四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

中野孝次展

2006-07-15 10:18:46 | 生かされて今日
 港の見える丘公園に隣接している神奈川近代文学館へ参りました。ここの理事長をされていた中野孝次氏の特別展が開かれています。たいへんな読書量、博識、几帳面な字の原稿、大工のお父さんや戦没されたお兄さんへの情など心を打ちます。氏の言葉をメモにしました。『人は老年になってようやく、本来そうあるべき自分自身になるのではなかろうか。もはや自分の気に入らぬ演技を強いられることもなく、本来の自分になることが老年だと私は信じている』
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