「たけちゃんの四日市街歩き/第3回、四日市、四つ(数えたら五つ)の橋の物語」
1)休日に高台にあるモスクワ大学の正門に連れていってもらいました。ここからは首都モスクワが眼下に一望できます。
森と河とネギ坊主の教会のクラッシクな大都会の中に、帝政ロシア時代以降、共産党政権下で建設された威圧的なだけで美しくない壮大な官公庁ビルも沢山見えます。
この高台へ次から次へと、式を終えたばかりに見えるウエデイングドレスの花嫁と花婿が友人達と車で上がってきて、何枚もモスクワの町をバックに写真を撮ります。
はしゃいだり、ふざけたり本当に楽しそうでした。
人前結婚式の後、ここで写真を撮ってから、役所へ結婚届を出しに行くというのが、当時のカップルのお決まりのコースで若いモスコビッチ(モスクワっ子)が
早くあそこで写真をとりたいと憧れていると聞きました。
2)訪問先への行き帰りは、商社の車で移動しましたが、この車が猛スピードで街中を飛ばします。大通りを横断する人は命懸けで渡るし、
乗ってるこちらも生きた心地がしないほどです。助手席に乗ったベテランの商社駐在員が大声のロシア語でロシア人運転手を叱りつけると
ようやく速度を落としますが、次に乗る時は又同じことで、前以上に怒鳴って何とか平常の速度に戻ります。
あまり同じ事が繰り返されるので、その支店次長である大堀さんに運転手を毎回こんなに怒鳴らんといかんのですかと聞きました。
彼の答えによると、オフィスの事務員から運転手まで全てソ連邦外務省に申請してその部局に登録している人間が派遣されてくる。
必ず雇用するように義務づけられているので断る訳にはいかない。
また当然ながら、その中に諜報部門の人間(エージェント)も紛れ込んでいる。
社会福祉政策の故か、殆どが戦傷者の退役兵だが、無学文盲に近いのもいて、その場合は運転手にしか使いようが無いのが派遣されてくる。
彼らには軍用車を運転する感覚しかない。色々やってみたが、この連中はまあ犬が悪さをした時と同じで、その場で怒らないとわからない、と言いました。
どうみても立派な顔立ちの白人を犬呼ばわりして叱り付けるとは、何と言うことやと顔に出たのでしょう。
彼からすぐに言われました。
この国は日本と違って社会階層差がきついんですよ、連中も社会的に生まれた時からずうっとそういう扱いをされているから そういうもんだとしか思ってない。
この運転手に、このご主人様はいくら猛スピードで飛ばしても怒らないと一回思われたら、命がいくつあってもたまらないと言われてしまいました。
3)当方は九州若松で、ギブミーチョコレートとアメリカ占領軍のジープを追いかけた最後の世代ですから、白人と見ると無意識に一歩引くという
「擦り込み」をされてしまっていたなーと思いました。
その商社のモスコウ支店の次長さんは、ソ連の中央官庁の幹部役人の前でも、いつも背筋を伸ばし、愛想笑い一つ浮かべず堂々と振る舞っていました。
こういう社会主義国家の首都で単身赴任を続け、貿易ビジネスをやっている日本人がいるんやなと実地に知りました。
今思えば商社マンの中に、社会主義国ビジネス専門に携わるプロフェッショナルの分野があった時代かも知れません。
出会いとは面白いもので、この商社の次長さんとは、10数年後、北京で支店長として駐在されている時にもお会いしました。
幾つもの商社の、個性豊かな商社マンたちと仕事を一緒にさせてもらいましたが、モスクワで出会った大堀さんは、今でも忘れられない方々の中のお一人です。
今思えば彼らは皆、「仕事師」でした。彼らの世代が去ったのちに増えたのは、「サラリーマン商社マン」でしたが、
それは日本が豊かになったことの現れ、またその証明かもしれません。
住吉川の両岸には遊歩道があって、一年中ウオーキングやジョギング、犬の散歩に活用されています。
下流側
上流側
水道橋から本山方面。向こうに見える白い建物は神戸薬科大学と、その向こうの甲南女子大学?でしょう。
岡本の交差点
昔からある一本だけ屹立している棕櫚の木は、車で走っているときは気づかず通り過ぎます。
JRの電車に乗って通過するだけで気が付きませんでしたが、摂津本山駅の階上駅の改装工事は、エスカレーター工事だけを
残して完成していました。昨年の大雨のときは地下道が冠水して大変でしたが、もうあの事態は起こりません。
浜側から駅舎を見た画像(トップの画像)
国道2号線方面
阪神電車の青木駅まで歩いて御影駅に戻りバスで甲南病院で下りました。
草ぼうぼうだった妖精の家の敷地は草刈されていました。
この家の持ち主の妖精はもう長く留守をしているようで、住んでいる気配を感じませんでした。
2010年12月14日「阿智胡地亭の非日乗」掲載
♪日本の農業従事者の平均年齢は65歳? そんなことも知らなかった。 大前研一という人はこれまでの立ち位置を見てくると、基本的にはアメリカ政府の考えを代弁する機能を果たしてきたように思うが、 この論評は農業改革に何も具体的な手を打たず、手をこまねいているわれわれを直撃している。。 また、農業従事者の平均年齢が65.8歳と高齢化していることにについて「わが国の農業は貿易自由化とは関係なく、このままでは立ちゆかなくなる」と強い懸念を示しました。 国民の平均年齢、農民が抱える様々な問題を考えて、「農業は世界の最適地でやるべき」というのが私の一貫した主張です。 今までのように農業利権だけで政治が成り立っているという状況が続けば、いずれ「国民の胃袋さえ守れない」という時代が来てしまうと私は思っています。 モチベーションは上がらないでしょう。 オーストラリアでの農業、大規模かつ効率的な機械化で日本とは比較にならないほど高い生産性を期待できます。 広大な土地を使い少人数で大々的に機械化された農業を営んでいる姿を見たら、若い人はそちらでやってみたいと思うのが自然だと思います。 日本の会社や農民が世界の農業最適地へ行き、そこで作ったものを国内に持ってくるという流れを作ることです。 そして、間違っても日本国内に持ち込む際に「邪魔」をしないようにすることが重要です。 物流コストで一気に値段が跳ね上がってしまいます。 自由にコスト競争力のある物流会社を選べないというのは代表例と言えるでしょう。また農業を取り巻く状況を見ると、もう少し大きな問題も見えてきます。 しかも、「土地持ち非農家」の割合が増えてきています。 ※「日本の農業を取り巻く状況」
一般の事業者と比べて多くのものを経費に算入することができます。このような事情もあって、農業利権だけを持っていて実際には 農業に真剣に携わっていない人が一向に減りません。私に言わせれば、日本は「農民もどき」が多過ぎると思います。 そして、本気でTPPにより「際限ない自由化」を実現しようと思うなら、「農業は世界の最適地でやるべき」という考え方は大切だと私は考えています。 現実的に日本の若者が国内で農業に従事する、というのは考えづらいと思います。まだバングラデシュの若者が日本に来て日本で農業をやる、という方が納得します。 日本の若者がオーストラリアなど国外の農業最適地で農業に携わり、そこから日本に農作物を輸入するという流れをぜひ実現してもらいたいと私は願っています。 |
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『巨大おけを絶やすな!日本の食文化を未来につなぐ』最後の桶屋に弟子入りし大桶作りを習う波乱万丈の奮闘記 - HONZ https://t.co/b3qj0jNqgc
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 27, 2023
<新型コロナ・27日>東京都で370人感染、2人死亡:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/PJUVATUhom
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 27, 2023
ウクライナ侵攻1年、まだまだ終わるわけがない理由。アメリカの燃料投下で世界経済は停滞へ=角野實 https://t.co/O6La5h5WG4
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 27, 2023
4月の統一地方選で教団と関係 岸田首相『公認取り消し』に言及したが
— こむぎ (@mugichoko1616) February 27, 2023
鈴木エイト氏「岸田首相の話も煮え切らない。統一地方選も教団関係者が出馬するであるとか陣営に入っているという情報もあるので注意深くみていきたい」#ミヤネ屋 pic.twitter.com/i0mQ3tUGa3
「昔は俳優が目をテープで釣り上げていた。でも今の僕らを見てくれ」94歳アジア系俳優の受賞スピーチがエモすぎる【米SAG賞】 https://t.co/a2687CLbma
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 27, 2023
エホバの証人も当時から霊感商法を行って来た統一教会同様1980年代に本来あるべき捜査や調査をしなかったことが現在の被害につながっていることが明らか>1985年川崎市で小学校5年生の男の子がダンプカーにはねられ/輸血をすることができず5時間後に出血多量で死亡“虐待”の疑い https://t.co/unYsGgl44i
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) February 27, 2023
自分が下した判断により結果的にわが子の命を守ることができなかった夫。夫を攻め続けた妻。子を持つ親としてページを進めるのがしんどかった。でも直視しなければならない。12年という歳月の中で、妻は夫を許せるようになり、夫も前を向くことができた。その現実も直視したいhttps://t.co/2Kylsvt5cx
— 五百旗頭幸男 『裸のムラ』全国公開中 (@yukioiokibe) February 28, 2023
五輪東京大会をめぐる談合事件は、何年もの間、職員派遣やプロジェクト等で協力してきた自治体職員や、民間グループ、個人を深く傷つけるものだ。徹底的に商業化し、名称使用さえさせなかった五輪ビジネスの象徴のひとつが、コロナ禍の中で大音響の装飾トラックの車列が「聖火リレー」だった。 https://t.co/Skhn64SyPT
— 保坂展人 (@hosakanobuto) February 28, 2023
住吉川の方へ向かいました。
残念ながら長く楽しみに歩いた大正時代からあると思われる路地は、日本邸宅が取り壊され、低階層マンションに建て替わったために風景が変わりました。
情緒があった「光悦垣」が消えて、この垣根になりました。
このお屋敷はそのまま変わっていません。新しく建った低層マンションはこのお屋敷の対面になります。
2009年2月8日に掲載した同じ路地のエントリー。「光悦垣」がありました。
池の近くの路地には明治か大正かというような場所が残っています。
材料取替えの費用は大変でしょうが、同じ仕様を維持して欲しいと思います。
2006年3月2日に掲載の付近の写真。 右側の敷地が低層マンションになりました。
鹿児島市夫婦強殺 被告に無罪判決/鹿児島地裁 (2010 12/10 10:50)南日本新聞
鹿児島市で昨年6月、高齢の夫婦が殺害された事件の裁判員裁判で、鹿児島地裁(平島正道裁判長)は10日、強盗殺人と住居侵入の罪に問われ、 死刑を求刑された無職白浜政廣被告(71)=同市三和町=に無罪を言い渡した。死刑求刑事件の無罪判決は裁判員裁判で初めて。 白浜被告は「(現場に)行っていないし、やっていない」と一貫して否認。同事件は殺害の直接証拠はなく、 弁護側は被害者夫婦に執ような攻撃が加えられていることから、 「動機はえん恨と考えるのが自然」として、強盗目的とした検察側立証に反論していた。 事件は2009年6月19日午前6時ごろ、鹿児島市下福元町の男性=当時(91)=方で、男性と妻=同(87)=の他殺体が見つかった。 県警は被害者宅で採取された指紋・掌紋が白浜被告と一致したとして同29日、殺人容疑などで逮捕。鹿児島地検は住居侵入と強盗殺人罪で起訴していた。 裁判員裁判では東京地裁などで4件の死刑求刑があり、いずれも有罪判決(3件死刑)が言い渡されている。 ♪地元新聞南日本新聞は判決前に下の引用した記事を書いていた。 本社在京記者クラブメディアと違って、 (検察と警察にやはり多少は遠慮がちながらも)ジャーナリズムとしての当然の取材と報道をしている。 引用開始・・ 求刑死刑と捜査 (2010-12-04) 鹿児島市下福元町の高齢者夫婦殺害事件。悲惨な現場に残されていた指紋などから逮捕、起訴された被告は裁判でも全面否認したが、鹿児島地検は死刑を求刑した。 有罪か無罪か、さらに有罪なら極刑も認めるのか。12月10日の判決言い渡しに向け、6人の裁判員と3人の裁判官は難しい判断を求められる、と各マスコミは報じた。 しかし、それ以前に論じなければならないこともあるのではないか。捜査は本当に十分なされたのだろうか。 「難しい判断を求める」ことになったのは、鹿児島県警、鹿児島地検にもその責があるかもしれない。と言ったら、酷過ぎるだろうか。 「事件の前足、後ろ足をまず調べるべきだが、今回はそれが立証できていないようだ」。事件捜査に詳しいある関係者はそう懸念する。 裁判で出てきた証拠からは、被告と被害者夫婦が顔見知りだったという事実はない。近所でもない。事件の半年ほど前に被害者宅を望める高台に行ったという過去はある。 年金生活だが、パチンコで大負けしてカネに困っていたかもしれない。 お金欲しさで被害者宅を狙ったとして凶器を準備せず、午後8時ごろ、その場にあったスコップで窓ガラスをたたき割って侵入したとされるが、 被害者や近所の耳目を引くようなそんな物騒なまねをするだろうか。お金が本当に欲しかったら、まずはこっそり目立たないように犯行に及ぼうとしないだろうか。 犯行現場や周辺に被告の靴と一致する跡はなかった。車のタイヤ痕も一致しなかった。被告の車の中から現場や犯行とつながる証拠も出てきていない。 もちろん事件発生から逮捕までに10日たっているから、その間に証拠が隠滅された可能性はあるが、いずれにせよ証拠がない以上、判断はできない。 カネ目的だったのに現場に現金が計13万円ほど、通帳も残っていた。被害者夫婦をスコップで何十回もたたいたとされるが、 そんなに激しい犯行現場で被告の髪の毛は特定できなかった。鉄製のスコップの柄や取っ手に皮膚細胞片も検出されなかった。 指紋も出ず、肝心の凶器と被告との関連はわからないままだ。 一方、現場のタンスなどに残っていた指紋が、コンビニ強盗未遂の前科のある被告の指紋と一致したとして、 それまで捜査線上に上っていなかった被告が重要容疑者となる。県警はすぐさま翌日、任意同行を求め、そのまま逮捕する。 「任同をかける前にまずは、被告の周辺捜査をじっくりすべきだったのでは」という指摘は一部関係者から出ているようだ。 ただ逮捕後は徹底した周辺捜査が行われ、事件との関連は何も出てこなかった。 否認する被告にポリグラフ(一般に言われる嘘発見器)はかけられていない。「通常、捜査上の心証をつかむには必要なのになぜ?」と先の関係者。 無理はしなかったということか。そして、県警は自白を取れなかった。えん恨による犯行ともみられるような悲惨な現場。 被告が犯人だとしたら、なぜあのような大胆で残虐な犯行に及んだのか、 その自供があって初めて合点のいく事件の概要がわかっただろう。 もちろん、これだけ注目された事件だから、あとで自白の任意性、信用性に問題をもたれないためにも、代用監獄(警察の留置場)は使わず、 ちゃんと拘置所(鹿児島の場合は拘置支所)に収監して、真剣勝負の取り調べを行い、自供をとらなければならなかったはずだ。県警はそれができなかった。 被告は「現場に行ったことはない」と犯行を否定している。本当に犯人ではなかったら、これらの疑問は解消できないで当然のことだ。 鹿児島地検は、タンスなどの指紋のほか、逮捕後に採取した被告のDNAと侵入口とされる窓の網戸についていた細胞片が一致したことと、 割れて立てかけてあった窓ガラス片にも指紋があったことを根拠に被告が強盗殺人犯である、とする。被告が「行ったことがない」と否認しても、 侵入痕と物色痕があることから犯人でありえないはずがない、というわけだ。 ただ、指紋やDNAが住居侵入の証拠だとみても殺人行為と結びつく直接の証拠は提示されてない。厳しい言い方をすれば、強盗殺人の罪を問いながら、 その証拠を導き出せなかったプロの捜査側、訴求側としては胸を張れるものと言えるだろうか。 一方、弁護側は「指紋は不自然な付き方をしているなど誰かが細工したもの、DNAは採取方法に疑問がある。資料が残っていず再鑑定もできない」と 証拠価値に疑問を投げかけている。その主張の根拠をもっと示してほしいと言っても、捜査権のない弁護側には難しいだろう。 最終弁論では「ずさんな捜査」と断じ、「疑わしきは被告人の利益に」と、刑事裁判の鉄則を説いた。 (宮下正昭) ♪検察側に立って、検察がリークした内容で文面を構成してきた大手マスメディアの記者ではとても書けない内容だ。 しかも今回の判決はこの記者の推定を越えて踏み込んだものだった。 くにたみの身になってお上の手抜き、不始末、いい加減さをチエックするのはメディアが預かる大きな役目。 南日本新聞はその役割を果たしている。この事件のようなヤメ検ではない真っ当な弁護士もいるし、このような新聞社もある。 日本は捨てたもんでは決してない。大手新聞もテレビも、本来の仕事をせんとエビゾー君を追いかけるので喜んでいたら、誰も新聞買わんようになり、 テレビ見るのは入院患者だけになりそうですよ。 |
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反戦の声を上げること、反戦の声を報じることの意味~ロシアのウクライナ侵攻1年、在京紙の報道の記録 - ニュース・ワーカー2 https://t.co/G4RBq3lAQL
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 26, 2023
非正規雇用の活用を30年前に提言したら…「今ほど増えるとは」労組側「やっぱりこうなった」
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) February 27, 2023
非正規労働の報告書を1995年の経団連元常務理事の成瀬健生さん(89)が、4割近くを非正規が占める現状に「今ほど増えるとは思わなかった。人間を育てることを忘れてしまった」https://t.co/yMv9Jt7R8V pic.twitter.com/SaAjpyp9iD
「1970年度ですが、実はこのときは24.3%しかなかったんです。20年前の2002年度でも35.0%でした」→国民負担率47.5%で「五公五民」がトレンド入り「日本中で一揆が」「江戸時代とどっちがマシ」の声(SmartFLASH)#Yahooニュースhttps://t.co/4qSL3Wynx5
— 鴻上尚史 (@KOKAMIShoji) February 22, 2023
小池都知事が進める明治神宮外苑“樹木3000本伐採”とカネ儲け再開発の出来レース。なぜ明治神宮まで加担するのか?=鈴木傾城 https://t.co/d13rSlqSJB
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 26, 2023
鳥インフルで卵価格2倍に、調達難で外食が悲鳴 #東洋経済オンライン @Toyokeizai https://t.co/8xQsZkdU1C
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 26, 2023
一国の総理大臣が「民主党政権によって誇り、自信、活力失った」ですか…。余りにも格調が低いというか何というか。それにそんなに民主党が悪く、自民党が素晴らしいなら、何でその後の10年間で日本は成長できなかったのかという事になります。切に政権交代をと思います。https://t.co/IWBKfSlbiG
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) February 26, 2023
岸田さん、勝手な思い込みはやめてくれませんか? pic.twitter.com/0arXZoVLOK
— 滑稽新聞@ネット新党・反戦みどり (@akasakaroman) February 26, 2023
【拡散希望です】
— D×P(ディーピー)/ 保護者にたよれず困窮する10代を支援します (@npo_DxP) February 7, 2023
保護者にたよれず困窮する若者へ食糧支援を行っています。
冬は孤立しやすい時期。孤立する前に、ひとりでも多くの若者に情報を届けたいです。
ぜひリツイートや、身近にいる若者に紹介するなど拡散をお願いしたいです!#ひとまずごはん
最大の責任は、密約の存在さえ否定して問題を肉体関係にすりかえた外務省と検察にある。これは西山をいけにえにする「国策捜査」だった。https://t.co/kJghzsv6LD
— 池田信夫 (@ikedanob) February 26, 2023
西山太吉さんの死去。古巣の毎日新聞でも、その他の新聞でも、記事が本記1本しか探せないのはさびしい。
— 阿部岳 / ABE Takashi (@ABETakashiOki) February 26, 2023
沖縄密約、知る権利、権力の恐ろしさ、取材源保護など、書くべきテーマはいくらでもある。
共同通信は頑張っていろいろ記事を配信してくれた。沖縄2紙ももちろん。 pic.twitter.com/UWmR90CuBj
「国家のうそ」に迫る「哲学」 沖縄密約報道の西山太吉さん:朝日新聞デジタル https://t.co/2gxfyxaCp0 昨年、沖縄返還50年のインタビューで、民主主義のために「国家のうそ」にぎりぎりまで迫る意義を、「新聞記者たるもの」と語気を強めて語っていた。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) February 26, 2023
日本は精神医療の酷い後進国だ。又こんな事件が発覚!八王子の滝山病院。男性看護師が患者を虐待して逮捕されたが虐待行為をしていた人物はさらに9人いるらしい。そのうちまず4人を刑事告発する。さらにこの病院では死亡退院率が非常に高い。何が起こってるのか。病院側は今の時点で沈黙。恥辱だ!
— 澤田愛子 (@aiko33151709) February 26, 2023
廃止から一転して継続される基幹統計「農業集落調査」…それでも研究者たちの不安が消えない理由
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) February 27, 2023
60年以上の歴史があるにもかかわらず、廃止が検討されていた「農業集落調査」の「継続」が了承。研究者の猛反発を受けて修正を繰り返してきた。議論から見える統計を巡る課題https://t.co/gAJnsV0A87 pic.twitter.com/praQBp5BuW
「3・11以前への逆戻りだ。十二回目のその日が間もなくやって来る。規制委には、いま一度こう問いたい。フクシマを「なかったことにする」のか、と。」
— まさのあつこ (@masanoatsuko) February 26, 2023
<社説>原発60年超容認 規制委の独立性を疑う:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/UxZNDXS0Ae
家から出て図書館に寄り 江東区亀戸九丁目のこの店のカレーや「銚子丸」の寿司、蕎麦店の「愛知」などが集まるこのゾーンまで行って帰ると
歩行数はどうしても6,000歩ほどになる。
この日も行くにはちょっと遠いなあと、図書館に近い町中華の店「珍来」の名も出たが、今日はやはりあの本場のカレーが食べたいねとなり「フルバリ」に向かった。
行ったおかげで幸い旧中川にかかる新中川橋上からは、鴨がたくさん泳いでいるのも見ることが出来た。
私はタンドリチキンセットでチョイスのカレーはマトンを頼み、酒はジントニックをオーダー。
相方はレディースセットでチョイスのカレー2種類は、サグ(ほうれんそう)チキンとキーマをオーダー。サフランライスやマンゴーゼリーもついている。
スープとサラダもいつもおいしく、セットに入っている飲み物の中からは 二人はともにラッシーを頼んだ。
この日は休日でもあり 店は若い二人ずれや家族客でほぼ満席だった。客はほとんどが近所のマンション街の住人のようで
店内の雰囲気は近所使いの町の蕎麦屋さんとおんなじだ。その存在はもうすっかり街になじんでいる。
完璧な日本語で接客するホール係のインド人の彼は「この間はトニックウォーターを切らしていてすみませんでした、今日はありますよ」
と濃いめに感じられるジントニックを出してくれた(笑)。
●(『現代産業情報』12月1日号より転載) 強制捜査が妥当か否か──等、メディアは多様な論点で語っているものの、その評価軸には海上保安官の行為が犯罪性を帯びている、 投稿映像は日中関係や日本の国益に影響しかねないとの前提がある。 加えて、メディアを通じた内部告発のメリットを再三にわたってつぶやいた。 きやすい」「一方でメディアの取材源秘匿は絶対であり、捜査当局の調べに明かすことはなく、押収されるような証拠を残さないノウハウもある」──。 新聞、テレビはこれを追いかけざるを得なかった。 前記の「なぜ既存メディアに尖閣映像が流出しなかったのか」という問いに対するものと、同じ解答を示している。 内部告発を考える者にとっては、既存メディアは信頼できるメディアではなくなっているのだ。 真贋の確認、日中関係の考慮など、ためらう要素はあまりに多すぎる」(関係者)との指摘がある。 GoogleのIPアドレス開示はその典型例だが、そのリスクがあっても重大情報が既存メディアに入ってこない情報流通路の地殻変動こそがメディアの危機の本質である。 罵詈雑言を発するしかないその苛立ちは、自民党の谷垣総裁の苛立ちと同じで、盛り返しの手段方法が見えないことにある。 |
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ノーベル賞受賞者ら8人が声明 学術会議法改正に「大きな危惧」 | 毎日新聞 https://t.co/PBowt6xEeo 戦後最も愚かで軽薄なカルト岸田政権はノーベル賞学者らの警告をよく聞け!学術会議法大改悪に強く反対する!
— 澤田愛子 (@aiko33151709) February 25, 2023
反戦の声を上げること、反戦の声を報じることの意味~ロシアのウクライナ侵攻1年、在京紙の報道の記録 - ニュース・ワーカー2 https://t.co/G4RBq3lAQL
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 26, 2023
#サンデーモーニング
— あらかわ (@kazu10233147) February 26, 2023
青木理さん
⇒北朝鮮による危機に対し日米韓に中国を巻き込むなどして話し合いの場やコントロールする場を作らなければいけないのに敵基地攻撃や防衛費倍増の話ばかり。
外交などで北朝鮮と話し合ったりパイプを作りコントロールするすべを作ることに進路を向けていくべき。 pic.twitter.com/DBNU80VP2w
「これは長くやってきた『しきたり』だ」幽霊団員に支払われた報酬総額は3億1427万円…不透明な報酬を正当化する“地域消防団OB”の“呆れた言い分”
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 25, 2023
『追跡 税金のゆくえ~ブラックボックスを暴く』より #1 #文春オンライン https://t.co/9DUXezeqAV
イギリスではなぜ鉄道員、教員、そして看護師までストライキを始めたのか? 混迷する現代に示唆をもたらしてくれる“ある哲学者の思索”
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 25, 2023
國分功一郎とブレイディみかこが語る“沈みゆく世界”#1 #文春オンライン https://t.co/1UtjKhzw1S
光熱費の高騰を抑えるために風力タービンを導入したイギリス北部のコミュニティ…「災害ユートピア」から新しいリーダーが生まれてきた
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 25, 2023
國分功一郎とブレイディみかこが語る“沈みゆく世界”#3 #文春オンライン https://t.co/Wmak1rTNv8
「個人は心臓で社会は肺なんだ」…“哲学の裏街道”スピノザとアナキズムが教えてくれる“抑圧に基づかない社会”の在り方
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 25, 2023
國分功一郎とブレイディみかこが語る“沈みゆく世界”#2 #文春オンライン https://t.co/Tbc8lmbs36
本気で「異次元の少子化対策」をしたいなら、「異次元の雇用不安」を解消せよ! - 小林美希|論座 - 朝日新聞社の言論サイト https://t.co/XHyPBoqIuT
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 25, 2023
「支持政党なし」が多いのは、党内民主主義をおろそかにした政党ばかりだからだ - 田中信一郎|論座 - 朝日新聞社の言論サイト https://t.co/qxGv3IDXco
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 25, 2023
エホバの証人の悲劇>日本でその名が知られたのは1985年の事故がきっかけです。川崎市で小学生の男の子(当時10)がダンプカーにはねられ重傷を負います。病院に搬送されましたが親が信仰を理由に輸血を拒否。男の子は死亡=エホバの証人「輸血拒否」の実態…現役幹部が証言https://t.co/zsnn7bOTni
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) February 25, 2023
この文書には「神を畏れる親は子供をエホバからの貴重な贈り物と見ています。そして子供を大切な財産として訓練して守るという神から与えられた責任を真剣に受け止めます」とあり結局優先されるのは子の福祉ではなく宗教側の都合です。統一教会の養子縁組制度と同じ問題を抱えています ↓ 資料60 pic.twitter.com/HK7jFWMRHx
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) February 25, 2023
ウクライナで平穏な日々を送っていた、16歳のオレクサンドラさんが記録した7日間。
— 日本ユニセフ協会 UNICEF東京事務所 (@UNICEFinJapan) October 21, 2022
2022年2月24日、いつも通りに始まるはずだった1日は、サイレンが鳴り響き、恐怖と心の痛みに震える1日に。
「平和に暮らしていた私たちが、どんな罪を犯したっていうの?」
ウクライナ危機、1週間の記録映像。
木原副長官の驚きの発言に、松野官房長官は「政府と齟齬がない」。複数の政権幹部も「発言は正しい」とのこと。すごい方々だ。普通の感覚では全く理解できない。国民負担率47.5%なのに、更に国民に増税を課そうとする方々の発想は、あまりに“異次元”でついていけない・・・ https://t.co/N4Dfyxb4DE
— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) February 25, 2023
患者虐待常態化?看護師ら追加告発へ 八王子の病院、高い死亡退院率:朝日新聞 https://t.co/kEejX3YlCO 東京都八王子市の精神科「滝山病院」の看護師の男が入院患者への暴行容疑で警視庁に逮捕された事件で、患者らの代理人弁護士は近く、別の看護師ら9人前後について暴行罪などで追加で告発する方針
— 保坂展人 (@hosakanobuto) February 25, 2023
トルコ・シリア大地震 死者5万人超 支援物資の供給が課題 | NHK https://t.co/yDz69gLdNU 27日に発生から3週間となるトルコ南部の大地震では、これまでに隣国のシリアとあわせ死者の数は5万人を超えています。被災地では被害が広範囲に及んだことから物資を各地に行き渡らせることが課題となって…
— 保坂展人 (@hosakanobuto) February 25, 2023
「沖縄返還にともなう密約」をスクープした元毎日新聞記者だった西山さんは、苦しいイバラの道を歩んだ。すでに、国会質問に立った横道孝弘元衆議院議員も2日に亡くなっている。西山さんの名誉回復は不十分で、ジャーナリズムとは何かを問いかけている。 https://t.co/XjUei82Gaq
— 保坂展人 (@hosakanobuto) February 25, 2023
西山裁判には渡辺恒雄、氏家斉一郎、内田健三などの政治記者が弁護側証人として登場。渡辺氏は「外務省の発表を待っていたのでは、国民に知らされなければならない交渉経過が、永久に報道されずに終わってしまう」と述べた⇒外務省機密漏洩事件・記者たちの証言(江川紹子)https://t.co/3EnnTUsxKg
— Shoko Egawa (@amneris84) February 25, 2023
✒ミャンマー国軍のミンアウンフライン総司令官から、麻生太郎元首相と…(中略)…渡辺秀央元郵政相が名誉称号と勲章を贈られた
— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) February 25, 2023
✒有権者に選ばれた政権を武力で転覆させ、抗議する市民を多数殺害している人物からの表彰を受け入れるとは、常識的感覚からして信じ難い
📎特報面https://t.co/eCCuzCCF00
4冊のうち二冊は読み切れていなかったので再度予約して借り出しました。
「ちばてつや」さんは、何人かいる阿智胡地亭が生きていく上での指針になる方の中で 現存するお一人だ。
出版社のコピーから引用;
ジョーも松太郎もてつやから。名作の裏に…
いつしか老作家となったマンガ家・
ちばてつやは、様々な社会的
役割を務め多忙だった。だが…
ある日、コミック雑誌から執筆依頼が来た。
最初断ろうと思ったちばだが、その脳裏には
幼い頃の満州の物凄い夕焼け、
人生の節目で出会った素晴らしい人々、
そしてどんなときも不器用に苦しみながら
マンガを描いてきた自分の姿が去来する。
オールカラーショートコミックで描く
半生の記。ちばてつや18年振りの最新作、今ここに結実!
『ひねもすのたり日記』(ひねもすのたりにっき)は、ちばてつやによる日本の漫画。
作品タイトルの“ひねもすのたり”とは「一日中だらだら」の意。
概要
『ビッグコミック』(小学館)の2016年1号から連載中。全編カラーページで掲載されている。
ちばの『ビッグコミック』連載は1998年に終了した『のたり松太郎』以来18年ぶりで、ちばの新作としては
『コミックアルファ』に1998年から1年間連載された『ハネ太』以来17年ぶりとなる。
本作は、水木しげる[1]のエッセイ漫画『わたしの日々』が2015年5月に連載が終了して以降、しばらく空席となっていた『ビッグコミック』の巻末ページ[2]の新作として、
同年12月に連載が開始された。作品の内容は、ちばてつや本人の日常的な生活、満州国や引き揚げ後に暮らした千葉県での幼少時代、漫画家活動のかけだし時代、
といった過去に起きた出来事などを、ちば自らが綴るというもので、『わたしの日々』のコンセプトを継承する形となっている。
的場 昭弘 : 哲学者、経済学者、神奈川大学経済学部教授
2022年2月24日にロシアとウクライナの本格的戦争が始まってから1年が経つ。しかし、現在まで停戦合意に至っていない。最新の兵器をもった2つの国の軍隊が行う本格的戦争は、もう長い間忘れていたものであった。
確かにアフガニスタン、イラクなどの地域で戦争はこれまでにもずっと続いていたが、それらの戦争は圧倒的に勝る近代兵器をもったアメリカ軍などによる戦いだった。
これは、多くの場合短期決戦で決着がつくか、そうでなかったらゲリラ戦に突入し、近代的兵器それ自体が意味をもたず、ずるずると長期の内乱状態へと進むかであった。それに比べると今回の戦争は、短期に決着がついた、アルゼンチンとイギリスが戦った1982年のフォークランド紛争以来の、国家間の本格的近代戦争である。
国家と国家との対立ではない戦争
しかし、今回の戦争をこれまで以上に複雑にしているのは、それが国家と国家との対立の戦争ではないことだ。問題の発端になっているドンバス問題は、すでに問題の範囲内にはない。
問題はNATO(北大西洋条約機構)とそれに対抗するロシアを含むBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国)の戦い、すなわち世界を分断する天下分け目の戦いへと変化している。そしてそれは、両国の背後に巨大な経済力をもつ両陣営の世界戦争による様相を呈している。
だから停戦合意はまったく問題になっていない。戦争を終わらせる話し合いの場すらできていない理由は、この戦争が旧来の先進国と勃興する後進諸国との雄雌を決める戦いになっているからだ。
しかも、それが2つの国の背後にいる中国とアメリカという、世界を二分する国の意地をかけた代理戦争の役割を負わされていることで、停戦合意の目途はますます遠ざかるばかりである。両陣営とも、妥協点を探ることを放棄している。しかもそれが国連の場での解決を困難にしている。これでは戦争は終わることはない。
この戦争が終わらないのは、戦争が維持されることで経済が繁栄すると思っている背後の国々の、平和のための代償となっているからでもある。こう考えると、19世紀のトルストイの小説『戦争と平和』(1869年)の話が思い出される。
トルストイの『戦争と平和』は19世紀を代表する名作だといわれる。なぜか。その理由は、19世紀の戦争が平和の延長線上にあることを描いた作品だからだ。戦争と平和という2つの言葉はけっして相対立するものではなく、平和は戦争によって作り上げられているという近代世界の皮肉な逆説を、トルストイが長大なロマンスの中で描いているからだ。
トルストイはこの作品の発想を、フランスの思想家ピエール=ジョゼフ・プルードンの作品、その名も『戦争と平和』(1861年)に負っている。彼はブリュッセルに亡命中のプルードンに会い、そこからこの小説のタイトルを思いついたのだ。この小説にピエールという、プルードンを思わせる主人公も登場する。
プルードンの『戦争と平和』
プルードンの『戦争と平和』は今ではほとんど読まれることのない作品だが、とても重要な意味を持つ作品だ。プルードンはこの作品の中で戦争を特別のものだと考えることをやめ、戦争は平和と表裏一体のものだということを明らかにした。
プルードンは、文明をここまで発展させたのは戦争だという。戦争があってこそ人類はここまで発展してきたのだ。19世紀の西欧をつくりあげている文明とは国家と教会のことであるが、彼によると、これらはその根源にある、他人のものを所有したいという所有欲から発生しているという。だから所有欲が存在する以上、そこに戦争はつねに正当なものとして出現する。
したがって、近代国家の侵略の権利は近代の神聖な権利だという。だからこそどの国家もこの権利を正当な権利だと主張し、戦争は日々行われることになる。そして平和はその代償として戦争によってもたらされるというのだ。
考えてみると、19世紀以降の西欧資本主義の国家の歴史は、日々戦争の歴史であったといってもいい。プルードンは「国家はつねに戦争状態にある」とさえ述べる。
もちろんプルードンは戦争を礼賛しているのではない。その逆だ。戦争を理性的なものとし、それを正当化する国家の論理、それは所有欲の原理であるが、これらを批判しようというのだ。
19世紀前半のナポレオン戦争が、19世紀の戦争に与えた影響は大きい。それが、ヨーロッパ全土を巻き込んだ壮絶な戦争であったからだ。その中から、近代の戦争論の基本的教科書ともなる作品が生まれる。それが、プロイセンの軍人・軍事学者であるクラウゼヴィッツの『戦争論』(1832~34年)と、今のスイス出身の軍人・軍事学者であるジョミニの『戦争概論』(1838年)である。
クラウゼヴィッツは、戦争を「政治的行為であるばかりか、政治の道具であり、彼我両国の政治的交渉であり、政治におけると異なる手段を用いてこの政治的行為を遂行する行為である」(『戦争論』篠田英雄訳、岩波文庫、上巻、58ページ)と述べる。しかし、問題は政治的行為を動かすのが、いったい何かである。
ジョミニは政治的行為よりも、その銃後にある貯蔵と補給という経済的視点に焦点をあてている。いわゆるロジスティック(兵站)だ。広くこの兵站を解釈するならば、それはその国家の生産力を含めた総体的国力である。
近代の戦争は経済力を背景にしている
それは、近代の戦争が経済力を背景にしていることを意味する。戦争を始める前に、どれほどの経済力をもっているかが、勝負の分かれ目ということになる。
だからこそ、国家はその国の経済力のみならず、自らに利する友好国をしっかりと見極め、それらの総合力で勝利を収めることになる。NATOそして、BRICSが、戦争以外の分野でしっかりと結びつき、経済制裁と国際外交を展開するのは、まさにこうした戦争行為の背後にある経済行為の問題だといえる。
資本主義が登場してなぜこれほど戦争が増えたのかといえば、まさに政治が経済と深く関係し、その経済が資本による利潤の拡大と密接につながっているからだ。戦争と経済について最も明確に語ったのは、ドイツの経済学者ヴェルナー・ゾンバルトであり、『戦争と資本主義』(1913年)である。
ゾンバルトは、資本主義の発展は戦争がもたらしたものだと述べている。資本主義の市場拡大、すなわち利潤の拡大が、戦争を引き起こし、その戦争のための軍事技術の発展がさらに資本主義の産業革命をもたらしたのだという。
国家による軍の創設が市場に巨大な需要をもたらしたことは、間違いない。とりわけ軍が組織化され、膨大な武器や被服、食糧備蓄などの需要がもたらされれば、その需要を満たすべく、産業は発展する。大砲の需要が製鉄所の高炉の建設に結びついたことも正しい。
武器需要が資本主義経済発展にとって重要なものであることは、植民地争奪戦争、経済的ライバルの屈服などといった直接的軍事力の行使の問題だけを意味するものではない。経済的システムを含めた自国優位の経済体制が、軍事力によって形成されるからである。
だからこそ、こぞって武器の開発にしのぎを削るのだ。軍事技術の優位が経済的利権の獲得に寄与するならば、経済的裕福さは戦争の上に成立していることになる。
停戦合意よりも武器の輸出
こう考えると、資本主義システムの恐ろしい意味を暴いたプルードンやトルストイの問題意識を、改めて思い出すべきかもしれない。資本主義経済、とりわけ先進国の経済は、かなり長い間長期経済停滞の中にある。新しい発展を促す市場の拡大や新製品の発明がない。その結果、先進資本主義国の経済成長は軒並み弱い。一方、その先進国の消費市場となっていた後進地域は、自ら経済成長を遂げ、今や先進国のお株を奪う状況にある。
ここで先進国は、後進地域を再び従属し、自らの経済発展と優位を確保したいという思惑に駆られる。こうして代理戦争として、ロシアとウクライナの戦争が出現したともいえる。
2つの国はともに西欧の外の地域の戦争といえるが、ウクライナは西欧の代理として、ロシアは後進地域の代理として登場している。この戦争それ自体の最初の原因は、すでに述べたように東西の対決などではなく、スラブ社会の小さな問題にすぎない。しかし、これがいつのまにか世界戦争に発展する大きな問題となったのだ。
この戦争のおかげで、軍事生産市場は活況を呈しはじめた。軍事生産は、裾野の広い分野である。その波及効果を考えると、なるほど好景気も考えられる。これを機会に、各国とも、それまで控えていた武器の生産や軍事費の拡大を、一気に図ろうとしている。今では、軍拡は当然の事実として進んでいる。
しかし国民のほうは、この戦争で経済成長を享受できていないどころか、さまざまな被害を被っている。経済制裁によるエネルギー資源の枯渇、また農産物や工業製品の輸入の困難、それによる物価の上昇である。
ウクライナでの果てしない戦いの中、西欧の市民も最近、政府批判と戦争批判を行い始めている。
西欧のあちこちで展開するデモは、一見すると年金問題であったり、石油問題であったりするが、
最近では明確にウクライナへの武器輸出批判というデモに変わりつつある。
疲弊するばかりの国民
年金の減少、インフレは、戦争の継続、とりわけ政府による武器支援から生まれていると感じはじめているからである。
結局、今の状況は、一部の資本家と国家エリートなどが利益を独占するだけで、国民が疲弊していることだ。
さらには、当事者であるロシアとウクライナでは、この終わることのない高度な武器による戦争で、毎日多くの人々が死んでいるときている。
なんと常軌を逸した話であろう。
これが21世紀の戦争と平和の現実だとすれば、われわれはいまだに19世紀の「戦争と平和」という葛藤から一歩も脱却していないということである。
早くこの悪夢から眼を覚まし、世界戦争へエスカレートする前に、停戦のための外交努力を行うべきであろう。
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「ウクライナ侵攻」ロシア側のまったく違う見え方 #東洋経済オンライン @Toyokeizai https://t.co/yKRCMEE4fc
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) February 25, 2023
ウクライナ、停戦に「ロシア軍撤退必要」 ロシアは中国案を歓迎 https://t.co/bBfDbUVaiv
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ゼレンスキー大統領 中国の停戦呼びかけ文書評価も 今後に注視 | NHK https://t.co/iBkaoM72mg
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