
梨園は、人の背丈くらいの高さに枝をが伸びるように、剪定したり矯正している。
交配、摘果、袋賭け、収穫などの作業がしやすい高さにしているのだろうと思う。
太陽がよく当たるように枝の間隔も、うまく取っている。
ここまで木を育てる生産者の苦労が、梨の木の下に入ってよく分かった。

もっと離れた場所からの遠望では、どんなにか美しいだろうと思ったが、梨園の続く高原なので適当な小高い所を見つけることができなかった。
何しろこの地域は、終戦間際ごろ、「阿田峰飛行場」があったか、建設中だったかした広い場所である。
女学校の時、勤労奉仕にここまで行ったという話しを、何人かの人に聞いている。
当時国民学校2年くらいだった私は、この話を聞いたのはずっと後の事である。

青空の下でその白さが眩いほどだ。
この大和の澄んだ空気の中で美味しい梨が育てられている。
