190506 奄美大島湯湾岳のソメイヨシノの観察 令和初
このソメイヨシノは、平成31年の3月25日に花をつけて、もう一か月あまり。
奄美大島湯湾岳(yuwan_dake)のソメイヨシノ 一輪だけ「開花」 まだ咲いている緋寒桜
2019年03月25日 | 桜の観察
令和になっても、いまだに満開になりません。
これが、今年は「満開」なのかもしれませんが、過去にも、天候不順で、満開をあきらめていたところ、桜前線が津軽海峡をわたったあと、05月15日(2009年)に、満開になった事例もある。満開といっても、ソメイヨシノにとっては全国でもっとも厳しい生育環境と思われる南の島の山の中では、TVで見る本土のたわわな満開の半分ほどもいけばいいほうとは思いますが。
花はいびつで不完全、おしべやめしべもそろっているのは、ほとんどありません。
きのう何気に見た5月2日放送の「植物に学ぶ生存戦略2(NHK・Eテレ)の再放送で、
梅の花は、夜の繁華街のネオン同様、数多くの花を咲かせることで他の種類の植物よりも送粉者の目を引きやすくし、受粉を確実にする戦略の一方で、めしべのある本物の花以外に、それとほぼ同数のめしべのない花も咲かせることで消費するエネルギーを抑え、労力の低コスト化を実現しているという話を聞いた。
梅の花は、夜の繁華街のネオン同様、数多くの花を咲かせることで他の種類の植物よりも送粉者の目を引きやすくし、受粉を確実にする戦略の一方で、めしべのある本物の花以外に、それとほぼ同数のめしべのない花も咲かせることで消費するエネルギーを抑え、労力の低コスト化を実現しているという話を聞いた。
このソメイヨシノもまだふくらんだツボミがだいぶ残っているので、そのほうにエネルギーを温存しているのだろうか。(といってもソメイヨシノは実をつけないのだが)
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2009年05月15日日記・エッセイ・コラム