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ボーヴォワール『老い』 2021年7月 (NHK100分de名著) ムック – 2021/6/21

2021年07月20日 | 本と雑誌

ボーヴォワール『老い』 2021年7月 (NHK100分de名著) ムック – 2021/6/21
上野 千鶴子  (著)
5つ星のうち4.3    47個の評価
ベストセラー1位 - カテゴリ 選定図書総解説・目録

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きのう4回放送は終了した。1回放送後に読了した。

今回は司会の伊集院光さんのトークが光る。
伊集院さんの当意即妙な反応、コメントには、毎回必ず指南役の先生方が、驚き大きくうなづかれる場面があるのだが、
今回は、特に場が盛り上がりを見せていたと思う。53歳なのだそうですが、天才的ですね。


若いころ、ボーヴォワールの「第二の性」だけを読んで、有名な「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」
以外はすべて忘れてしまった。

が、それに比べると『老い』は、理屈臭くなく深くうなずく部分もあり、今風でもある。

今風であるというのは社会(学)的でもあるあるということになるのだろうが、

そりゃあないよ、という部分もあって、それが分かるのは、自分が老いたからだろうとも思った。

シモーヌ・ド・ボーヴォワール (Simone de Beauvoir、1908年1月9日 - 1986年4月14日) は、フランスの哲学者、作家、批評家、フェミニスト理論家・活動家である。

この肩書から見ても、改めて読んでみたいと思わせます。本書は、そう思わせる作りになっていると思います。
(図表や写真も割と多い)