阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

伊万里・大川内山窯  肥前の旅その7               2009年の今日  5月22日に掲載

2020年05月22日 | 友人との九州旅行
伊万里市の大川内山に12年ぶりに行きました。国の史跡指定を受けたせいなのか、別の町のように綺麗に整備されていて驚きました。
買いたいと思ったものもありましたが、旅の途中で重いものはと、億劫になり景観を肌で楽しむだけで終りました。










 大川内山に高麗人の墓があることを今回知りました。薩摩の苗代川焼きの沈壽官家などと同じように、秀吉の朝鮮出兵の折に、優れた高麗の陶工が当地に連行された歴史があるようです。

本ブログの2009年5月掲載分に肥前の旅シリーズがあります。
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佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社は大きな神社でした。   九州シリーズ8/完  祐徳稲荷

2015年11月16日 | 友人との九州旅行
茨城県に「かしま市」があることは知っていましたが、佐賀県に鹿島市があることは今回の九州旅行で初めて知りました。佐賀県の鹿島市の方が市政を敷いたのは早く
後で市になった茨城県のかしま市は「鹿嶋市」とを異体字のに変えて市の名前にしたそうです。
 そして鹿島市に日本三大稲荷に数えられる「祐徳稲荷神社」があることも中尾さんの案内でお参りして初めて知りました。
三大稲荷と称される稲荷はいくつもの組み合わせがあるようですが。(本エントリーの写真は同行した野本さん撮影)





 境内の池には大きな鯉が群れていました。余談ながら、佐賀県小城市に住む中尾さんの話では小城市の清水(きよみず)という地域には鯉を
食べさせる料亭が何軒もあり、小城市民は日常的に鯉の甘煮や洗い鯉こくを食べているそうです。鯉を食べるのは信州や山形、福島などだけかと
思っていましたが、九州にも鯉が普通に食べられている地域があることを知り嬉しくなりました。ネットで調べると明治時代になってから定着したそうです。
ネットから⇒清水(きよみず)の鯉料理の歴史
 佐賀藩主・鍋島勝茂により観世音菩薩を勧請して再興した、清水山見瀧寺宝地院(清水観音)では隣接する清水(きよみず)の滝で滝受け行が行われていました。
明治時代清水観音にやってくる行者や信者の人たちの宿場として創業し、そのお客様達に鯉の刺身を水で洗いにしてふるまったのが小城市での鯉料理の始まりです。
いまでは十軒ほどの鯉料理店が軒を連ねる全国でも珍しい小城市の名所と名物料理です。

 もう一つ余談ながら、神戸市灘区に鹿嶋歯科という歯医者さんがあります。

その看板です。このお医者さんは九州出身なんでしょうか。このセンス好きです。オリジナル写真のブログ掲載は2006年10月8日。
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島原に残っている下級武士の武家屋敷  九州シリーズその7  島原の武家屋敷

2015年11月14日 | 友人との九州旅行
島原城の城内駐車場に車を置いて、武家屋敷跡まで歩きました。150年前までお武家さまが家族で住んでいた住居がいくつか残っています。
一区画が大体90坪で統一されていて、住人はハイランク階層ではないので屋根は上部は藁葺でした。しかし立派な日本家屋で、山口県の長府に残っている
同じく下級武士であった乃木希典の生家とは全く違いました。以前に見学した乃木の家の住いはわずか一室で押入れもないため、一家の夜具はそれぞれ紐でくくって鴨居に
綱を通して天井に吊るされていました。毛利藩が安芸の国から徳川幕府に長州一国に押し込められたとき、もう雇えないと言われた多くの武家たちは殿さまに懇願して
配下の侍は全て毛利家に従い長州に移りました。侍の数が多すぎて、与えられる扶持や住まいは藩の石高の減少に従い、それまでの四分の一ほどになったそうです。
同じ武家でも暮らし向きは徳川側と反徳川側では大きな違いがあったようです。
この毛利藩の長州押し込めが徳川憎しの思いの藩全員の共有になり、後の長州藩の徳川幕府打倒の源流になったと言います。
 道の真ん中には当時の生活用水が今も清流で流れている。








 庭のツワブキがきれいだった。













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島原城もまた美しい城だった。   九州シリーズその6  島原城

2015年11月12日 | 友人との九州旅行
この城の天守閣はそんなに大きな構造物ではない。防御のための実用的な城郭というよりは、力の象徴としての存在だと思った。
権力者としての「おさむらいさまたち」を仰ぎ見させるそのシンボルなんだと。
 町民や農民や職人は、この城が生きて機能していた頃は門前を横切ることも出来なく、ましてや城内に入場など考えることも出来なかった。
職人の家の子孫である阿智胡地亭はそんなことを思いながら美しいお城の中を歩き、また堀の外から島原城を仰ぎ見た。















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雲仙は錦秋を迎えていた    九州シリーズその5  雲仙のローウェイ

2015年11月09日 | 友人との九州旅行
天草から島原半島の口之津港にカーフェリーで渡りました。



島原温泉街はなかなかお洒落で大規模な温泉地でした。コストを抑えて宿泊は国民宿舎にしました。充分快適な宿でした。



和室の三人は温泉にゆっくり浸かり早寝をして、早く起きてまたゆっくり温泉につかりました。
 翌日はやや雨模様とその後の曇り空が残念でしたが、車で登っていく雲仙は何となく六甲山のドライブウェイでのアクセスと似ていました。
ロープウェイにのり、











参上駅から見た景色。











綺麗な模様の錦秋の山肌を堪能しました。


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天草から雲仙へ  島原方面と有明海   九州シリーズその4 雲仙・仁田峠

2015年11月07日 | 友人との九州旅行
天草からフェリーで島原半島の口之津港に渡り、雲仙温泉に泊まった翌日は仁田峠から雲仙のロープウェイに向かいました。峠から真下には島原の街並みが見えました。

死者が多数出た普賢岳の爆発の跡は生々しく残っています。











少し雨がぱらつきましたが、スケールの大きな見晴らしを楽しみました。

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熊本から天草へ 天草の民宿の魚中心の夕食には魂消た!   九州シリーズその3 天草

2015年11月04日 | 友人との九州旅行
熊本城を拝観してから佐賀県小城市から来てくれたN君の車は天草を目指しました。橋を五つ渡って一路天草へ。



ゴルフ場のロッジはシテイホテル並み。

部屋から見たアウトのNo.9ホール

間もなく落日の時間になりました。

ゴルフ場が提携している民宿の夜の料理の旨かったこと。特に刺身の旨さには3人共に唸りました。
 

 
民宿の目の前が小さな漁港で、ここから揚がる魚が市場を経由せず直接民宿の台所に運ばれるのだろうと思いました。
明け方月がまだ残っていました。







 週日パックでプレー代、ロッジ宿泊費、民宿の夕食、朝食込で1540014500円という嬉しい料金設定でした。コースメンテも素晴らしく
また来たいねと車中で声が出ました。ここをネットでチョイスしてくれたN君ありがとう。
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熊本城をゆっくり見て回りました!    九州シリーズその2 熊本城②

2015年11月03日 | 友人との九州旅行
広々した場内を歩きました。再建された歴史的建造物とはいえ、明治維新まで長く町民風情の自分らは、とば口までも入れなかったお武家さまの聖域だと思いながら歩きました。場内は若い韓国人家族が子供連れでいたり、老親を連れた韓国人一族や団体旅行らしい韓国の若い男女が数え切れないほど城見物でいたりして、なるほど韓国人にとって九州は海外観光旅行の一番近い外国なんだと実感しました。韓国の新聞テレビが反日嫌日記事を毎日報道していても、現実の民間韓国人は「我(われ)関せず焉(えん)」のごとありました。しかし熊本城を築城した加藤清正公は文禄・慶長の役で当時の朝鮮を侵略した武将の一人。そのあたりの機微はどげんなっととやろね?

























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さすが熊本城は日本の城のNo.1だ!    九州シリーズその1 熊本城①

2015年10月31日 | 友人との九州旅行
秋風に誘われて熊本、天草、雲仙、諫早と、佐賀県小城市在住の友人の車で周ってきました。初日は熊本城を見て天草で一泊しました。
 もう何年も憧れていた熊本城をようやく拝観することが出来ました。西南戦争の三日前に焼失した熊本城は昭和35年に再建され
見事な姿形を天空に屹立させていました。これだけ見事な石積の城壁は他の城で観たことはありません。
当時日本最高の土木技術の権威者であった加藤清正公の技量の冴えを実感します。ほんに見事じゃねえ! 機会があれば是非と皆さんにに勧めします。
 新神戸から熊本まで新幹線で乗り換えなし。JR西日本の早割チケットは正規料金のほぼ30%割引だ。
 
 熊本市内にはストリートカーが走っていました。





馬肉の肉飯をお昼に食べました。

清正公の銅像





 なお、11月になると別のメンバーで日本の城人気NO.2の姫路城も観覧する予定です。

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高千穂峡の紅葉は少し早かった

2010年11月04日 | 友人との九州旅行
観光組の3人は高千穂峡を訪ねました。苔むした通路に気をつけながら歩きました。








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阿蘇の白川水源は透明な湧き水

2010年11月03日 | 友人との九州旅行
熊本の町を流れて有明海にそそぐ白川。南阿蘇村に水源があります。毎分60トンの湧き水が白い砂を動かしていました。見終わってから入った喫茶店は女性が一人でやっていて、コーヒーを飲む間、なぜか彼女と人吉の餃子の話で盛り上がりました。
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旅館「秀月」 玖珠郡 筋湯温泉の宿

2010年10月29日 | 友人との九州旅行
2日目の宿は旅館「秀月」。今回のメンバーの一人が昨年、学校の同期会で泊まって良かったので推奨してくれました。サービス、食事、温泉、料金共に満足でした。離れ形式の8室には全て24時間入れるかけ流しの露天風呂がついていました。勿論、宿泊客全員が利用できる浴場もあります。


  
料理もおいしかったです。
    


これは朝食



朝起きてもう一度露天風呂に入りました。
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大観峰からカルデラを見下ろす

2010年10月28日 | 友人との九州旅行
阿蘇・九重には初めてきましたが、日本も広いなあと初めて北海道をレンタカーで走った時と同じ思いがしました。九州も各県にそれぞれ特徴があって北海道と同じく何度も訪ねたい土地です。大観峰から見るカルデラにある市町村は太古の湖の底だそうですが、広大な火山湖があったことを実感しました。












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高千穂神社の大杉

2010年10月27日 | 友人との九州旅行
観光組はまずレンタカーで宮崎県西臼杵郡高千穂町にある高千穂神社に向かいました。高千穂町は宮崎県の最北部に位置し、大分県と熊本県に接しています。こじんまりした境内には、源頼朝の命を受けて家臣の畠山重忠が、秩父から当地まで来て植えたという樹齢800年の大杉の他、立派な大木がありました。
 いつもながら大きな樹の傍によると何となく気持ちがシンとします。
太古からの地元の氏族神を祀ったらしいこの小さな神社も、明治政府の国家神道政策のお陰で神話の世界へ編入されたようです。地元の人に尊ばれてこの木々のある空間が保全されてきたことに感謝し、お賽銭を上げ、二礼二拍一礼で拍手を打ちました。
高千穂神社










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阿蘇九重の秋を行く

2010年10月27日 | 友人との九州旅行
10時50分に博多駅中央案内カウンターに7人集合。佐賀県小城市、熊本県人吉市からそれぞれ一人。5名は大阪、西宮、神戸から参加。博多駅でレンタカーを借り、大分道九重を出て、飯田高原と周辺を観光後、久住の牧ノ戸峠を経て阿蘇へ、南阿蘇へ周り『休暇村南阿蘇』に宿泊、翌日、一組はゴルフ、一組は観光。その日は筋湯温泉の『秀月』泊、翌日阿蘇くじゅう国立公園他の観光後、博多駅で解散しました。デジタルカメラの動画なのでやや粗いですが、大観峰から見下ろすカルデラの市町村、中岳の噴火口、阿蘇の草原です。
『201020~23阿蘇九重の秋』
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