『日本で一番悪い奴ら』2016年6月25日公開の日本映画。
TVドラマ、アンチヒーロー放送と、鹿児島県警不祥事隠ぺい疑惑の報道がタイミングが話題になっている。(疑惑はまだまだ展開がありそうだ。疑惑と言いつつはやくも”再発防止”?)
そのつながりで検索していたら、警察や検察、司法の闇にかんする映画やドラマyoutube動画などがいくつか見つかった。本作はそのひとつ。
猛スピードで展開する物語に引き込まれ、最後まで見た。(1.5倍速+10秒送り)
テンポがいいのはそれはいいのだが、暴力シーンは控えめにして、その分もう少し事件の背景の掘り下げや本質に迫るスタンスも見せてほしかった。ピエール瀧は名演だった。
2016年製作/135分/R15+/:東映、日活
Wikipedia原作は稲葉圭昭による『恥さらし ―北海道警 悪徳刑事の告白―』(講談社文庫)であり、稲葉事件をモチーフに、現役警察官による覚せい剤取引や拳銃売買、そして背景にある警察の組織的な裏金作りや不祥事、それに翻弄され没落していく道警刑事を描いた作品