存です。
 昨今、エネルギー安全保障と地球環境問題が重要な課題として認識されておりますが、私は、原子力技術がこれからの人類の持続的な発展を支えていく上で果たすべき役割が極めて大きいものと確信しています。グリーン・イノベーションやライフ・イノベーションを骨格とした政府の国家成長戦略においても、我が国の持続的発展の基幹となるのがエネルギーの安定確保と科学技術の振興であり、その中にあって原子力の研究開発を行っている原子力機構の使命はますます重要なものになっていくと考えています。
 今年度開始した第2期中期計画では、安全と信頼を大前提として、「もんじゅ」をはじめとする原子力エネルギーに関する研究開発を中心に、引き続き主要事業への重点化を行い、研究開発成果を着実にあげていくとともに、一層のマネジメント強化を行い、計画的かつ効率的で透明性のある事業運営を目指します。また、国内外の原子力人材の育成、国際的な原子力安全、核物質防護及び核不拡散のための諸活動に対し、技術面、人材面において積極的に参画し、総合的研究開発機関として貢献してまいります。
 全国11ヶ所に研究拠点を置く原子力機構の事業は、拠点立地地域の皆さまをはじめ、国民の皆さまのご理解なくしては成り立ちません。原子力機構に対して、皆さまの一層のご支援とご指導を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
(平成22年8月17日)

日本原子力文化振興財団

サイトの財団紹介;

  人類が生み出した科学の粋、といわれる原子力が、社会において成熟したものとなるためには、その科学技術を文化社会の中に融合させることが大切です。
  日本原子力文化振興財団は、原子力の平和利用に関する知識の普及啓発を行い、その必要性についての認識を高め、原子力が明るい文化社会の形成に寄与することを目的として、昭和44年(1969年)7月に設立されました。
 地球環境への負荷の小さいエネルギーである原子力に、国民の積極的な支持と協力を得るためには、きわめて幅広く、かつ多岐にわたる活動が求められます。当財団は、発足以来、設立の趣旨にのっとり、多種多様な事業を展開し、原子力への理解を深め、不安や疑問を払拭していただくための努力を続けてまいりました。
 今後も、広く一般の方々との『対話』を重視して、原子力が明るい文化社会の創造に役立つよう、諸活動を進めてまいります。


下記団体の詳細についてはそれぞれのHPをご覧ください。

○日本原子力発電
○日本原子力研究所
○日本原子力委員会
○日本原子力安全委員会
○日本原子力保安院
○日本原子力発電(株)
○日本原子力安全協会
 
JR宝塚線事故裁判 検事調書の扱い
☆検察官の調書が裁判所で不採用になるなどということは、少し前までありえなかった。法曹ムラの中のなあなあが解消されてきたのか、
法務省と裁判所の間の本来の機能分担が生き返ってきたのか?

どんな仕組みも組織も、結局はそれを運用するのは人間だ。

 60数年政権交代がなかった国では、司法の組織も水が淀んで腐っていた。目に見えないくらい細い水脈でも、司法の池にも新しい水が入ってきたと思いたい。

元部下の供述調書、大半不採用 JR宝塚線脱線裁判
2011年3月22日13時55分 asahi.comから引用

 JR宝塚線(福知山線)脱線事故で、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本前社長の山崎正夫被告(67)の第13回公判が22日、神戸地裁であった。岡田信(まこと)裁判長は、検察側が証拠として採用するよう求めた山崎前社長の元部下ら4人の捜査段階の供述調書計8通のうち4通について、「信用性が低い」などとして採用しないことを決めた。残り4通のうち安全対策などに関する供述内容についても証拠採用しなかった。

 一方で、元部下の「山崎前社長に対して半径450メートル未満のカーブに自動列車停止装置(ATS)を整備するという社内基準を報告した」とする供述など、検察側の主張に沿う調書内容の一部は証拠採用した。

 4人は事故現場カーブ設計担当者(調書1通)▽ATSの開発・整備担当者(調書2通)▽元安全対策室員2人(調書5通)――で、山崎前社長が鉄道本部長当時の部下ら。捜査段階で「前社長は危険な箇所へのATS整備に消極的だった」などと説明し、前社長がATSの必要性などを認識できたのに整備を怠ったとする検察側の主張に沿う供述をしたとされていた。だが、証人として出廷した公判では「意に添わない調書が作られた」などと証言し、調書内容を翻していた。

 決定は、ATS開発・整備担当者の1通と元安全対策室員1人の3通に関し「供述内容が抽象的で信用性が低い」などと判断。「検察側は尋問で証人から具体的な供述を引き出していない」とも述べ、公判での説明と食い違う検察官調書について、証拠採用を求めることを認めた刑事訴訟法の要件を満たしていないと指摘した。

 残り4通の中で証拠採用した部分についても「法廷での説明には疑問があり、相対的に調書のほうが信用性があると判断したが、積極的に信用性を認めたわけではない」と述べた。捜査段階における検察官の供述の誘導など、取り調べの不当性については言及しなかった。

 岡田裁判長は次回公判の31日、4人と同様に公判で説明を翻した別の元部下ら3人の調書計3通についても証拠採用するか判断する。(沢木香織、佐藤卓史)
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自民党重鎮の岸田さんの軍拡批判

2023年04月28日 | SNS・既存メディアからの引用記事

2023年4月26日付東京新聞夕刊

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04月27日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年04月28日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

 

 

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大阪通天閣あたりの「串カツ屋」と同じ店「じゃんじゃん」を錦糸町で見つけた。

2023年04月27日 | 食べる飲む

頼んだレンコンと玉ねぎの串カツが出てきたとき あれっ梅田の「松葉」clickや通天閣の「壱番」clickの串カツと同じ大きさだと嬉しかった。

東京にあるチエーンの串カツ屋はこの半分の大きさの店が殆どだ。ソースの味も関西と全く同じだった。関西の串カツはどこにあるともう悩まずに済むと嬉しかった。

店員に聞くと大阪の串カツ屋のフランチャイズ店でもう一店は高田馬場にあったがコロナ禍で閉店してしまい

関東ではこの錦糸町店一店だけが大阪と同じ流儀でやっていますと。料理のメニューも酒のメニューも豊富でなによりも

串カツそのものが梅田や難波で食べているのと全く同じというのが売れしい。

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2011年03月22日(火)のブログ     東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから

2023年04月27日 | 東日本大震災ブログ
2011年03月22日(火)
現時点での「悪い方のシナリオ」 by 飯田哲也
読んでこれは専門家として覚悟を決めて発表した文書だと感じました。判断のためには、全文を読まれることをお勧めします。なぜこの結論を導いたかについてその理路が述べられています。

Ver.0
2011年3月20日「最悪シナリオ」はどこまで最悪か

~楽観はできないがチェルノブイリ級の破滅的事象はない見込み~

    環境エネルギー政策研究所  所長 飯田哲也

結論部分を引用・・

【暫定的なまとめ】

・ 使用済み核燃料プールで燃料が溶融し,そこで原子炉臨界状態が出現するという再臨界現象はおそらくは起こらないであろう(ホウ素投入はないと安全側に仮定しても)。

・ 再臨界状態が起こるとすれば、その可能性は圧力容器内部の方が相対的に高い。ホウ素投入の効果はあるが、再臨界を抑止できると保障することはできない。

・ 仮に再臨界が起きても、核爆発のように連鎖的・爆発的に広がるのではなく、せいぜいスパイク(瞬間的な臨界超過状態)を何度か繰り返す程度ではないか。

・ その場合、周辺の放射線量(中性子、ガンマ線)は東海村JCO臨界事故のように瞬間的に高くはなっても、核爆発のように甚大な爆発被害が広がることはありそうもない。

・ 再臨界の有無に拘わらず、使用済み核燃料プールでの燃料溶融や圧力容器・格納容器における水蒸気爆発によって、これまでのベント(意図的な圧力開放)をはるかに超える放射能(核分裂生成物)の外部放出の可能性は否定できない。

・ ただし、圧力容器・格納容器の大爆発ではなく、構造上の弱い箇所の破損による瞬時放出に留まると推定される。そのため、黒鉛火災が何日も続いて放射能を大量放出したチェルノブイリ事故とは異なり、瞬時的な放出に留まると推定されるため、深刻な汚染地帯はチェルノブイリ事故よりも限定的に留まるものと推定される。

・ したがって、首都圏や仙台などの大都市の避難勧告のような事態は、おそらく避けることができるものと判断できるのではないか。

・ ただし、最悪シナリオが生じた場合に放出される放射能は、これまで一時的に放出された放射能よりも桁違いに多い可能性があるため、状況の推移によっては、現状の避難範囲(避難20km、屋内退避30km)の再検討やヨウ素剤の配布計画、広範な地域で被曝を最小限に抑えるためのマニュアルの周知徹底などが必要と考える。

  全文はこちら

●飯田哲也
NPO法人:環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長。ルンド大学(スウェーデン)客員研究員。1959年山口県生まれ。自然エネルギーや原子力などの環境エネルギー政策専門家。『21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワークREN21』理事など国際ネットワークも豊富。温暖化ファンドやグリーン電力などを生み出すなど、社会イノベータとしても知られる。中央環境審議会、東京都環境審議会などを歴任、2009年11月には、新政権の25%削減タスクフォース有識者委員、および行政刷新会議ワーキンググループの事業仕分け人に任命された。著書に「自然エネルギー市場」(菊地書館)、「北欧のエネルギーデモクラシー」(新評論)、「自然エネルギー市場」(菊地書館)、「グリーン・ニューディールー環境投資は世界経済を救えるか」(NHK出版)、「日本版グリーン革命で経済・雇用を立て直す」(洋泉社新書)など
 
 
中井久夫先生 大震災
 
阪神淡路大震災が起きたとき、中井久夫先生は心療内科・精神科の臨床医として多くの弟子筋の医者を糾合し、被害者の誰もが多かれ少なかれ持った心の傷の治療に向かい合った。

先生と共に現地の避難所や病院で被害者の治療にあたり、たくさんの人を救った先生の仲間の中には、そのときの疲労の蓄積からか数年を経ずして若くして亡くなった医者や看護師がいる。

彼らに対する先生の鎮魂の痛切な文章は今も忘れられない。

今回の東日本大地震に関し、神戸新聞の求めに応じて書かれた文章が
掲載された。画像をクリックすると紙面が拡大します


阪神淡路大震災が起きたとき先生は、神戸大学医学部付属病院におられた。当時私も中井先生に話を聞いて頂いたことがあり、

大学病院で先生の教え子に一年間カウンセリングを受けた。



アルバム、写真…思い出探しに学生ら奮闘
♪ 被災者と同じ思いの若い人たちの活動。メディアはこういうエピソードを拾ってほしい。読んで本当にありがとうと思った。

毎日新聞 3月21日(月)11時19分配信

 「思い出が詰まった大切な写真を持ち主に返したい」

300世帯以上が津波被害を受け、30人が犠牲になった岩手県野田村で、地震後に帰省した大学院生らが20日、がれきの中にあったアルバムや写真を持ち主に引き渡すボランティアを始めた。泥だらけのアルバムをめくって「うちのだ」と喜ぶ被災者もおり、周囲は笑顔に包まれた。

【被災地のために】いま何ができる? わかりやすく解説

 村出身の千葉大大学院生、小田洋介さん(25)らが発案した。小田さんは地震後の14日に車で村に戻った。両親や祖父母は無事だったが、自宅は1階部分が津波で激しく壊された。写真が趣味の小田さんがまず部屋から取り出したのはアルバムだったという。近所の人のアルバムを見つけて届けたところ、とても喜ばれた。道端に多くの写真が落ちているのを見た小田さんは「思い出までなくなるのは悲しい」と、中学の同級生と5人で拾い集めることに決めた。

 19日に村を歩き、がれきの中からアルバムを見つけて回った。20日は村内の路上で段ボールの上にアルバムや写真を広げ、「一時保管しています」と住民に知らせた。自宅に流れついた他人のアルバムを持ち寄る人も現れ、行方不明者の捜索にあたる消防隊員も、見つけたアルバムを「お願いします」と置いていくようになった。

 孫の写真を見つけた建設業、晴山克身さん(61)は「本当に良かった」と笑顔。小田さんは「写真を見つけた人が元気になってくれて、村が活気づいてくれたらうれしい」と話す。【堀江拓哉】
 
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04月26日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年04月27日 | SNS・既存メディアからの引用記事

画像をクリックすると本文全文に飛びます。

 

 

 

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ある土曜日の錦糸町公園の賑わい

2023年04月26日 | 東京あちこち

 

錦糸町の北口 北斎通り

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