2011年製作/89分
配給:ビターズ・エンド
会社一筋の生活を定年で終えたセールスマンが、
これから第二の人生を、と思ったやさき
重度のがん告知を受けてしまう。67歳。
死まであっという間の出来事を実の娘がドキュメンタリー映画にする。
淡々とした軽いタッチの展開。
ついつい見てしまったが、映画としては面白いものではないのだが。
登場する家族や、母親、孫たち、嫁、医者、神父は、もちろん
脚本などないのだから、けっこう参考になったり、
幼い孫たちの状況認識にもけっこう感心した。
また、映画に登場しない、登場人物の人生など、想像してしまいますね。
自らの死を見据えながらも、
サラリーマン時代の「段取り上手」そのままに、
死後の段取りを快活にこなしてみせる主人公の笑顔が、、
見る人の人生をもストレートに照射するのだろう、
実話だけに。
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ただ、NHKスペシャルとどう違うの?という気がしないでもないが、それは、もう一度見直すと分かるのかも知れない。」