応援だって、” 見送りだって、全力だ。” 別れの季節はつづく 名瀬港の場合 その2 マリックスライン クイーンコーラル プラス Marix Line queen coral plus 大幅遅れの10時10分頃 鹿児島向け出港 さっき pic.twitter.com/uB9V1QtiSm
? 奄美海風荘 (@amami_kaihu_so) 2014, 3月 27
「応援だって全力だ」は、第86回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援)の応援ポスターのキャッチコピーです。
奄美市のスーパーなどに、大島高校の名前入りのポスターが貼られている。イメージキャラクター」を務める女優、 小芝風花さん(16)が、さわやかな表情で自転車に乗っているあのポスターです。スポンサーはNTTドコモでした。校名の入った同じポスターが各出場校の地域に貼り出されているそうです。
旗を持った人や、大高ののぼりを持った人がいますが、
これはどのようなお見送りの人たちなんでしょう?
お見送りといえば、
「男はつらいよ」で集団就職の子供達に感激し、寅さん自身が汽車に乗り遅れて大爆笑、
なんてのもありましたね。
通りすがりなので想像ですが、これは部活の先生の転勤のお見送りだろうと思います。
他にもいろいろな先生方がいらっしゃったと思います。
連日、奄美大島の各地の小学校中学校ののぼりも見ます。のぼりには写真を印刷したものもあります。
さまざまの人たちが利用するフェリーですが、このような別れの光景は、ふだんは、ほとんど見かけません。やはり今頃の季節、学校関係が多いのでしょうか。
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もし、思い違いでしたらごめんなさいね。
寅さんのお見送りと言えば、あの、実の母、菊さんが登場する、第7作ではありませんか?
みやこちょうちょうさんにむかい寅さん「も、もし人違いでしたら、ごめんなさいね。
もしや、あなたは、お菊さんとは申しませんか」とかいう、あの。母役はみやこちょうちょうさんだったかなあ。
男はつらいよ、花の名の登場人物。
さくらに、加計呂麻島のリリーさん、菊さん、蝶ちょも加えると、
これでブログ記事ができるのですが、
寅さんにとって重要人物ばかりだなあ。
美しい情景ですねえ。
うろ覚えですが
僕らの頃なんていうのは
4月の始業式にならないと
校長先生が転勤の発表をしてくれないんですよ。
一応、お別れの挨拶で
転勤する先生も始業式には来てるんですが
次の日からは、もう来ません。
だから、島のそういった事、羨ましいです。
人間の血が、通ってます。
寅さん、そうです。
第7作です。
おじさん、さすがですねえ。
ミヤコ蝶々、転載的な演技です。
この回は、今じゃ使うことがタブーとされている、
知恵遅れだとかおつむがあれだとか、
直接的な台詞もあり、
かなりあけすけに障がい者の事を描くんですが
それも山田監督の味だと思います。
想像をたくましく、この船の中や外のデッキにはさまざまのところからやってきた人たちがさまざまな状況で出港をまち、またこの時間の前にもさまざまな別れのシーンがが・・・・。手前のコンテナの陰には、あっ、・・と、寅さんが、ひっそりと2階の美人・・・。
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>今じゃ使うことがタブーとされている
監督は、失われていく風景と共に失われていく言葉も記録として残そうとされたのでしょうか。
当時でもびっくりするセリフが、毎回あったように思います。
それで、人気や、評価を落としちまうのも覚悟のうえで。
それを使えなくすると、使ってない人たちは、困らないのですが、寅さんは困るどころの話ではありません。
以心伝心はいいですが、集団が言葉を失い、かわりに空気を読むようになると、ウソ社会の出来上がりです。もの言えば唇寒し・・(今ではサイト炎上?)、寅さんはそのことに警鐘を鳴らしたのではないでしょうか。ミヤコ蝶々さんも、負けてはいませんでしたなあ。もう、なんかこう、すごいですね。日本中が東京目線にならないためにも寅さんは旅に出たのではないでしょうか。
男女や家族の言葉による意思の疎通の問題は、山田作品を考える上でとても重要な点です。
東京家族のラストもそうでしたね。(おっとまだ観ていなかったか)
空気を読んでばかりいないで、しゃべれ。このモチーフは、映画「モナ三410」のシリーズにも通低していますね。うーむ。つづく。