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ブログ友のマオママさんと一緒に、「お天気でよかったね」を連発して、ゆっくりのんびり立ち止まり立ち止まりしながら案山子ロードを歩いた。
9月14日~19日まで「案山子ロードシリーズ」をUPしているので、今回は棚田風景の季節の移ろいを見つけることにした。
前回来た時には、緑色だった稲が黄金色に変わり、所々で稲刈りや、稲の天日干しのはざかけが見られた。
近年当地では、はざかけはあまり見られない。
途中でおばあちゃんに連れられた幼い兄弟と出会った。
お兄ちゃんが手にしていた「オンメバッタ」を見せてくれた。
その後、お兄ちゃんは、そのバッタをそっと叢に置いてやったのを見て、優しい光景に出会えたと心が和んだ。
もう一つ、笠地蔵案山子の前の花筒に、コスモスとススキが供えてあるのを見た時、その花がまだ生き生きとしている様を見て、たぶん村の人なのだろうと、ここでも、この村の優しさを見た思いがした。
朝風の頂上休憩所の丸太のベンチに座って、おしゃべりに花を咲かせた。
マオママさんが高齢のお母さんと北海道に行ったお話や、そのお母さんがとても手先が器用で手芸作品などなど作って、まだまだ現役とのお話にお二人の優しさのおすそ分けを頂いた秋の空の下だった。