『ハクソー・リッジ』本予告編
たまたま、名瀬の書店で見つけた『アメリカの教会~「キリスト教国家」の歴史と本質』 (光文社新書) 新書 – 2022/10/19
という本の読み始めのところで(P42)この映画を知りさっそく視聴した。
ハクソー・リッジとは’金ノコギリのような断崖というような意味で、
映画では後半から、1945年4月26日に始まった沖縄浦添市の”前田高地の激闘”の様子がリアルな強烈な至近距離での日米の白兵戦の様子が描かれている。思わず目をそむけたくなるようなシーンの連続。
wiki 嘉数の戦い(かかずのたたかい)とは、太平洋戦争末期の沖縄戦において、嘉数高台をめぐって1945年4月8日(7日)からの16日間に行われた戦いである。この戦いは沖縄戦最大級の戦闘の1つとしても知られるほどの激戦であった(前田の戦い他を含むことがある)。
主人公のT・ドスは田舎で暮らす※セブンスデー・アドベンチストの青年信徒で、
”良心的兵役拒否”もできるが、自身の信念から銃を握らず衛生兵として従軍し浦添前田高地に立った。
戦争映画、戦争ドラマと評されるが、日本人にはピントこない”良心的兵役拒否”がおそらくこの映画の肝心なところだろう。
日本兵の姿ももちろんあるが、セリフはほとんどない。それがなんとなくワルモノに見えなくもないが、そういう話ではないと思う。
日米の国家の成り立ち、宗教の違いなどについても考えさせられる。
偶然の出会いの『アメリカの教会~「キリスト教国家」の歴史と本質』 (光文社新書) 新書 – 2022/10/19は現在、ワイドショーや国会中継を賑わしている宗教問題(あまりにも違いすぎる)を考えるにもタイムリーであった。
ちなみに主演はどこかでみたことのある俳優だと思ったら、
2016年の『沈黙 -サイレンス-』(Silence)アメリカ合衆国の歴史ドラマ映画。遠藤周作の小説『沈黙』を原作とする。監督はマーティン・スコセッシ。
のセバスチャン・ロドリゴ神父役を演じたアンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield, 1983年)だった。
このブログ netflix de 『沈黙 -サイレンス-』マーティン・スコセッシ監督版 2016年
2020年10月24日 | 映画
※セブンスデー・アドベンチスト教会(セブンスデー・アドベンチストきょうかい、英: Seventh-day Adventist Church、SDA)は、19世紀アメリカの再臨待望運動を源流とする、自らを聖書主義のプロテスタントとするキリスト教会の教派。信徒数は2000万人を越え、209の国々で活動。教育、医療、食品、出版、放送、福祉など諸事業活動も行われている。
参考
【琉球放送】RBC NEWS https://youtu.be/Dr2c07UuDw4