幾つでもやり直せると書いてあるベストセラーのワナにはまりぬ この世でしかと生きている人は本人は無意識でも、語尾を言い切っている・・と思いぬ(笑) 京の都の公家文化の影響が残る西国には、語尾を言い切る文化はないんと違うやろか? |
2011年02月10日(木)「阿智胡地亭の非日乗」掲載
老院長 患者に仲間と間違われ 北九州 選対本部長
オーケストラ一人の年収気にかかる 大分 田中勇司
飲み友の肝炎妻に話さない 川越 麦そよぐ
婆逝くを知らず餌待つ野良猫ら 大分 春野小川
離乳食与える4歳(あね)も口を開け 枚方 ただの人
好況を一度も知らぬ息子たち 神奈川 カトンボ
気が合うね いいえ私が合わせてる 彦根 競り姫
注視する ようはなんにもしないのね 神奈川 カトンボ
なりふりを構わぬ国のヤな手口 島田 寺田光夫
飲む酒が薬の人と毒の人 水戸 冨田英一
アナウンサー「オバマ離れ」と言いにくそ 京都 東原佐津子
田舎でも隣は何をする人ぞ 尾道 金華山
寛容な夫 その実 無関心 四日市 まだいける
良い武器は多く殺せて低コスト 藤枝 寺田克
いずれも毎日新聞の「万能川柳」から引用。
2011年02月06日(日)「阿智胡地亭の非日乗」掲載
懐かしい人を集めてくれた故人(ひと) 佐野 くすグッタリ
ニセモノの壺と知らずに逝った父 米沢 ア北斎
旧友と会って昔の自分知る 札幌 亡国TPP
趣味の欄 人には言えぬと記入する 山鹿 金木賢治
生前も死後も団体ちりめんじゃこ 柏原 柏原のミミ
国境を気にせず生きてこれた幸 相模原 水野タケシ
夕焼けを見なさいメールあとにして いすみ 野原咲子
係長辞めて補充はアルバイト 川越 麦そよぐ
クラス会4人になって雀荘で 神奈川 カトンボ
人類が絶えると神も絶えるのか 川越 麦そよぐ
育て方はっきりわかる成人式 神奈川 福田うる虎
日本には近くて遠い隣国(くに)ばかり 柏 長谷川正利
自分史を書いてもいいが贈るなよ 岡山 百間川
AVを貸してくれたが8ミリで 和歌山 破夢劣徒
いずれも「毎日新聞 万能川柳」から引用。
親は無理だけど夫は選べたが 半田 さらはな 仕方なくたまに落語もやる師匠 八尾 立地骨炎 「無理しない」「努力しない」は紙一重 奈良 サクラモチ そのうちになんとかなるで古希になる 神奈川 カトンボ 結婚し嫁さんしだいになる息子 宮崎 十河三和子 同窓会「ジイさんばかり」言うバアさん いすみ 野原咲子 検察官にも弁護士が付くんだね さいたま 館野志穂 いずれも「毎日新聞 万能川柳」から引用。 |
報酬をとても特殊に出す法人 東京 ドド子 入る金だけで予算を作ったら 千葉 石川明男 正社員いないクレーム相談室 長崎 マー坊 小心なやつが多いな毒舌家 久喜 宮本佳則 男より男手欲しい年となる 津山 大西雅風 真剣に見てたらサプリの広告だ 取手 幸江 あの党に言われたくない表紙替え 佐倉 佐倉総合 テレショップあれこれ付けず値引けぬか 東京 コッシー 若者よ不満はないかデモもせず 池田 園敏 失言をするので記者に囲まれる 枚方 我楽多 まるで熊出たよに報じる小沢記事 亀岡 寺島明夫 消えていた年金じゃない本人が 東京 望月門 幽霊が底上げしてた長寿国 橿原 風幻 アレだって北じゃ女子アナなんだろね 白石 よねづ徹夜 ブブゼラと陰で呼ばれている上司 蕨 あげあし鳥 理事よりも外国力士に救われた 別府 タッポン =いずれも毎日新聞web「万能川柳」から= |
2010年07月13日(火)「阿智胡地亭の非日乗」掲載
「良さそうな奴がワル」わが父語録 東京 新橋裏通り
原発に反対しつつ家電増え 神戸 西郷隆雄
職人を気取る頑固なだけの人 八尾 立地骨炎
走攻守三つ揃った妻の口 蓮田 谷和也
一兵卒、一兵卒と偉そうに 千葉 姫野泰之
この薬ほどは助けにならぬ夫 神戸 触太鼓
墓までの秘密はワシも二つ三つ 大分 春野小川
政治家に政治検定受けさせたい 倉敷 中路修平
外人が外人に勝つ国技館 橿原 大和三山
孫の靴サイズ半分値段倍 神戸 西郷隆雄
民放のようになっても受信料 近江八幡 日なた猫
根気ない国民性と思われそ 中間 西幸子
兵役も飢えも知らずに終われそう 東京 焦点外
何屋だろ?スーパーメディアクリエーター 川越 麦そよぐ
なんとまあ江戸の人だよベートーベン 相模原 水野タケシ
タレントが離婚したからなんなのよ 静岡 寺田ハンナ
あのレベル選んだ人もそのレベル 尼崎 にしやん
文字化けのような寝言を妻は言い 新潟 橋立英樹
わがままを君は言い張る正直と さいたま 火星落花生
タレントを集め騒ぐなNHK 蓮田 はんなりや
夫って考えたなら他人だし 米沢 佐藤陽子
=いずれも毎日新聞web「万能川柳」から=
2010年06月17日(木)「阿智胡地亭の非日乗」掲載
戒名の値段は全部人件費 八尾 立地骨炎
雑炊が6000円の京の店 川西 ようちゃん
園児から老人会まである派閥 東松山 きみちゃん
いいじゃない のらりくらりの日本も 伊丹 晶べい
シングルを2部屋妻に予約され 近江八幡 日なた猫
負けたとはこういうことか基地問題 多摩 起照子
機密費が透けて見えてる評論家 西海 うかい
鳩山さんワシらも認識甘かった さいたま 稀望の星
機密費がしゃべらせていた評論家 岐阜 陶志郎
「処分」って言葉使うな生き物に 箕面 まきまま
金ならば何でもいいかヤワラちゃん 岡山 バブー
=いずれも毎日新聞web「万能川柳」から=
〇 冬の陽に 淡路の島影 遠く見る 山の斜面の 病室の窓
○ 噛みしめて またかみしめる 三分がゆ 五日ぶりだな 旨さの感覚
○ 点滴の ポールを押して 売店で 新聞買えば ナースも買いもの
○ 顎ひげを 互いに見合う 黒と白 向こうは医者で こっちは患者
○ パソコンの ない環境の 七日間 デジタルデバイド 我が身にしみる
○ 新聞と テレビだけ見る 七日間 ウソツキ民主と 洗脳された
○ 古館の もっともらしい 顔付きに 定見のない 哀しみを知る
☆ pcが使えないので携帯からブログに投稿しています。
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◇ 腹が大きく張って 出るべきものが出なく 腹の痛みも増して行くので 早朝5時ごろ 自分で神戸労災病院に電話したら
電話口で症状を聞いた宿直医が タクシーを呼んですぐに病院の緊急窓口に来いと言った。
言われた通りにすぐにタクシーを呼んで病院に行った。
病院で真っ先に撮ったレントゲン写真を見た医者は そのまま即入院治療と言った。腸閉塞を起こしていたのだ。
前日好きな柿を丸かぶりで沢山食べたが 量が多すぎて消化できずに滞留したのが原因だった。
欧米を国際世論と思いこむ 相模原 水野タケシ 世襲して こども社長と言われてる 岡山 巴里雀 単身で太る夫に腹が立つ 新潟 空夢 中づりの見出し以上はない中身 行田 ひろちゃん 人の字をつけていいのか宇宙人 川越 麦そよぐ 何にでも「人間だもの」付けて逃げ 越谷 小藤正明 CMがあまりに長く局を変え 武蔵野 竹とんぼ 使用済みTバックって紅茶かよ ふじみ野 母ちゃん紙 原爆を落とした国の核の傘 武蔵野 竹とんぼ 芸人の政治解説やめてんか 岸和田 つり師 =いずれも毎日新聞web「万能川柳」から= |
データー見て一度も顔を向けぬ医者 神戸市西区 山口 洋司 理不尽に対して市民が怒りを爆発させ仇討ちに打ってでると困るので、川柳で怒りを発散させようと・・・? |
○けものなら死ぬであろうに人ゆえに医学によりて生きて苦しむ 柳澤桂子 ○歩けども歩けどもわが腹囲り九十切らざりじっと膝見る 宗像 巻 桔梗 ○温かい小さな祖国は明け方に一人で食べるカップヌードル イギリス ウイーラー由美 ○退屈の塊として蟇(ヒキガエル) いわき 坂本玄々 ○夫父母の待つ黄泉の駅風薫る 佐賀 草緑 涼 いずれも2007年6/17付日経朝刊27面より引用 |
新神戸駅で新幹線に乗った阿智胡地亭は四日市から来られた81歳の先生と 新幹線の名古屋駅で合流しました。
年金族の私は チケット店で買った新大阪ー熱海間のひかり自由席で新大阪から乗り、座席を確保して4号車で名古屋から乗られる先生をお待ちしました。
以下はそのミニ同期会を詠んだ 生まれて初めての和歌 のようなもの です。
○姿勢良き 恩師目で追う 窓の外 傘寿の旅人 笑顔で立てり
(新幹線名古屋駅プラットホームにて 恩師は剣道を長くやっておられて いつも立姿が美しかった) (熱海駅の改札口で)
(友人の山荘にはオーナーの母上がおられた)
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2006年01月12日(木)「阿智胡地亭の非日乗」掲載
能力の 有った昔は年功制
もう一杯 仕事に生かせその粘り
オレオレに 亭主と知りつつ電話切る
もち肌も 十年経てば鏡もち
この4句は常磐線のザ通楽さんのメールから。
俺に似よ俺に似るなと子を思ひ 麻生路郎
飲んでほしやめて欲しいと酒をつぎ 麻生葭乃
お父さんはネ覚束(おぼつか)なくも生きている 麻生路郎
☆ 川柳には人間愛が底に流れていなければならない。川柳とは人間陶冶の詩であり、人間の機微をうつすものであり、一幕物の舞台劇である。
さらに生活の詩であり、風刺詩であり心の綴りでもある。
そして俳句と同じく、5,7,5でうたう世界で一番短い詩である。
2006年1月8日 日経13面から引用。
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2010年03月20日(土)
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老院長 患者に仲間と間違われ 北九州 選対本部長 オーケストラ一人の年収気にかかる 大分 田中勇司 飲み友の肝炎妻に話さない 川越 麦そよぐ 婆逝くを知らず餌待つ野良猫ら 大分 春野小川 離乳食与える4歳(あね)も口を開け 枚方 ただの人 好況を一度も知らぬ息子たち 神奈川 カトンボ 気が合うね いいえ私が合わせてる 彦根 競り姫 注視する ようはなんにもしないのね 神奈川 カトンボ なりふりを構わぬ国のヤな手口 島田 寺田光夫 飲む酒が薬の人と毒の人 水戸 冨田英一 アナウンサー「オバマ離れ」と言いにくそ 京都 東原佐津子 田舎でも隣は何をする人ぞ 尾道 金華山 寛容な夫 その実 無関心 四日市 まだいける 良い武器は多く殺せて低コスト 藤枝 寺田克 いずれも毎日新聞の「万能川柳」から引用。 |
もしかしてむかし越後屋いま電通 久喜 てぼっちょ
責任にディスタンス置く安倍首相 枚方 リリカ
コロナでも田植えはするし茶摘みする 伊勢 オカリナ
直箸は避けているのね電通は さいたま 高本光政
匿名で人をケナすのやめなさい 西宮 B型人間
結果には責任持たぬ有識者 大分 赤峰ユキ
政治より将棋に力もらう夏 射水 江守正
親分はオモテに出ない広告屋 相生 ブー風ウー