wikipedia 『シンドラーのリスト』(英: Schindler's List)は、スティーヴン・スピルバーグ監督・製作、スティーヴン・ザイリアン脚本、1993年のアメリカの歴史映画。原作はオーストラリアの小説家トーマス・キニーリーによる1982年の小説『シンドラーの箱舟』。日本での公開は1994年2月。配給はUIP。
本やTVなどで知ってはいたのだが、観たのは初めて。
聞きしに勝るすごい映画だった。映像、音声ともに。
第二次世界大戦時にドイツによるユダヤ人の組織的大量虐殺(ホロコースト)が東欧のドイツ占領地で進む中、ドイツ人実業家オスカー・シンドラーが1100人以上ものポーランド系ユダヤ人を自身が経営する軍需工場に必要な生産力だという名目で絶滅収容所送りを阻止し、その命を救った実話を描く。ホロコーストに関する映画の代表的作品として知られる。
「命のビザ」の 日本の外交官杉原千畝(すぎうら・ちうね)は、東洋のシンドラーと呼ばれた。
同様のテーマの戦場のピアニスト(2002年)
カンヌ映画祭では最高賞であるパルムドールを受賞したユダヤ系ポーランド人のピアニストの体験記を脚色して映像化している。ピストル一発で次々と人が死んでいく点では似ているが、
本作は、ドイツの指揮官がよりニヒルに描かれている。指揮官もまた精神を病んでいたのだろうか。
関連記事このブログ 映画『戦場のピアニスト』、原題: The Pianist フランス・ドイツ・ポーランド・イギリスの合作。2002年公開。
2023年08月02日 | 映画
吹き替え音声だが、効果音などはそのままでセリフのみを吹き替えたのだろう。
その効果音が、超リアルだ。
緊迫した場面で、部屋に入る指揮官の軍靴が床を踏む音、立ち止まり再びこちらに向かうときは皮のブーツのきしむ音もはいる。部屋では生殺与奪の権を奪われた女性が息を飲む。にらみつける指揮官の唇が開く音も鮮明に入る。
静寂のなかでソファーと軍服の擦れる音も。見ているこちらの緊張感を煽るような音と映像が随所にみられる。
パートカラー(白黒なのに一点だけ色がつく)「赤い服の少女」は1:08分頃が初出です。
ナチス側に立った会社経営者として金儲けをしていたシンドラーはそのユダヤ人少女を見つけて、いままでの考えを改めます。
蝋燭の灯 冒頭、二台の「燭台のロウソク」に誰かがマッチで火を灯す。1:26秒頃祈りの歌が終わり火が消えるまでカラー。その後白黒の映像が始まる。「ラストシーン」、パートカラーはこの三つです。