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大相撲7月場所(2021名古屋2年ぶり 観客3800/7407)初日 鹿児島県力士星取表(十両以上)解説:白鵬×明生

2021年07月05日 | 大相撲

5日(日)の大浜

大相撲7月場所(2021名古屋2年ぶり 観客3800/7407)初日 鹿児島県力士星取表(十両以上)

幕内
 
明生(瀬戸内町)25歳 7/24生 立浪部屋 最高位前頭 2
西小結1 *          0勝1敗

白鵬192cm158キロ
明生180cm151キロ

数字ほどの対格差は感じない。

白鵬36歳
明生25歳

若い明生の体にはハリがある。

幕内で10年相撲を取れば体はボロボロといわれるなかで
白鵬はもう14年。

しかも111日ぶりの本場所の土俵で、成長著しい若い明生との対戦。(横綱の初日の対戦相手は小結という慣例がある)

さて。

立ち合いの張り差しをものともしない明生。
白鵬は踏み込みめずやや後退。

すぐに明生得意の左四つ。白鵬は得意の右四つになれい。

しかし、がっぷり組んだ白鵬を一瞬ではあるが持ち上げながら
寄る明生。こんは白鵬見たことない。

なおも寄る明生を強引に持ち上げるが、あとが続かない白鵬。

土俵際からすぐに反攻に出たのは明生だった。

自分の形で白鵬を土俵際へ追い込む明生。力もうまさも気合も十分だ。

あせった白鵬が、強引な下手投げに出るが、明生は外掛けでしのぐ余裕も。

しかし結果的に、このタイミングが白鵬に味方した。

白鵬の強引な投げは効いておらず、決まり手は、すくい投げでも下手投げでもなく、掛け投げだった。

白鵬が明生よりよかったのは、この掛け投げのうまさと、
鬼に形相に現れた初日白星への執念の強さだけだった。

:::

明生の四股名は、本名の下の名前である。
生まれそだった島の土俵で、めいせい、がんばれ~の応援の声を味方につけようと師匠の立浪親方と
相談してつけた、と親方がラジオで先場所解説していた。

コロナ禍で、声を出しての応援は自粛を求められているドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)の
客席のどよめきが、その声援に聞こえてきそうな白熱の相撲だった。

千代丸 一樹(志布志市)4月17(30歳)九重部屋 最高位 前頭 5
東前13 *             0勝1敗

 

大奄美(龍郷町)28歳12/15生 追手風(おいてかぜ)最高位前頭 11
7月 東前14 *         0勝1敗

 

千代ノ皇(与論町)30歳 5月27 九重部屋 最高位 前頭 14
7月 西前14 *       0勝1敗