
近くに行くとピンクの華やかな色が目に飛び込んできた。
「珍しい桃の花が咲いているよ」
そう知らせてくれたのは、いつもごろごろ水を一緒に汲みに行く友人だ。
そう広くない庭だが家を囲むように4~5本の木がある。
だから家がピンクの中にあるように見える。


そういって一枝切ってくれた。
あるじが「桃の花」と言うのだから桃に違いない。
貰った花を見つめながら、ネットの図鑑で調べた。
「あった!あった!」菊桃。
園芸品種で「よく見かける」と書いてあったので、珍しいと思ったのは教えてくれた彼女と、私だけなのかもしれない。
でも私にとっては初めて見た美しい菊桃に感動したのは事実である。
