図鑑 琉球弧野山の花には、P47 海辺の植物(マングローブとその周辺湿原)にあります。
また、カヤツリグサ科では次の7種が掲載されています。
イガガヤツリ (人里の植物・草本類)
※オオアブラガヤ ※オオシンジュガヤ ※オニガヤツリ
以上 低地・山地の植物・草本類
※シュロガヤツリ ※ヒトモトススキ ※フトイ
以上 海辺の植物・草本類
※ヒゲスゲ (海辺の植物・海岸岩場・草本類)
撮影地 奄美市名瀬総合運動公園
wikipedia
シュロガヤツリ
大型のカヤツリグサ属の一種で、観賞用として栽培され、帰化植物としても繁殖している。
シュロガヤツリ
大型のカヤツリグサ属の一種で、観賞用として栽培され、帰化植物としても繁殖している。
細長い茎の先端に葉を広げたヤシの樹形のような姿となる。この部分の形をシュロの葉に見立てたのが和名の由来らしい。
湿地に生える。根元は水に浸かるか、それに近い程度の水気があるところに生育する。
原産地はマダガスカルである。日本では本州南部以南で帰化している場合がある。河川敷などに群生を作る場合もあるが、それほど激しく繁茂してはいない。
観葉植物として持ち込まれたもので、現在もそのために栽培されることが多い。大柄で耐寒性があるため、露地栽培されることが多い。野外への逸出もこのためにたやすかったものと思われる。カミガヤツリもよく栽培されるが、葉状の苞がない。