今まであまりよく観察していなくて、快晴の時のタンポポの咲く様子を綺麗だと横目で見ながら、トリムコースを歩いていた。
画像3枚ともよく晴れた日のタンポポだ。
ところが昨日、明け方まで雨が降っていてトリムコースも所々水溜りのある状態の朝だった。
勿論太陽は、厚い雲のなかだ。
タンポポの土手を通る時なんだか寂しい。
「黄色の色彩がない」「タンポポが見えない」
傍に行って見ると、花は皆閉じて萼が花びらを包んでいる。
タンポポは眠っている様子である。
蕾であっても、黄色が目に付くのは、もうすぐ開花するために、花びらが広がりつつあるし、萼はその花びらに沿っているから、眠りの状態ではない。
昨日は雨が降ったらいけないと、カメラを持っていかなかったので、緑だけの土手を撮ることができなかった。
タンポポについて調べると、
『日光に忠実な花で、太陽が出ると開き、夕方閉じるし、雨や曇りの日も閉じたまま』だということが分かった。
今日は天気予報は晴れである。
きっと、眠りから覚めて輝くような黄色い色で土手を飾ることだろう。
ここのタンポポは全て日本タンポポである。
萼が反り返らず花に沿っている。