
全体像は以前の「案山子ロードシリーズ」にUPしたが、足だけを撮った画像は、未公開だった。
布草履が可愛かったのと、下の車道の傍らに「あすか川飛び石」の標識があったので、その飛び石のある所に行って見ようと思っていたから、そこに行った時にUPしようと残していた。


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畦道のように細い道である。
古代の人達が踏みしめて対岸へ渡ったであろう道だ。
水音がして狭い川幅の、飛鳥川が目に入ると同時に、そこに「飛び石」あった。
飛び石を渡りながら古代へと誘われるような不思議な思いに包まれる。
渡りきったところに、万葉の歌碑があった。
明日香川 明日も渡らむ 石橋の 遠き心は 思ほえぬかも 作者不詳 巻11-2701
犬養先生の揮毫の歌碑と、万葉の歌とその大意の碑がある。
橋のなかった古代の人達の川を渡る手段は、このような飛び石だったのかと古への浪漫のある地にいる感動が、足裏から伝わってくる。

